- 第1章 知らない世界をすぐ否定すると、なぜ可能性が狭くなるのか
- 第2章 なぜ人は、知らない世界を「怪しい」「自分には無理」と感じるのか
- 第3章 オープンでいる人が、あとからチャンスとつながりやすい理由
- チャンスは、突然現れるように見えて、実は前からそこにある
- 同じ出来事が起きても、「チャンス」に見える人と見えない人がいる
- 「知っている」だけで、未来の選択肢は増える
- 今の自分が必要としていないものを、未来の自分が必要とすることはある
- 昔聞いたことが、ある日突然つながる瞬間がある
- オープンでいるというのは、「未来の自分に情報を残しておく」こと
- 私も、最初から人生を変えるつもりでこの世界に来たわけではない
- 人生は、最初から全部理解して進むものではない
- 「今すぐ役に立つか」だけで判断しない
- オープンでいる人は、「種」を持っている
- ただし、何でも抱え込む必要はない
- チャンスをつかむために必要なのは、常に走り続けることではない
- 今日できることは、「気になるもの」をひとつ残しておくこと
- 未来につながる道は、今はまだ「ただの情報」に見える
- 第4章 「今はやらない」と「最初から否定する」はまったく違う
- 第5章 飛躍する直前に、諦めて立ち去らないために
- 新しいことは、最初ほど「何も起きていない」ように見える
- 初心者ほど、「結果が出ない期間」が怖い
- 成長は、毎日わかりやすく見えるものではない
- 「何も変わっていない」と思う時期にも、積み上がっているものがある
- 点だったものが、あとから線になることがある
- ただし、「続ければ必ず成功する」という話ではない
- やめる前に、3つだけ確認してみる
- 「向いていない」は、とても便利な言葉でもある
- 他人の「今」と、自分の「途中」を比べない
- 私も、最初から「今の自分」が見えていたわけではない
- 飛躍する直前は、自分では「直前」だとわからない
- 続けるか、やめるか。その間にも選択肢はある
- オープンでいるというのは、自分の成長にも余白を持つこと
- 最後に立ち去る前に、ひとつだけ自分に聞いてみる
- 人生が動く前には、何も起きていないように見える時間がある
- まとめ章 知らない世界に出会ったとき、これだけは覚えておいてほしいこと
- 文章やコンテンツ販売という働き方を、もう少し知ってみたい方へ
第1章 知らない世界をすぐ否定すると、なぜ可能性が狭くなるのか
新しい働き方や副業の話を聞いたとき、
「なんだか怪しいな」
「そんなことで本当にお金になるの?」
「自分には関係なさそう」
そう感じたことはないでしょうか。
私は、こう感じること自体はまったく不思議ではないと思っています。
むしろ、知らないものに対して慎重になるのは自然なことです。
お金が関わる話なら、なおさらです。
副業。
コンテンツ販売。
SNSを使った仕事。
文章を書いて収入を得る働き方。
会社に勤める以外の方法で収入を作ること。
こういったものに今まで触れてこなかった人からすれば、
「本当にそんな世界があるの?」
と思ってしまうのは当然なんですよね。
だから私は、
何でも無条件で信じてください、と言いたいわけではありません。
ここは最初に、きちんと分けて考えてほしいところです。
疑うことと、
最初から可能性を閉ざしてしまうことは、
同じではありません。
この違いは、とても大きいです。
「知らない」と「存在しない」は別の話
たとえば、
あなたが今まで一度も海外に行ったことがないとします。
海外で生活している人の話を聞いても、
自分自身が経験したことではないので、
最初はうまく想像できないと思います。
でも、
自分が経験したことがないからといって、
海外で生活している人が存在しないわけではありませんよね。
副業や個人で仕事をする世界も、
これと少し似ています。
自分の周囲に、
文章を書いて生活している人がいなかった。
コンテンツを販売している人がいなかった。
会社員以外の働き方をしている人がいなかった。
だから、
「そんなものは現実的ではない」
と感じてしまう。
でもそれは、
本当に存在しないのではなく、
まだ自分の生活圏の中に入ってきていないだけ
かもしれません。
ここを混同してしまうと、
自分がまだ知らないだけの世界まで、
「ありえないもの」
として処理してしまいます。
私は、それが少しもったいないと思っています。
知らないことを否定すると、選択肢から消えてしまう
人は、
存在を知らないものを選ぶことはできません。
これは当たり前のことなのですが、
人生を考えるうえではとても大切です。
たとえば、
「文章を書いて収入を得る方法がある」
と知らなければ、
それを仕事の選択肢として考えることはできません。
「自分の経験や知識をコンテンツにして販売できる」
と知らなければ、
その道に進むこともありません。
「会社員を続けながら、小さく副業を始める方法がある」
と知らなければ、
会社を辞めるか、
今のまま働き続けるか、
その二択しか見えないこともあります。
つまり、
新しい情報を知るということは、
その瞬間に何かを始めることではありません。
まずは、
人生の選択肢をひとつ増やすこと
なんです。
ここを勘違いしてほしくありません。
知ったからといって、
やらなくてもいいんです。
副業を知ったから、
絶対に副業を始めなければいけないわけではありません。
コンテンツ販売を知ったから、
すぐ商品を作る必要もありません。
文章で仕事ができると知ったから、
今の仕事を辞める必要もありません。
ただ、
「こういう道もあるんだ」
と知っておく。
それだけでも十分です。
なぜなら、
今は必要なくても、
数年後の自分には必要になることがあるからです。
今必要ではないものが、未来では必要になることがある
人生は、
ずっと同じ状況が続くわけではありません。
今は会社員として働くことに満足していても、
数年後には状況が変わっているかもしれません。
結婚するかもしれません。
子どもが生まれるかもしれません。
介護が必要になるかもしれません。
会社の働き方が変わることもあります。
体調を崩して、
今までと同じ働き方ができなくなる可能性もあります。
逆に、
今よりもっと仕事を広げたくなることもあるでしょう。
そうなったときに、
以前聞いたことのある情報が、
突然つながることがあります。
「あのとき聞いた副業って、こういうことだったんだ」
「あの人が言っていた働き方、今の自分ならわかるかもしれない」
「あのときは興味がなかったけど、今なら少しやってみたい」
こういうことは、
珍しくありません。
そのとき、
昔の自分が完全に否定していなければ、
もう一度その情報を取りに行くことができます。
でも、
最初に
「そんなの全部嘘でしょ」
「くだらない」
「自分には絶対関係ない」
と決めつけてしまうと、
その情報自体を避けるようになります。
そうすると、
本当は未来の自分に必要だった選択肢まで、
自分で消してしまうことがあるんです。
「今は選ばない」と「最初から否定する」は違う
ここで、ひとつ覚えておいてほしい考え方があります。
それは、
「今は選ばない」と「最初から否定する」は違う
ということです。
たとえば、
副業という働き方を知ったとします。
でも今は、
本業が忙しい。
家族との時間を優先したい。
勉強する時間もない。
それなら、
「今はやらない」
でいいんです。
これは立派な判断です。
自分の状況を見て、
優先順位を決めているからです。
一方で、
よく調べてもいないのに、
「副業なんて全部怪しい」
と決めてしまう。
これは、
判断というより、
可能性を閉ざしている状態に近くなります。
この二つは似ているようで、
まったく違います。
前者は、
扉の存在を知ったうえで、
「今は入らない」
と決めています。
でも後者は、
扉そのものを壊してしまっています。
私は、
人生ではこの違いが大きいと思っています。
オープンでいるとは、何でも信じることではない
「オープンでいよう」
という話をすると、
ときどき、
「じゃあ怪しい話も全部信じたほうがいいの?」
と思う人がいます。
もちろん違います。
何でも信じる必要はありません。
むしろ、
大切なお金や時間を使うのであれば、
きちんと調べるべきです。
誰が言っているのか。
実際にどんな仕組みなのか。
メリットだけではなく、
デメリットは何なのか。
本当に自分に合っているのか。
そこは冷静に見たほうがいいです。
ただ、
調べる前から否定しない。
知らないという理由だけで笑わない。
今の自分には理解できなくても、
「そういう世界もあるのかもしれない」
と、一度保留にしておく。
私が言う「オープンでいる」というのは、
そういう姿勢です。
無防備になることではありません。
何でも信じることでもありません。
判断する前に、まず知ろうとすること。
私は、
これがとても大切だと思っています。
私自身も、知らない世界に出会った一人でした
これは、
私自身の経験から強く感じていることでもあります。
私も最初から、
文章を書いて生きていこうと思っていたわけではありません。
コンテンツを販売する世界を、
昔から知っていたわけでもありません。
むしろ、
そんな働き方があること自体、
最初は知りませんでした。
でも、
あるときその世界を知りました。
そして私は、
「そんなのありえない」
ではなく、
「そんな世界があるんだ」
と思いました。
そこにあったのは、
大きな覚悟というより、
ワクワクだったと思います。
知らない世界だったからこそ、
少し見てみたくなった。
もっと知りたくなった。
その小さな興味から、
私は少しずつこの世界に入っていきました。
そして結果として、
人生は大きく変わりました。
もちろん、
最初から今の状態が想像できていたわけではありません。
この世界に入れば、
絶対に人生が変わると確信していたわけでもありません。
ただ、
最初の段階で扉を閉めなかった。
私は、
それがとても大きかったと思っています。
今でも、
この世界を教えてくれた人には感謝しています。
文章で仕事ができること。
自分の言葉を必要としてくれる人がいること。
経験や知識を、
誰かの役に立つ形に変えられること。
そして、
文章で生きられる世界があること。
私は、
それを知ることができて本当によかったと思っています。
もし最初に、
「そんな世界、あるわけない」
と笑っていたら、
今の私はいなかったかもしれません。
まずは「否定しない」だけでいい
ここまで読んで、
何か新しいことを始めなければいけない、
と思う必要はありません。
この章で伝えたいことは、
もっと小さなことです。
知らないものに出会ったとき、
すぐに否定しない。
「今の自分にはわからない」
と認めてみる。
そして、
少しだけ調べてみる。
興味がなければ、
そのまま離れても構いません。
ただ、
自分で可能性を0にしないこと。
それだけです。
人生を変えるきっかけは、
必ずしも大きな決断から始まるわけではありません。
「そんな世界もあるんだ」
「ちょっとおもしろそう」
「今はやらないけど、覚えておこう」
そんな小さなオープンさが、
何年かあとに、
思いがけない道につながることがあります。
私自身が、
その一人でした。
だから私は、
知らない世界に出会ったときほど、
すぐに答えを出さなくてもいいと思っています。
まずは扉の存在を知る。
そして、
今は入らなくてもいいから、
鍵まではかけない。
そのくらいの距離感で、
十分なのだと思います。
第2章 なぜ人は、知らない世界を「怪しい」「自分には無理」と感じるのか
前の章では、
「知らない」と「存在しない」は違う。
そして、
「今は選ばない」と「最初から否定する」も違う。
というお話をしました。
では、ここでひとつ疑問が出てきます。
そもそも私たちは、
なぜ、知らないものに出会ったときに「怪しい」「そんなの無理」と感じてしまうのでしょうか。
私は、ここを理解しておくことがすごく大切だと思っています。
なぜなら、
「否定しちゃダメ」
「もっと柔軟に考えよう」
と言われたところで、
人はそんな簡単に考え方を変えられないからです。
むしろ、
知らない世界を警戒するのは、
ある意味では当然のことなんですよね。
だからまず、
そんな自分を無理やり変えようとするのではなく、
「私はなぜ、そう感じたんだろう?」
と考えてみてほしいんです。
ここがわかるようになると、
未知のものに出会ったときの自分との付き合い方が、
少しずつ変わっていきます。
人は、自分が知っている世界を「普通」だと思っている
私たちは、
自分がこれまで見てきたものを基準にして、
世の中を判断しています。
たとえば、
子どもの頃から、
「大人になったら会社に就職する」
という環境で育ってきた人にとっては、
会社員として働くことが
ごく普通の選択肢になります。
学校を卒業する。
就職活動をする。
会社に入る。
毎月決まった日に給料をもらう。
こういう働き方を、
家族もしている。
友達もしている。
テレビでも見る。
学校でも、
ある程度その前提で話が進んでいく。
だから、
その世界は想像しやすいんです。
ところが突然、
「個人で商品を作って販売しています」
「SNSを使って仕事をしています」
「文章を書いて生活しています」
「自分の経験や知識をコンテンツにしています」
という人が現れたら、
どうでしょうか。
今までの自分の生活の中に
存在しなかったものなので、
具体的なイメージが湧きません。
何をしているのか。
どうやってお金が発生するのか。
誰がお金を払うのか。
どうしてそれが仕事になるのか。
わからない。
この、
「わからない」
という状態が、
「怪しい」
という感情に変わってしまうことがあります。
「怪しい」の正体は、ただ「仕組みを知らない」だけかもしれない
たとえば、
コンテンツ販売という言葉を
初めて聞いたとします。
「自分の知識や経験をまとめて、
インターネット上で販売する」
と聞いても、
経験がない人からすると、
「そんなものを誰が買うの?」
と思うかもしれません。
これも当然なんですよね。
まだ、
買う人の姿が見えていないからです。
でも、
少し身近な例に置き換えてみると
どうでしょう。
料理が苦手な人が、
料理の本を買う。
資格を取りたい人が、
参考書を買う。
運動方法がわからない人が、
トレーナーから指導を受ける。
パソコン操作がわからない人が、
パソコン教室に通う。
英語を話せるようになりたい人が、
英会話のレッスンを受ける。
これらは、
そこまで怪しいとは感じないと思います。
なぜなら、
普段から見慣れているからです。
そして本質的には、
「自分が知らないことを知っている人から教えてもらうために、お金を払っている」
ということですよね。
コンテンツ販売にも、
これと重なる部分があります。
あることに詳しい人が、
まだそれを知らない人に向けて、
知識や経験、
方法や具体例を、
相手が理解しやすい形にまとめて届ける。
そして、
その価値に対してお金を払ってもらう。
もちろん、
販売されているものなら何でも良い、
という話ではありません。
商品の品質はそれぞれ違います。
きちんと中身を見る必要があります。
でも、
「コンテンツを販売する」
という仕組みそのものは、
私たちが普段から利用している商売と、
まったく無関係なものではないんです。
知らない状態では、
そこまで分解して考えることができません。
だから、
なんとなく怪しく見える。
これは副業だけではありません。
知らない業界。
知らない職業。
知らない技術。
知らないサービス。
知らない文化。
人は、
全体像が見えないものに対して、
不安を感じやすいんです。
初心者には「全体像」が見えていない
私は、
ここがかなり大切だと思っています。
何かを長くやっている人からすると、
「なんでそんなことがわからないんだろう」
と思ってしまうことがあります。
でも、
初めてその世界に触れた人には、
そもそも全体像がありません。
たとえば、
コンテンツ販売について
何年も勉強している人なら、
発信をする。
読者との信頼関係を作る。
相手が困っていることを知る。
それを解決できる商品を作る。
商品の良さを文章で伝える。
購入してもらう。
購入した人に実践してもらう。
こうした流れが、
ある程度イメージできると思います。
でも、
初めて知った人には、
この流れがまったく見えていません。
ただ、
「ネットで何かを売っている人」
に見える。
そうすると、
「どういうこと?」
となります。
そして、
わからない部分が多ければ多いほど、
「怪しい」
という言葉でまとめたくなる。
でも本当は、
怪しいのではなく、
まだ判断できるほど知らない
だけかもしれないんですよね。
この違いは、
とても大きいと思っています。
「自分には無理」も、本当に無理だと判断した結果とは限らない
もうひとつ、
知らない世界に出会ったときに
よく出てくる言葉があります。
それが、
「私には無理」
です。
これも、
私はすごくよくわかります。
新しい世界にいる人を見ると、
その人の「今」しか見えないからです。
文章を書いて仕事にしている人を見たら、
「もともと文章が上手だったんだろうな」
と思う。
SNSでたくさんの人に読まれている人を見たら、
「私にはこんな発信できない」
と思う。
商品を作っている人を見たら、
「私には売れるものなんてない」
と思う。
そうやって、
挑戦する前に、
自分には無理だと結論を出してしまうことがあります。
でも、
ここでも一度考えてみてほしいんです。
その「無理」は、
本当に、
自分で十分に経験した結果として出した結論でしょうか。
それとも、
まだやり方を知らない自分が、できるようになった人を見て感じているだけでしょうか。
この二つも、
全然違います。
できる人を見ると、「最初からできた人」に見えてしまう
これは、
新しいことを始めるときに
よく起きることだと思います。
今うまくいっている人を見ると、
その人が、
最初からそこにいたように感じてしまうんです。
でも、
実際にはそんなことはありません。
今は文章をスラスラ書いている人にも、
何を書けばいいかわからなくて
手が止まっていた時期があるかもしれません。
今は商品を作っている人にも、
「私に売れるものなんてない」
と思っていた時期があるかもしれません。
今は発信を続けている人にも、
最初の投稿ボタンを押すだけで
緊張していた時期があるかもしれません。
私たちは、
その途中を知らないんですよね。
完成した状態だけを見る。
だから、
「この人は特別」
「自分とは違う」
と思ってしまいます。
これは、
知らない世界ほど起こりやすいです。
私も最初から「文章で生きられる人」だったわけではない
私自身も、
最初から今の世界を知っていたわけではありません。
最初から、
文章を仕事にする未来が
はっきり見えていたわけでもありません。
「こういう順番で進めば、
こういう仕事ができるようになる」
なんて、
最初から全部わかっていたわけではないんです。
知らないことがたくさんありました。
見えないこともありました。
でも、
知らないからこそ、
少しずつ知っていきました。
そして、
知ったことをやってみる。
やってみたら、
またわからないことが出てくる。
だから、
また知る。
その繰り返しでした。
今振り返ってみると、
新しい世界に入るというのは、
最初からすべてを理解して飛び込むことではないんですよね。
むしろ、
最初はわからなくて当然なんです。
だって、
未知の世界なんですから。
「わからない」は、悪い状態ではない
ここで、
ひとつ考え方を変えてみてほしいんです。
私たちは、
「わからない」
という状態を、
少し悪いものとして扱いすぎている気がします。
わからない。
だから不安。
わからない。
だから怖い。
わからない。
だから自分には無理。
となってしまう。
でも本来、
「わからない」というのは、
まだ判断材料が揃っていない状態
でしかありません。
良いとも決まっていない。
悪いとも決まっていない。
自分に合うとも決まっていない。
合わないとも決まっていない。
ただ、
まだ知らない。
それだけです。
だったら、
無理にその場で答えを出さなくてもいいと思うんです。
「よくわからないから、もう少し調べてみよう」
でいい。
「今は必要なさそうだから、覚えておくだけにしよう」
でもいい。
「少し興味があるから、無料でできる範囲だけ触ってみよう」
でもいい。
この、
すぐに白黒をつけない
という姿勢が、
私はすごく大切だと思っています。
疑うなら、「否定するため」ではなく「知るため」に疑ってみる
もちろん、
新しいものを疑うことは悪くありません。
私はむしろ、
疑うこと自体は必要だと思っています。
特に、
お金が関わることなら、
慎重になったほうがいいです。
ただ、
同じ「疑う」でも、
二種類あると思っています。
ひとつは、
「どうせ嘘でしょ」
と、
否定するために疑うこと。
もうひとつは、
「これはどういう仕組みなんだろう?」
と、
理解するために疑うことです。
この違いは大きいです。
たとえば、
「文章を書いて収入を得ています」
という人がいたとします。
そこで、
「絶対嘘」
で終わらせるのではなく、
「誰に文章を提供しているんだろう?」
「その文章は何に使われるんだろう?」
「どういう形で報酬が発生するんだろう?」
「どんなスキルが必要なんだろう?」
と考えてみる。
すると、
少しずつ仕組みが見えてきます。
そのうえで、
「これは私には合わないな」
と判断するなら、
それでいいんです。
ちゃんと知ったうえで
選ばなかったのですから。
大切なのは、
選ぶことではありません。
選べるだけの情報を持ってから、自分で決めること。
私は、
それがオープンでいるということだと思っています。
「怪しい」と思った瞬間こそ、ひとつ質問してみる
ここからは、
少し実践的な話をします。
もし今後、
知らない働き方や、
知らない考え方、
知らないサービスなどに出会って、
反射的に
「怪しい」
と思ったら、
その瞬間にひとつだけ、
自分に質問してみてください。
「私は、何がわからないから怪しいと思っているんだろう?」
これだけです。
たとえば、
「コンテンツ販売って怪しい」
と思ったなら、
何が怪しいのかを考える。
どうやってお金が発生するのかわからないのか。
何を商品としているのかわからないのか。
本当に購入者がいるのかわからないのか。
販売している人が信用できないのか。
そもそも言葉の意味がわからないのか。
ここまで分解すると、
「怪しい」という漠然とした感情が、
「私はここがわかっていない」
という具体的な疑問に変わります。
疑問になれば、
調べられます。
人に聞くこともできます。
そして、
調べた結果、
本当に自分には必要ないと思うことだってあります。
それでいいんです。
逆に、
「なんだ、そういうことだったんだ」
となることもあります。
大切なのは、
最初の感情だけで、
最後の結論まで決めないことです。
未知のものにワクワクできる人は、特別に勇敢なわけではない
私は、
未知のものに対して
オープンでいる人というのは、
何でも怖がらずに飛び込める
特別な人ではないと思っています。
怖くてもいいんです。
疑ってもいい。
「本当かな?」
と思ってもいい。
ただ、
そこで完全に閉じない。
「ちょっとだけ見てみようかな」
と、
小さな隙間を残しておく。
それだけです。
私自身、
この世界を知ったときにあったのも、
ものすごく立派な覚悟ではありませんでした。
「絶対に成功してやる」
という強烈な決意から始まったわけでもありません。
それより、
「そんな世界があるんだ」
「なんだかおもしろそう」
という気持ちでした。
私は今振り返っても、
この小さなワクワクを
閉ざさなかったことが大きかったと思っています。
「怪しい」と思う自分を責めなくていい。でも、そこで終わらせない
知らない世界を見て、
「怪しい」
と思う。
「怖い」
と思う。
「私には無理」
と思う。
そこまでは、
ごく自然な反応です。
大切なのは、
その次です。
「怪しい。終わり」
にするのか。
それとも、
「怪しいと思ったけど、私は何がわかっていないんだろう?」
と一歩だけ考えてみるのか。
この小さな違いが、
長い時間をかけて、
自分が見える世界を変えていくのだと思います。
何でも信じる必要はありません。
何でも挑戦する必要もありません。
すべてのチャンスをつかもうとしなくても大丈夫です。
ただ、
知らないという理由だけで、
自分の人生から選択肢を消してしまわない。
そのために、
まずは、
「わからないものを、わからないままにしておける余白」
を持ってみてほしいと思っています。
今はまだ、
答えを出さなくてもいいんです。
その余白が、
いつか自分に必要な道と出会ったとき、
その道を見つけられる余白にもなるからです。
次の章では、
もう一歩先に進みます。
知らないものをすぐ否定せず、
少しだけ扉を開けておく。
そんな「オープンな姿勢」を持っている人が、なぜあとからチャンスとつながりやすくなるのか。
私自身の経験も交えながら、
「今すぐ結果にならないもの」と、
未来の自分とのつながりについてお話ししていきます。
第3章 オープンでいる人が、あとからチャンスとつながりやすい理由
ここまで、
「知らない」と「存在しない」は違うこと。
そして、
「怪しい」と感じること自体は自然だけれど、
その感情だけで可能性まで閉ざさないこと。
そんなお話をしてきました。
では、
少しだけ先の話をします。
私は、
オープンでいる人は、あとからチャンスとつながりやすい
と思っています。
これは、
何かスピリチュアルな話をしたいわけではありません。
「前向きにいれば、いつか運がやってくる」
みたいな話でもありません。
もっと現実的な話です。
人は、
自分が知っているものしか認識できません。
そして、
自分が「関係ない」と切り捨てたものは、
そのあと目の前に現れても、
チャンスとして認識しづらくなります。
逆に、
今は必要なくても、
「こういう世界もあるんだ」
と覚えていた人は、
数年後、
自分の状況が変わったときに、
「あれ、これって前に聞いた話とつながっているかもしれない」
と気づくことができます。
私は、
この差がものすごく大きいと思っています。
チャンスは、突然現れるように見えて、実は前からそこにある
人生が大きく変わった人を見ると、
ある日突然、
ものすごいチャンスが舞い込んできたように見えることがあります。
たとえば、
副業を始めて収入が増えた人。
転職して働き方が変わった人。
SNSをきっかけに仕事が広がった人。
自分の商品を持つようになった人。
フリーランスになった人。
そういう人を見ると、
「いいな。タイミングがよかったんだろうな」
と思うことがあります。
もちろん、
タイミングはあります。
人との出会いもあります。
運の要素だってあります。
でも、
その人がそのチャンスをつかめた理由は、
チャンスが突然現れたからだけではないと思うんです。
もっと前から、
その世界について知っていた。
なんとなく興味を持っていた。
少し調べたことがあった。
誰かの話を聞いていた。
自分にはまだ早いと思いながらも、
完全には閉ざしていなかった。
そうやって、
少しずつ情報が自分の中に溜まっていたからこそ、
必要になったときに気づけた。
私は、
そういうことが多いと思っています。
同じ出来事が起きても、「チャンス」に見える人と見えない人がいる
少し具体的に考えてみましょう。
たとえば、
二人の人がいるとします。
どちらも会社員です。
どちらも今すぐ副業を始めるつもりはありません。
ある日、
知人から、
「最近、文章を書く仕事をしているんだ」
という話を聞きました。
一人目は、
「へえ、そんな仕事もあるんだ」
と聞きました。
でも、
今は忙しいので、
特に何もしません。
ただ、
文章を仕事にできる人がいるということだけは覚えていました。
もう一人は、
「そんなので稼げるわけないでしょ」
と思い、
それ以上話を聞きませんでした。
そして数年後。
二人とも、
仕事の環境が変わります。
残業が増えた。
家族との時間を増やしたい。
もう少し収入源を増やしたい。
そんな状況になったとします。
このとき、
一人目の人には、
以前聞いた話が戻ってくる可能性があります。
「そういえば、文章を書く仕事があるって聞いたことがあったな」
「少し調べてみようかな」
となるかもしれません。
ところが、
二人目の人はどうでしょう。
最初の段階で、
「そんなものはありえない」
としているので、
そもそも選択肢に入りません。
同じ時代に生きていて、
同じような情報に触れていても、
見える道が違ってくるんです。
私は、
オープンでいることの大きな価値は、
ここにあると思っています。
「知っている」だけで、未来の選択肢は増える
何かを知ったからといって、
すぐ行動する必要はありません。
むしろ私は、
すぐ行動しなくてもいいと思っています。
人には、
それぞれタイミングがあります。
仕事が忙しい時期もある。
子育てで手いっぱいのときもある。
健康を優先したほうがいいときもある。
家族との時間を大切にしたいときもある。
お金を使う余裕がないこともある。
だから、
「今すぐ始めない=機会を逃した」
ではありません。
大切なのは、
知ったことを、自分の世界から消さないこと
です。
「今の私には必要ない」
で止めておく。
「でも、こういう選択肢があることは覚えておこう」
としておく。
それだけでも、
未来は変わります。
なぜなら、
未来の自分が何を必要とするかは、
今の自分には完全にはわからないからです。
今の自分が必要としていないものを、未来の自分が必要とすることはある
これは、
働き方だけの話ではありません。
たとえば、
昔は健康にまったく興味がなかった人が、
体調を崩したことで食事や運動を意識するようになることがあります。
昔は投資に興味がなかった人が、
家族ができたことでお金について学び始めることがあります。
昔は地方移住なんて考えたこともなかった人が、
働き方が変わったことで、
「都会に住み続けなくてもいいかもしれない」
と思うこともあります。
昔は文章を書くことなんて仕事にならないと思っていた人が、
副収入が必要になったことをきっかけに、
ライティングについて調べ始めることもあります。
人は、
置かれる状況によって、
欲しいものも、
避けたいものも、
大事にしたいものも変わります。
今の自分に必要ではないからといって、
一生必要ではないとは限りません。
この感覚は、
すごく大切だと思っています。
昔聞いたことが、ある日突然つながる瞬間がある
私自身、
人生の中で、
「昔聞いたことが、あとから急につながる」
という経験を何度もしています。
そのときは、
特別重要だと思っていなかった。
ただ、
「へえ、そういう考え方もあるんだ」
くらいで聞いていた。
でも、
数年後。
自分自身が似た状況になったとき、
突然、
その言葉の意味がわかる。
「あの人が言っていたのは、こういうことだったのか」
と思う。
こういう瞬間があります。
人って、
聞いた瞬間にすべてを理解するわけではないんですよね。
そのときの経験。
置かれている環境。
抱えている悩み。
今まで見てきたもの。
そういうものによって、
同じ言葉でも受け取り方が変わります。
だから、
今ピンとこないことが、
未来でも意味がないとは限らないんです。
オープンでいるというのは、「未来の自分に情報を残しておく」こと
私は、
オープンでいることを、
ある意味では、
未来の自分に情報を残しておくこと
だと思っています。
今の自分が、
すべてを決めなくていい。
今の自分が、
一生分の選択をしなくてもいい。
「こういう道がある」
という情報だけ、
未来の自分に渡しておく。
そして、
未来の自分が必要になったとき、
改めて選べばいいんです。
これなら、
無理がありません。
何かを知るたびに、
全部挑戦していたら、
時間もお金も足りません。
だから、
全部やらなくていい。
でも、
全部否定もしなくていい。
この中間にいることが、
私はすごく大事だと思っています。
私も、最初から人生を変えるつもりでこの世界に来たわけではない
私自身の話をすると、
私は最初から、
「この世界で絶対に成功する」
と思って入ってきたわけではありません。
むしろ、
未知の世界でした。
知らないことだらけでした。
でも、
知らないからこそ、
私は少しワクワクしたんです。
「そんな世界があるんだ」
「文章がお金になるんだ」
「自分の言葉を必要としてくれる人がいるんだ」
「こういう生き方もあるんだ」
と。
今振り返ると、
そのときの私は、
何かを確信していたわけではありません。
将来、
どんな働き方をするのかもわからなかった。
どれくらい収入になるのかもわからなかった。
自分に向いているのかもわからなかった。
ただ、
扉を閉めなかった。
「少し見てみたい」
という気持ちを、
消さなかった。
それだけだったと思います。
でも、
その小さな姿勢が、
今につながっています。
人生は、最初から全部理解して進むものではない
新しいことに出会うと、
私たちは、
つい最初から正解を求めてしまいます。
「これを始めたら、本当に成功しますか?」
「この道を選んで、後悔しませんか?」
「自分に向いていますか?」
「何年後に結果が出ますか?」
でも、
そんなこと、
最初から全部わかる人はいません。
どんな仕事を選んでも、
どんな人と出会っても、
どこに住んでも、
未来は完全には読めません。
だから、
人生の選択で必要なのは、
最初から答えを全部知ることではなく、
進みながら確かめられる余白を持つこと
なのだと思います。
少し知る。
少しやってみる。
違ったら戻る。
気になったらもう少し進む。
その繰り返しです。
「今すぐ役に立つか」だけで判断しない
ここも、
私はすごく大切だと思っています。
私たちは、
情報を見ると、
すぐに
「これ、今の私に役立つ?」
と考えます。
もちろん、
それ自体は悪いことではありません。
でも、
全部を即効性だけで判断すると、
未来につながるものを捨ててしまうことがあります。
たとえば、
今は文章を書く必要がない。
今は副業する必要もない。
今は商品を作る予定もない。
だったら、
「関係ない」
と思ってしまう。
でも、
そこで完全に切り捨てる必要はありません。
今使わなくても、
知識として残しておけばいい。
人との出会いも同じです。
今すぐ仕事につながらなくても、
数年後にその人の言葉が必要になるかもしれない。
今すぐ意味がわからなくても、
あとから理解できることもある。
だから、
「今すぐ役立つか」
だけで、
すべての価値を決めないこと。
これは、
長く人生を考えると、
かなり大切だと思っています。
オープンでいる人は、「種」を持っている
少しだけ、
イメージしやすい言葉にすると、
オープンでいる人は、
いろいろな「種」を持っているようなものです。
今すぐ芽が出る種もある。
何年も何も起きない種もある。
自分には合わなくて、
結局使わない種もあります。
でも、
持っていなければ、
芽が出る可能性そのものがありません。
「こういう仕事がある」
「こういう生き方がある」
「こういう考え方がある」
「こういう人がいる」
「こういう方法がある」
そういう情報を、
自分の中に小さく持っておく。
それが、
いつか環境が変わったときに、
突然意味を持ち始めることがあります。
だから私は、
オープンでいることを、
なんでもすぐ試すことだとは考えていません。
むしろ、
可能性の種を、すぐ捨てないこと
だと思っています。
ただし、何でも抱え込む必要はない
ここまで読むと、
「じゃあ、どんな情報も全部覚えておかないといけないの?」
と思うかもしれません。
もちろん、
そんな必要はありません。
情報は毎日大量に入ってきます。
全部覚えることなんてできません。
大切なのは、
自分の心が、
少しだけ反応したものです。
「なんか気になる」
「よくわからないけど、面白そう」
「今は無理だけど、いつかやってみたい」
そういう小さな反応があったもの。
私は、
そこだけは雑に消さなくてもいいと思っています。
別に、
すぐ行動しなくてもいい。
メモしておくだけでもいい。
その人の発信を少しだけ見ておくだけでもいい。
本を一冊買って、
本棚に置いておくだけでもいい。
そうやって、
未来の自分につながる小さな線を残しておく。
それで十分です。
チャンスをつかむために必要なのは、常に走り続けることではない
私は、
「チャンスをつかめ」
という言葉が、
少し強く使われすぎている気もしています。
常に動け。
すぐ行動しろ。
迷うな。
挑戦しろ。
そう言われると、
疲れてしまう人もいると思います。
でも、
私はもっと穏やかでいいと思っています。
今、
動けないなら動かなくていい。
決められないなら、
まだ決めなくてもいい。
ただ、
可能性まで閉じない。
それだけです。
チャンスをつかむというのは、
必ずしも、
全速力で走って取りに行くことではありません。
必要なときに、
「あ、この道があった」
と思い出せること。
それも、
立派にチャンスをつかむ準備だと思っています。
今日できることは、「気になるもの」をひとつ残しておくこと
もし、
この章を読んで、
少しだけ何かやってみたいと思ったら、
大きな行動はいりません。
今日は、
ひとつだけやってみてください。
最近、
あなたが
「気になるけど、よくわからない」
と思ったものを思い出してみてください。
副業でも、
資格でも、
転職でも、
AIでも、
投資でも、
新しい働き方でも、
何でもいいです。
そして、
それを
「やる・やらない」
で判断するのではなく、
一度だけ、
「何なんだろう?」
と調べてみる。
それだけです。
5分でもいい。
ひとつ記事を読むだけでもいい。
動画を一本見るだけでもいい。
そして、
興味がなければ、
そこで終わって構いません。
逆に、
少しでも
「面白いかも」
と思ったなら、
その気持ちだけ残しておいてください。
人生って、
そういう小さな引っかかりから、
あとで大きく動くことがあります。
未来につながる道は、今はまだ「ただの情報」に見える
今あなたが見ているものの中に、
未来の自分にとって大切なものがあるかもしれません。
でも、
今の段階では、
それはただの情報にしか見えません。
ただの人との出会い。
ただの投稿。
ただの本。
ただの会話。
ただの興味。
だから、
その瞬間には価値がわからない。
それでいいんです。
未来につながるものって、
出会った瞬間から、
「これは人生を変えるものです」
と札がついているわけではありません。
あとから振り返って、
「あそこが分岐点だったんだ」
と気づくことのほうが多いと思います。
私にとって、
この世界との出会いもそうでした。
あのときは、
ただワクワクした。
でも今振り返ると、
あそこで扉を閉めなかったことが、
その後の人生につながっていました。
だから私は、
知らない世界に出会ったとき、
すぐに答えを出さなくていいと思っています。
今はまだ、
ただの情報でいい。
ただの興味でいい。
でも、
少しだけ残しておく。
その小さなオープンさが、
未来のあなたと、
今はまだ見えていない道をつないでくれることがあります。
次の章では、
ここからもう少し具体的に、
「今はやらない」と「最初から否定する」は、なぜまったく違うのか
についてお話ししていきます。
何かを始めることだけが前向きな選択ではありません。
「今は選ばない」という判断も、
きちんと可能性を残した立派な選択です。
その違いを理解しておくと、
焦らず、
でも自分の未来を狭めない判断ができるようになります。
第4章 「今はやらない」と「最初から否定する」はまったく違う
ここまで、
知らない世界をすぐに否定しないこと。
そして、
オープンでいる人は、
あとからその道とつながりやすいこと。
そんな話をしてきました。
ここまで読むと、
もしかすると、
「じゃあ、気になったことは全部やったほうがいいの?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、
私はそうは思っていません。
むしろ、
やらないという選択も、すごく大切です。
今は時間がない。
お金に余裕がない。
他に優先したいことがある。
家族との時間を大事にしたい。
本業が忙しい。
体力的に難しい。
そういう状況なら、
今はやらない。
それでいいんです。
ここで大切なのは、
「今はやらない」と「そんなものはありえない」は、まったく違う
ということです。
この違いを理解しているだけで、
新しいものとの付き合い方が、
かなり変わってきます。
「今はやらない」は、可能性を残している
たとえば、
あなたが副業という働き方を知ったとします。
少し興味はある。
でも、
今は本業が忙しい。
帰宅したら、
家のこともしないといけない。
勉強する時間もほとんどない。
そんな状態で、
無理に始めても続かないかもしれません。
だったら、
「今はやらない」
という判断は、
すごく自然です。
これは、
可能性を捨てたわけではありません。
今の自分の状況を見て、
今は選ばないと決めただけです。
でも、
「副業なんて全部怪しい」
「そんな働き方で生きられるわけがない」
と決めつけてしまうと、
話は変わります。
それは、
今はやらないのではなく、
未来の自分にも選ばせない
という判断になるからです。
私は、
ここが大きな違いだと思っています。
未来の自分まで、今の自分が決めなくていい
私たちは、
今の気持ちで、
未来の自分の選択まで決めてしまうことがあります。
「私は絶対に副業なんてしない」
「文章を仕事にするなんて無理」
「ネットで商品を売るなんて自分には関係ない」
そうやって、
今の自分が、
未来の自分の可能性まで
先に閉じてしまう。
でも、
未来の自分は、
今の自分とは違います。
経験も増えています。
知識も増えています。
環境も変わっています。
価値観も変わっているかもしれません。
今は会社員として働くことが一番だと思っていても、
数年後には、
もう少し自由な働き方をしたいと思っているかもしれません。
今はお金に困っていなくても、
将来、
収入源を増やしたいと思うかもしれません。
今は文章を書くことに興味がなくても、
何かを発信したいと思う日が来るかもしれません。
だから私は、
今の自分が、
未来の自分の選択肢まで
全部消してしまわなくてもいいと思っています。
決めないことも、ひとつの選択
私たちは、
何かを見たときに、
すぐ答えを出そうとします。
やる。
やらない。
信じる。
信じない。
向いている。
向いていない。
でも、
実際には、
そのどちらでもない選択があります。
それが、
「今は決めない」
です。
これは、
曖昧な態度ではありません。
むしろ、
まだ判断材料が足りないと理解しているからこそできる、
冷静な選択です。
たとえば、
よく知らない副業を見つけた。
少し気になる。
でも、
仕組みはよくわからない。
だったら、
その場で
「絶対やる」
とも、
「絶対やらない」
とも決めなくていい。
少し調べる。
他の人の話も見る。
どういう仕組みなのかを知る。
そのうえで、
今の自分には必要ないなら、
一旦離れる。
これでいいんです。
むしろ、
このくらいの距離感のほうが、
変に煽られたり、
勢いだけで判断したりせずに済みます。
オープンでいることは、行動を強制することではない
「オープンでいよう」
という言葉は、
ときどき、
「なんでも挑戦しよう」
みたいに聞こえるかもしれません。
でも、
私が伝えたいことは少し違います。
オープンでいるというのは、
すぐ行動することではなく、すぐ閉じないこと
です。
これだけです。
やらなくてもいい。
でも、
嘲笑しない。
今じゃなくてもいい。
でも、
存在まで否定しない。
自分に合わなくてもいい。
でも、
他の人にとっては合っているかもしれないと考える。
この姿勢があるだけで、
見える世界はかなり変わります。
「私には向いていない」も、今の段階では仮説かもしれない
新しいものに出会ったとき、
私たちはすぐに、
「自分には向いていない」
と判断することがあります。
たとえば、
文章を書く仕事を見て、
「私は文章が苦手だから無理」
と思う。
発信している人を見て、
「私は人前に出るのが苦手だから無理」
と思う。
コンテンツ販売を見て、
「私には売れる知識なんてない」
と思う。
でも、
これも本当にそうかは、
その時点ではまだわからないことがあります。
文章が苦手なのではなく、
書き方を知らないだけかもしれない。
発信が苦手なのではなく、
自分に合う発信方法を知らないだけかもしれない。
売れる知識がないのではなく、
自分が当たり前にやっていることの価値に気づいていないだけかもしれない。
もちろん、
実際に向いていないこともあります。
だから、
無理にやる必要はありません。
ただ、
経験していない段階の
「向いていない」
は、
確定した事実ではなく、
今の自分なりの予想
でしかないことも多いんです。
そう考えると、
少しだけ余白を残せると思います。
「やらない理由」と「否定する理由」を分けて考える
ここで、
初心者の方におすすめしたい考え方があります。
何か新しいものに出会ったとき、
「やらない」
と思ったら、
一度だけ、
その理由を分けてみてください。
たとえば、
副業をやらない理由が、
「今は本業が忙しいから」
なら、
これは状況の問題です。
「子どもが小さいから」
なら、
これもタイミングの問題です。
「今はお金をかけられないから」
なら、
資金の問題です。
でも、
「なんとなく怪しいから」
「自分には無理そうだから」
「周りでやっている人がいないから」
という場合は、
もしかすると、
情報不足の可能性があります。
この違いを分けるだけで、
判断がかなりしやすくなります。
「今は忙しいからやらない」
なら、
忙しくなくなったときに
もう一度考えればいい。
「今はお金がないからやらない」
なら、
余裕ができたときに検討すればいい。
つまり、
理由がわかれば、
未来の自分に選択肢を残せます。
一度見送ることと、一生閉じることは違う
私は、
この違いをかなり大事にしています。
何かを一度見送る。
これは、
失敗ではありません。
逃げでもありません。
タイミングが合わないことは、
普通にあります。
むしろ、
自分の状況を考えずに、
なんでも始めるほうが危ないです。
でも、
一度見送ったものを、
「自分には永遠に関係ないもの」
にしてしまう必要はありません。
今は見送る。
でも、
いつか必要になるかもしれない。
そう思っておけば、
未来でまた出会ったときに、
その道を選べます。
私は、
このくらいの柔らかさがあるほうが、
人生は動きやすいと思っています。
私自身も、最初から全部できたわけではない
私も、
この世界に入ったときに、
最初から全部を理解していたわけではありません。
できることも限られていました。
知らないこともたくさんありました。
だから、
最初から全部やったわけではありません。
少し知る。
少しやる。
うまくいかなければ、
また考える。
その繰り返しでした。
もし最初から、
「全部できなければ意味がない」
と思っていたら、
続かなかったと思います。
でも、
できる範囲で触れてみた。
そこから少しずつ、
見える世界が増えていきました。
だから今、
何か新しい世界を見ている初心者の方にも、
最初から完璧に理解しようとしなくていいと思っています。
いきなり大きく動かなくていい。
ただ、
自分の中で、
「絶対に無理」
という言葉だけは、
少し慎重に使ってほしいです。
「今は無理」はあっても、「一生無理」はわからない
これは、
働き方だけでなく、
人生全体に言えることだと思っています。
今は無理。
それはあります。
時間がない。
お金がない。
自信がない。
知識がない。
体力がない。
そういう時期はあります。
でも、
「一生無理」
かどうかは、
誰にもわかりません。
今はできないことが、
数年後には普通にできることもあります。
今は理解できないことが、
あとから当たり前に理解できるようになることもあります。
今は怖いことが、
経験を積んだあとには
それほど怖くなくなることもあります。
だから、
自分に対しても、
少し余白を持ってほしいんです。
「今は無理」
で止める。
「一生無理」
まで決めない。
これだけでも、
未来はかなり広く残ります。
自分のタイミングを尊重していい
新しい働き方や副業の話を見ると、
「今すぐ始めないと遅れる」
「早くやった人が勝つ」
「行動できない人は変われない」
みたいな言葉を見ることがあります。
そういう言葉で
動ける人もいると思います。
でも、
私は、
全員が同じタイミングで動かなくてもいいと思っています。
人には、
それぞれ事情があります。
生活も違う。
抱えているものも違う。
使える時間も違う。
今の優先順位も違う。
だから、
誰かが始めたからといって、
自分も今日から始めないといけないわけではありません。
ただ、
焦って閉ざさないこと。
「今じゃない」
と思ったら、
今じゃなくていい。
でも、
「だからこの世界は全部おかしい」
まで飛ばない。
この距離感を持てると、
かなり楽になります。
オープンな人は、判断を先送りしているのではない
もしかすると、
ここまで読んで、
「それって結局、決断できないだけでは?」
と思う人もいるかもしれません。
でも、
私は違うと思っています。
オープンでいる人は、
何も決めていないのではなく、
必要なだけ情報を集めて、必要なタイミングで決める
ということをしています。
たとえば、
今は副業をやらない。
これは決断です。
でも、
副業という選択肢そのものは残しておく。
これも決断です。
何でも曖昧にするのではなく、
今決める必要があることと、
未来に残していいことを分ける。
このほうが、
むしろ現実的だと思います。
今の自分がすべきことは、「扉を壊さない」こと
ここまでの話を、
すごくシンプルにまとめると、
今の自分がやることは、
無理に扉を開けることではありません。
扉を壊さないこと
です。
気になるけど、
今はやらない。
それでいい。
少し怖い。
それもいい。
まだよくわからない。
それも普通です。
ただ、
「絶対にありえない」
「そんな世界は嘘だ」
「自分には一生関係ない」
と決めてしまう前に、
少しだけ余白を残しておく。
それだけです。
今は入らなくても、
未来の自分がその扉を開けるかもしれません。
今は必要なくても、
あとからその道が必要になるかもしれません。
だから、
未来の自分に、
選ぶ権利だけは残しておいてあげてほしいと思っています。
今日できる小さな確認
もし、
今あなたの中に、
「気になるけど、今はやらない」
と思っているものがあるなら、
ひとつだけ確認してみてください。
その理由は、
本当に
「今はタイミングじゃない」
だからでしょうか。
それとも、
「よく知らないから怖い」
だけでしょうか。
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、
自分の気持ちを分けてみる。
それだけで、
判断はかなりクリアになります。
タイミングの問題なら、
今はやらなくて大丈夫です。
情報不足なら、
少しだけ知ってみる。
そのあとで、
また考えればいい。
この小さな整理が、
自分の可能性を必要以上に閉じないことにつながります。
未来の自分に、選択肢を残しておく
人生は、
今この瞬間の自分だけで進んでいくわけではありません。
1年後の自分。
3年後の自分。
5年後の自分。
そのときの自分が、
何を考えているのかはわかりません。
だから、
今の自分が、
全部決めなくていいんです。
今はやらない。
でも、
未来ではわからない。
今は興味がない。
でも、
いつか必要になるかもしれない。
今は怖い。
でも、
少し知っておこう。
そのくらいでいい。
私は、
この柔らかさが、
人生の選択肢を守ってくれると思っています。
そして次の章では、
ここからさらに大切な話をします。
何かを続けているのに、まだ結果が出ないとき。
そのとき人は、
「やっぱりこの道は違ったのかもしれない」
と思って立ち去りたくなります。
でも、
もしかすると、
その少し先で、
今まで積み重ねてきたものがつながることもあります。
次章では、
「飛躍する直前に、諦めて立ち去らないこと」
について、
無理な根性論にならないように、
初心者の方にもわかる形で丁寧にお話ししていきます。
第5章 飛躍する直前に、諦めて立ち去らないために
ここまで、
知らない世界をすぐに否定しないこと。
今は必要なくても、
未来の自分のために選択肢を残しておくこと。
そして、
「今はやらない」と
「最初から否定する」は違うこと。
そんなお話をしてきました。
ここからは、
もうひとつ、
私がすごく大切だと思っていることをお話しします。
それが、
飛躍する直前に、諦めて立ち去らないこと
です。
これは、
「一度始めたら何があっても続けましょう」
という根性論ではありません。
合わないものを、
無理して続ける必要はありません。
間違った方向に進んでいるなら、
方向転換したほうがいいこともあります。
疲れているなら、
一度休んだほうがいいこともあります。
でも、
何かに挑戦していると、
まだ結果が見えていないというだけで、
「この道は間違っていた」
と判断してしまうことがあります。
私は、
ここを少し慎重に考えてほしいと思っています。
なぜなら、
「まだ結果が出ていない」と「この道には意味がない」は、同じではないからです。
新しいことは、最初ほど「何も起きていない」ように見える
何かを始めるときって、
最初は少しワクワクすると思うんです。
新しい副業を知った。
文章を書き始めた。
ブログを始めた。
SNSで発信を始めた。
コンテンツを作ってみた。
新しいことを勉強し始めた。
「これを続けたら、
何か変わるかもしれない」
そんな期待があります。
でも、
しばらく続けていると、
そのワクワクが少しずつ薄れていくことがあります。
なぜなら、
思ったほど早く結果が出ないからです。
ブログを書いても、
ほとんど読まれない。
SNSで発信しても、
反応がない。
文章を勉強しても、
自分が上手になっているのかわからない。
商品を作っても、
思ったように売れない。
頑張っているのに、
数字には何も現れない。
すると、
だんだん不安になります。
「私、何やってるんだろう」
「これって意味あるのかな」
「やっぱり向いていないのかな」
「もっと別のことをしたほうがいいんじゃないかな」
こういう気持ちが出てきます。
私は、
これはすごく自然なことだと思っています。
初心者ほど、「結果が出ない期間」が怖い
何かに慣れている人は、
結果が出ない期間があることを知っています。
文章を書いた経験がある人なら、
最初から思い通りに書けないことを知っています。
ブログを長く続けている人なら、
記事を書いた直後から、
必ずたくさんの人に読まれるわけではないことも知っています。
ビジネスを経験している人なら、
ひとつ試してうまくいかなかったからといって、
すべてが失敗したわけではないことも知っています。
でも、
初めて挑戦する人には、
その全体像がまだ見えません。
だから、
結果が出ないと、
「このやり方で合っているの?」
と不安になります。
あとどれくらい続ければいいのか。
今どこにいるのか。
この先に何があるのか。
それが見えないから、
怖くなるんですよね。
暗い道を歩いているようなものです。
あと100メートルで出口なのか。
まだ10キロあるのか。
それすらわからない。
だから、
途中で引き返したくなる。
私は、
初心者の人が諦めてしまう理由のひとつは、
意志が弱いからではなく、
今いる場所の全体像が見えていないから
だと思っています。
成長は、毎日わかりやすく見えるものではない
ここも、
すごく大切です。
人の成長って、
毎日わかりやすく確認できるわけではありません。
昨日より今日。
今日より明日。
毎日少しずつ、
目に見えて上手になっていく。
そんなふうに成長できたら、
すごく楽だと思います。
でも、
実際は違います。
たとえば文章を書くことでも、
最初は、
何を書けばいいのかわからない。
一文書いては消す。
また書いては消す。
1,000文字書くだけで、
何時間もかかる。
それでも、
何度も書いていると、
少しずつ変化していきます。
以前より、
書き出しで悩まなくなった。
以前より、
読者が何を知りたいのかを考えられるようになった。
以前より、
自分の考えを言葉にするのが早くなった。
以前より、
「この文章、なんかわかりにくいな」
と自分で気づけるようになった。
でも、
こういう成長って、
売上のように数字で毎日表示されるものではありません。
だから本人は、
なかなか気づけないんです。
「何も変わっていない」と思う時期にも、積み上がっているものがある
何かを続けているのに、
結果が出ない。
そんなときは、
どうしても
「何も変わっていない」
と感じます。
でも、
本当に何も変わっていないでしょうか。
たとえば、
ブログを10記事書いた。
まだアクセスは少ない。
でも、
10記事を書く前の自分と比べたら、
どうでしょう。
文章を書くことには慣れているはずです。
記事の構成も、
少しわかるようになっているかもしれません。
タイトルを考える経験も増えています。
どんなテーマなら書きやすいかも、
少しずつわかってきています。
読者がどこでつまずくのかも、
以前より想像できるようになっているかもしれません。
結果だけを見ると、
「まだ何も起きていない」
ように見える。
でも、
自分の中には、
ちゃんと経験が蓄積されています。
私は、
この目に見えない蓄積を
軽く扱わないほうがいいと思っています。
点だったものが、あとから線になることがある
新しいことを学んでいると、
最初は、
知識が全部バラバラに見えます。
たとえば、
文章を書くことを学び始めたとします。
ターゲット。
リサーチ。
タイトル。
構成。
具体例。
ベネフィット。
セールス。
最初は、
一つひとつの言葉を覚えるだけで精いっぱいです。
「結局、どうつながっているの?」
と思うかもしれません。
でも、
実際に文章を書いて、
読者の反応を見て、
また書いて、
失敗して、
修正していく。
そういう経験を重ねていくと、
あるとき、
「あ、そういうことだったんだ」
と、
今まで別々だったものが
つながる瞬間があります。
昔聞いたことの意味が、
突然わかる。
前に読んだ文章が、
違って見える。
今までできなかったことが、
急にできるようになる。
私は、
こういう瞬間があると思っています。
だからこそ、
その直前で、
「何も変わらないから」
と全部捨ててしまうのは、
少しもったいないんです。
ただし、「続ければ必ず成功する」という話ではない
ここは、
誤解してほしくないので、
きちんとお伝えしておきます。
私は、
「何でも続ければ、いつか必ず成功する」
とは思っていません。
続けても、
うまくいかないことはあります。
やり方が間違っていることもあります。
そもそも、
自分に合っていないこともあります。
環境が変わって、
続けられなくなることもあります。
だから、
ただ同じことを繰り返せばいいわけではありません。
大切なのは、
「結果が出ないからやめる」の前に、一度だけ原因を考えること
です。
ここを飛ばさないでほしいんです。
やめる前に、3つだけ確認してみる
もし今、
何かを続けていて、
「もうやめようかな」
と思っているなら、
一度だけ、
この3つを確認してみてください。
1.そもそも、十分な回数をやっただろうか
最初に考えてほしいのは、
本当に判断できるくらい、
やってみたのかということです。
たとえば、
ブログを2記事書いた。
でも、
読まれなかった。
そこで、
「ブログは無理だった」
と判断する。
これは、
少し早いかもしれません。
SNSに10回投稿した。
反応がなかった。
だから、
「私には発信の才能がない」
と判断する。
これも、
まだわかりません。
もちろん、
何回やれば十分なのかは、
取り組むものによって違います。
でも、
数回試しただけで、
自分の適性や、
その方法自体の可能性まで判断していないか。
ここは、
一度確認してほしいです。
2.同じ失敗を繰り返していないだろうか
次に、
やり方を変えているかを考えます。
続けるというのは、
同じことを永遠に繰り返すことではありません。
やってみる。
反応を見る。
考える。
少し変える。
またやってみる。
この繰り返しです。
ブログを書いても読まれないなら、
タイトルを見直してみる。
検索する人が知りたいことを考えてみる。
記事の構成を変えてみる。
文章が伝わらないなら、
具体例を増やしてみる。
一文を短くしてみる。
誰に向けて書いているのかを
もう一度決めてみる。
こうやって、
少しずつ修正していく。
ただ続けるのではなく、
経験から気づいて、次を変える。
ここまでやって初めて、
積み重ねが自分の力になっていきます。
3.本当にやめたいのか、それとも不安だから逃げたいのか
そして最後。
私は、
これが一番大切だと思っています。
「もうやめたい」
と思ったとき、
自分に聞いてみてください。
私は、本当にこれをやりたくないのかな。
それとも、
結果が出なくて怖いから、やめたくなっているのかな。
この二つは、
似ているようで違います。
やってみた結果、
「やっぱり私は好きじゃない」
と思った。
他にやりたいことが見つかった。
生活との両立が難しい。
価値観に合わない。
それなら、
やめるという選択もあります。
でも、
本当はまだやってみたい。
少し面白いとも思っている。
だけど、
結果が出ない。
人に見られるのが怖い。
失敗している自分を見るのが嫌。
周りの人のほうが進んでいる。
だから、
「これは自分に向いていないことにしよう」
としている。
もしそうなら、
もう少しだけ続けてみてもいいかもしれません。
「向いていない」は、とても便利な言葉でもある
これは、
私自身も気をつけたいと思っていることですが、
「向いていない」
という言葉って、
すごく便利なんですよね。
うまくいかなかったときに、
「向いていなかった」
と言えば、
そこで終わることができます。
傷つかなくて済みます。
これ以上、
失敗しなくても済みます。
自分の実力と向き合わなくても済みます。
もちろん、
本当に向いていないものもあります。
だから、
何でも努力不足にする必要はありません。
でも、
一度うまくいかなかっただけで、
「向いていない」
と決めてしまうと、
できるようになる前に終わってしまいます。
初心者のうちは、
できないのが普通です。
知らないのも普通です。
失敗するのも普通です。
だから、
「できない」と「向いていない」を、すぐに同じ意味にしない。
これは、
覚えておいてほしいと思っています。
他人の「今」と、自分の「途中」を比べない
そして、
諦めたくなるときに、
かなり影響するのが、
他人との比較です。
SNSを開くと、
自分よりうまくいっている人が
たくさん見えます。
自分より文章がうまい。
自分より売れている。
自分より読まれている。
自分よりフォロワーが多い。
自分より早く結果を出している。
すると、
「私はこんなにやっているのに」
と思ってしまいます。
でも、
その人が、
そこに来るまで何をしてきたのかは
見えていません。
何年やっているのか。
何回失敗したのか。
どれだけ書いたのか。
どれだけ学んだのか。
その途中は、
SNSからはなかなか見えません。
なのに、
相手の「今」と、
自分の「途中」を比べてしまう。
これは、
かなり苦しくなります。
比べるなら、
できれば少し前の自分と比べてみてください。
3か月前より、
何かひとつでもわかるようになったか。
以前より、
少し早くできるようになったか。
前なら怖かったことが、
少し普通になったか。
小さくてもいいんです。
そこに変化があるなら、
何も進んでいないわけではありません。
私も、最初から「今の自分」が見えていたわけではない
私がこの世界を知ったとき、
最初から今の自分が見えていたわけではありません。
「文章で生きられる世界がある」
と知った。
そこにワクワクした。
だから、
少しずつ入っていった。
でも、
最初から、
この先に何が待っているのかなんて
わかりませんでした。
未来の収入も、
仕事の形も、
どんな人と出会うのかも、
わかりません。
ただ、
少しずつやってきました。
その中には、
当然、
思うようにいかないこともありました。
「これで合っているのかな」
と思うこともありました。
でも、
そのときは意味がわからなかった経験が、
あとになって別の経験とつながる。
昔学んだことが、
仕事の中で急に役立つ。
あのとき書いた文章が、
今の文章の土台になっている。
そういうことが、
少しずつ増えていきました。
だから私は、
今振り返ると、
人生って、
ひとつの大きな出来事だけで
変わるわけではないんだと思っています。
小さな経験。
小さな学び。
小さな失敗。
小さな出会い。
それが、
あとからつながっていく。
そして、
つながったときに初めて、
「あの時間にも意味があったんだ」
とわかることがあります。
飛躍する直前は、自分では「直前」だとわからない
ここが、
今回一番伝えたいところです。
私たちは、
飛躍する直前に、
「あと少しで変わります」
という通知を受け取れるわけではありません。
あと3回書けば、
急に文章が上手くなります。
あと1か月続ければ、
仕事につながります。
あと5回失敗すれば、
やり方がわかります。
そんな表示はありません。
だから、
自分が今、
どこにいるのかわからない。
もしかすると、
まだかなり遠いかもしれません。
方向を変えたほうがいい場合もあります。
でも、
もしかすると、
今までバラバラだったものが、
もう少しでつながるところまで
来ているかもしれない。
それも、
その瞬間にはわからないんです。
だからこそ、
結果が見えないという理由だけで、
今まで積み重ねてきたものを
全部捨ててしまわないでほしい。
私はそう思っています。
続けるか、やめるか。その間にも選択肢はある
そして、
もうひとつ覚えておいてほしいことがあります。
何かを続けていて苦しくなったとき、
選択肢は、
「続ける」
「やめる」
の二つだけではありません。
少し休む。
頻度を落とす。
やり方を変える。
人に相談する。
別の方法を試す。
勉強し直す。
目標を小さくする。
こういう選択肢もあります。
毎日ブログを書くのが苦しいなら、
週に1記事でもいい。
毎日SNSを更新できないなら、
無理に毎日やらなくてもいい。
いきなり商品を作るのが怖いなら、
まずは無料の記事を書いてみてもいい。
大きな挑戦が怖いなら、
もっと小さく試せばいい。
完全に立ち去る前に、
少し形を変えて続ける方法がないか。
一度考えてみてください。
オープンでいるというのは、自分の成長にも余白を持つこと
第1章から、
ずっと
「オープンでいること」
についてお話ししてきました。
ここまで読むと、
オープンでいるという言葉には、
もうひとつ意味があることがわかると思います。
それは、
未来の自分の成長を、今の自分が決めつけないこと
です。
「私には無理」
「私は文章が苦手」
「私は発信に向いていない」
「私には売れるものがない」
今は、
そうかもしれません。
でも、
未来もそうだとは限りません。
知らなかったことを知る。
できなかったことを練習する。
失敗して、
少しやり方を変える。
人から教わる。
経験する。
そうやって、
人は変わっていきます。
だから、
今の自分だけを見て、
未来の自分まで決めないでほしいんです。
最後に立ち去る前に、ひとつだけ自分に聞いてみる
もし今、
何かに挑戦していて、
「もうやめようかな」
と思っているなら、
私は、
無理に続けてほしいとは言いません。
やめることが正解のときもあります。
でも、
立ち去る前に、
一度だけ自分に聞いてみてください。
「私は、この道そのものをやめたいのか。それとも、まだ結果が出ていないことが苦しいだけなのか」
もし、
本当にやめたいなら、
やめてもいいと思います。
でも、
まだ少し気になる。
まだ少しやってみたい。
本当は、
できるようになりたい。
そんな気持ちが残っているなら、
もう少しだけ、
扉を開けておいてもいいのかもしれません。
ペースを落としてもいい。
休んでもいい。
やり方を変えてもいい。
でも、
自分の可能性そのものまで、
一緒に捨てなくていいんです。
人生が動く前には、何も起きていないように見える時間がある
新しい世界を知る。
少し興味を持つ。
やってみる。
でも、
うまくいかない。
学ぶ。
またやってみる。
それでも、
まだ大きな変化はない。
こういう時間があります。
私は、
この時間も、
人生が変わっていく途中なのだと思っています。
外から見れば、
何も起きていない。
本人から見ても、
何も変わっていないように感じる。
でも、
水面の下では、
少しずつ経験が積み重なっている。
そして、
ある日、
昔知ったことと、
最近経験したことがつながる。
できなかったことが、
少しできるようになる。
見えなかったものが、
見えるようになる。
その瞬間は、
突然やってくるように感じます。
でも、
本当は突然ではありません。
その前にあった、
たくさんの小さな積み重ねが、
やっと形になっただけなんです。
だから、
今すぐ結果が見えなくても、
それだけで、
今までの時間を無意味だったことにしなくていい。
そして、
飛躍する直前に、
自分からその場所を立ち去らないこと。
これは、
私自身もずっと大切にしていきたいと思っていることです。
知らない世界に出会ったとき、
すぐに閉ざさない。
やってみようと思ったとき、
いきなり完璧を求めない。
結果が出ないとき、
すぐに自分の可能性まで否定しない。
そして、
今の自分では想像できない未来があることを、
ほんの少しだけ信じておく。
その小さな余白が、
いつか、
今の自分には見えていなかった道につながることがあります。
次は、
ここまでの5章をまとめながら、
「知らない世界に出会ったとき、これだけは覚えておいてほしいこと」
をお話しします。
ここまでの内容をただ繰り返すのではなく、
これから実際に未知のものに出会ったときに、
何を考え、
どう判断すればいいのか。
日常で使える形にして、
最後に整理していきます。
まとめ章 知らない世界に出会ったとき、これだけは覚えておいてほしいこと
ここまで、
知らない世界をすぐに否定しないこと。
「怪しい」と感じたときは、
その感情だけで結論を出さないこと。
今は必要なくても、
未来の自分に選択肢を残しておくこと。
そして、
結果がまだ見えていないというだけで、
自分の可能性まで否定しないこと。
そんなお話をしてきました。
ここまで読んでくださった方に、
最後にひとつだけ、
持ち帰ってほしいことがあります。
それは、
知らないものに出会ったとき、すぐに扉を閉めなくていい
ということです。
本当に、
これだけです。
何でも信じなくていい。でも、何でも否定しなくていい
私は、
「オープンでいる」という言葉を、
何でも受け入れることだとは思っていません。
むしろ、
知らないものに対して
慎重になることは大切です。
お金が関わることなら、
調べたほうがいい。
誰が言っているのかも見たほうがいい。
本当に自分に必要なのかも考えたほうがいい。
メリットだけではなく、
デメリットも見たほうがいい。
でも、
それと同じくらい、
よく知らないという理由だけで、最初から全部を切り捨てないこと
も大切です。
ここまで何度も書いてきましたが、
「知らない」と
「存在しない」は違います。
「今はやらない」と
「一生やらない」も違います。
「できない」と
「向いていない」も違います。
そして、
「まだ結果が出ていない」と
「この道に意味がない」も違います。
この違いを、
少しだけ覚えておいてほしいんです。
人生の選択肢は、「知った瞬間」に増える
新しいことを知ると、
つい、
「やるか、やらないか」
まで決めたくなります。
でも、
本当はそこまで決めなくてもいいんですよね。
知る。
まずは、
それだけで十分です。
副業という働き方があると知る。
文章で仕事ができると知る。
自分の知識や経験を、
コンテンツという形にできると知る。
会社員以外にも、
いろいろな働き方があると知る。
何かを知った瞬間、
その道を選ばなくても、
自分の中には新しい選択肢がひとつ増えます。
私は、
これだけでも価値があると思っています。
今すぐ使わなくてもいいんです。
未来の自分が必要になったときに、
「あ、そういえば」
と思い出せればいい。
そのために、
扉の存在だけは
覚えておいてあげてほしいんです。
「怪しい」と思ったら、否定する前にひとつだけ質問する
ここまでの内容を、
日常で使える形にするとしたら、
私はこの質問を覚えておいてほしいです。
何か新しいものを見て、
反射的に
「怪しい」
「無理」
「自分には関係ない」
と思ったとき、
そのまま結論にしないで、
一度だけ、
「私は、何がわからないからそう思っているんだろう?」
と聞いてみてください。
これだけで、
かなり変わります。
たとえば、
「副業は怪しい」
と思ったなら、
何が怪しいのか。
仕組みがわからないのか。
お金の流れがわからないのか。
誰が買うのかわからないのか。
詐欺と区別がつかないのか。
そこを分けてみる。
すると、
「なんとなく怪しい」
という感情が、
「ここがわからない」
という疑問に変わります。
疑問に変われば、
調べられます。
聞けます。
比較できます。
そしてそのあとで、
やらないと決めてもいいんです。
私は、
この順番が大切だと思っています。
「今はやらない」を、ちゃんと選んでいい
そして、
新しいものを知ったからといって、
必ず行動しなければいけないわけではありません。
ここも、
すごく大切です。
今は時間がない。
お金に余裕がない。
本業が忙しい。
家族のことを優先したい。
体調を整えたい。
別のことに集中したい。
そういう時期なら、
今はやらない。
それで大丈夫です。
むしろ、
自分の状況を見て判断できているなら、
それはきちんとした選択です。
大切なのは、
「今はやらない」
を、
「一生ありえない」
に変えないこと。
未来の自分に、
もう一度選び直す余地を
残しておいてあげてください。
少しだけ気になるなら、その気持ちは消さなくていい
人って、
本当に興味がないものには、
そもそもそんなに心が動かないと思うんです。
でも、
なぜか気になる。
なぜか目に入る。
なぜか、
その人の発信を読んでしまう。
なぜか、
「本当にそんな世界があるのかな」
と考えてしまう。
そういうことがあります。
私は、
そういう小さな反応って、
意外と大事だと思っています。
もちろん、
気になったもの全部を
始める必要はありません。
でも、
その気持ちまで
「くだらない」
「現実的じゃない」
と押しつぶさなくていい。
「ちょっと気になるな」
くらいで、
残しておけばいいんです。
それが、
未来の自分につながる
小さな線になることがあります。
未来につながるものは、最初から「大事そう」に見えるわけではない
私は、
人生を振り返ったときに思うんです。
あとから見れば大きな出来事でも、
出会った瞬間は、
そんなに大きく見えないことがあります。
ただの会話だった。
ただの記事だった。
ただの投稿だった。
ただの人との出会いだった。
ただ、
少しワクワクしただけだった。
でも、
そのときに出会ったものが、
あとから別の経験とつながって、
人生の方向を変えることがあります。
だから、
今あなたの目の前にあるものも、
今の時点では、
ただの情報に見えるかもしれません。
それでいいんです。
無理に意味づけしなくていい。
でも、
少しだけ心が動いたなら、
雑に捨てなくていい。
私はそう思っています。
私も、最初はただ「面白そう」と思っただけでした
私自身も、
最初から、
この世界で生きていこうと
決めていたわけではありません。
文章で仕事をする。
コンテンツを届ける。
自分の言葉を必要としてくれる人がいる。
そんな世界があることを知って、
ただ、
「面白そう」
と思いました。
本当に、
最初はそれくらいです。
でも、
その気持ちを閉ざさなかった。
少し知ってみた。
少しやってみた。
わからないことが出てきたら、
また知った。
そうやって進んでいく中で、
少しずつ、
自分の見える世界が変わっていきました。
そして今、
私は、
文章で生きられる世界があることを
知れてよかったと思っています。
あのとき、
この世界を教えてくれた人にも、
今でも感謝しています。
もしあのとき、
知らないという理由だけで、
「そんなのありえない」
と閉ざしていたら。
今の私は、
いなかったかもしれません。
オープンでいるというのは、「未来の自分を信じ切ること」ではない
ここまで読むと、
「じゃあ未来の可能性を信じ続けましょう」
という話に聞こえるかもしれません。
でも私は、
そんなに強いことを求めていません。
未来の自分を、
無理に信じ切らなくてもいいです。
成功できると信じなくてもいい。
絶対に変われると、
言い聞かせなくてもいい。
ただ、
今の自分が、未来の自分を決めつけすぎない
それだけでいいと思っています。
今はできない。
でも、
未来はわからない。
今は興味がない。
でも、
いつかはわからない。
今は怖い。
でも、
少し知っておこう。
そのくらいの柔らかさでいい。
未来の自分に、
少しだけ余白を残しておく。
私は、
それがオープンでいることだと思っています。
もし今、何かを諦めようとしているなら
そして、
今すでに何かを始めていて、
「もうやめようかな」
と思っている人へ。
私は、
無理に続けてとは言いません。
やめたほうがいいものもあります。
方向を変えたほうがいいこともあります。
休んだほうがいいこともあります。
でも、
最後に一度だけ、
自分に聞いてみてください。
「私は、本当にこの道をやめたいのか。それとも、まだ結果が見えないことが苦しいだけなのか」
本当にやめたいなら、
やめてもいいと思います。
でも、
まだ少しやってみたい。
まだ少し気になる。
本当は、
できるようになりたい。
そんな気持ちが残っているなら、
全部を捨てる前に、
少しだけ方法を変えてみてもいい。
少し休んでもいい。
ペースを落としてもいい。
誰かに聞いてみてもいい。
続けるか、
完全にやめるか。
その二択だけではありません。
人生を変えるのは、大きな決意だけじゃない
人生が変わるというと、
ものすごい覚悟。
ものすごい努力。
人生を懸けた決断。
そういうものを想像するかもしれません。
でも、
私は、
もっと小さなところから
始まることもあると思っています。
「そんな世界があるんだ」
「ちょっと面白そう」
「今はやらないけど、覚えておこう」
「よくわからないから、少しだけ調べてみよう」
そのくらいの、
小さなオープンさです。
大きな決断は、
あとからでもできます。
でも、
最初の段階で扉を完全に閉めてしまったら、
その先を見ることはできません。
扉は、今すぐ開けなくていい
最後に、
このブログで一番伝えたいことを、
もう一度だけ書きます。
知らない世界に出会ったとき、
今すぐ飛び込まなくてもいい。
信じ切らなくてもいい。
行動しなくてもいい。
その道を選ばなくてもいい。
ただ、
扉だけは、最初から閉めなくていい。
今は、
向こう側を少し見るだけでいい。
未来のあなたが、
いつかその扉を開けたくなる日が
来るかもしれないからです。
そして、
その先には、
今のあなたには
まだ想像できない生き方や、
働き方や、
人との出会いがあるかもしれません。
私にとって、
文章で生きる世界がそうだったように。
「嘘でしょ」
で終わらせるのではなく、
「そんな世界もあるんだ」
と一度だけ受け取ってみる。
人生を広げてくれるのは、
案外、
そんな小さな姿勢なのかもしれません。
文章やコンテンツ販売という働き方を、もう少し知ってみたい方へ
ここまで読んでくださって、
ありがとうございます。
この記事ではずっと、
「オープンでいること」
についてお話ししてきました。
知らないからといって、
すぐに否定しなくていい。
今はやらなくてもいい。
自分に向いているかどうかも、
今すぐ決めなくていい。
ただ、
自分から可能性を0にしなくてもいい。
私は、
そんなことを伝えたくてこの記事を書きました。
そして最後に、
もしここまで読んでくださったあなたが、
「文章で仕事をするって、どういうことなんだろう」
「コンテンツ販売って、実際にはどんな世界なんだろう」
「自分にもできることがあるのかな」
と、
ほんの少しでも思っているなら。
その「ちょっと気になる」を、
そのままにしないための入り口を置いておこうと思います。
私が最初に持っていたのも、「ちょっと気になる」でした
ここまで何度か書いてきましたが、
私は最初から、
「文章で生きていく」
と決めていたわけではありません。
ましてや、
自分がコンテンツを作って、
誰かに届ける側になるなんて、
最初から全部想像できていたわけでもありませんでした。
ただ、
そんな世界があると知った。
そして、
ワクワクしたんです。
「え、文章がお金になるの?」
「自分の言葉を必要としてくれる人がいるの?」
「こんな生き方もあるの?」
そんなところからでした。
たぶん、
最初から全部理解していたら始められる、
というものでもないんですよね。
むしろ逆で、
わからないから、
ちょっと覗いてみる。
覗いてみたら、
今まで見えなかったものが、
少しだけ見えるようになる。
そこで初めて、
「もう少し知りたい」
と思う。
私は、
そんな順番でもいいと思っています。
「私には売れるものがありません」と思う人へ
コンテンツ販売という言葉を聞いたとき、
初心者の方からすると、
ひとつ大きな疑問があると思います。
「でも、私には売れるものなんてない」
ということです。
特別な資格もない。
人に自慢できるような実績もない。
専門家でもない。
何万人ものフォロワーがいるわけでもない。
だから、
「コンテンツを販売するなんて、自分とは遠い世界の話」
と思ってしまう。
これも、
すごく自然なことだと思います。
でも、
コンテンツというのは、
ただ自分の知識を並べて、
「私はこんなことを知っています」
と見せるものではありません。
大切なのは、
相手が困っていることに対して、その人が理解しやすく、実際に使える形にして渡すこと
です。
たとえば、
あなたにとっては当たり前にできることでも、
少し前のあなたと同じ場所にいる人には、
わからないことがあります。
自分が何度も失敗して、
やっとできるようになったこと。
昔の自分が、
「誰か最初から教えてよ」
と思ったこと。
やり方がわからなくて、
何時間も調べたこと。
自分なりに工夫した結果、
「こうすれば楽だったんだ」
と気づいたこと。
そういうものが、
誰かにとっては
知りたかった情報になることがあります。
だから、
最初から
「私には何もない」
と決めなくていいんです。
コンテンツは、「知識がある人が偉そうに教えるもの」ではない
私は、
ここも初心者の方には
知っておいてほしいと思っています。
コンテンツを作るというと、
ものすごい専門家になって、
何も知らない人に上から教える。
そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも、
私はそれだけがコンテンツではないと思っています。
たとえば、
少し前の自分が困っていたことを思い出してみてください。
何がわからなかったのか。
どこでつまずいたのか。
何を勘違いしていたのか。
どんな説明だったら、
もっと早く理解できたのか。
そして、
今の自分なら、
昔の自分に何を教えてあげられるのか。
そこには、
コンテンツの種があります。
大切なのは、
知識を見せつけることではありません。
読む人が、
「なるほど、そういうことだったのか」
と理解できること。
さらに、
「じゃあ私は、これをやってみよう」
と実際に動けるところまで
持っていくことです。
コンテンツは、
情報を置いて終わりではありません。
読んだ人が理解して、使える状態まで届ける。
私は、
そこに価値があると思っています。
私が文章の世界を好きになった理由
私は、
文章ってすごいなと思っています。
もちろん、
うまく書けない日はあります。
何を書けばいいかわからなくなることもあります。
言葉にする難しさもあります。
それでも、
私は文章が好きです。
なぜなら、
自分が経験したことを、
自分一人の経験で終わらせなくて済むからです。
自分が悩んだこと。
遠回りしたこと。
失敗したこと。
そこから気づいたこと。
それを言葉にして残せば、
同じところで悩んでいる誰かに
渡すことができます。
自分が何日も悩んだことを、
誰かはその文章を読むことで、
もっと早く理解できるかもしれない。
自分が何度も失敗して気づいたことを、
誰かは、
その失敗をしなくても知ることができるかもしれない。
私は、
それってすごくない?
と思ったんです。
文章は、
ただ文字を書くものではありません。
自分が経験した時間を、
誰かのために使える形に変えることができる。
そして、
その文章を必要としてくれる人がいる。
私は、
そんな世界があることを知れて、
本当によかったと思っています。
だからといって、今すぐ始めなくても大丈夫です
ここまで読んで、
「じゃあ私もコンテンツ販売を始めなきゃ」
と思う必要はありません。
それを言ってしまったら、
この記事でここまで書いてきたことと
矛盾してしまいますよね。
今すぐ始めなくていいんです。
まだ怖いなら、
怖いままでいい。
よくわからないなら、
もう少し知ってからでもいい。
「私にはできるかわからない」
と思うなら、
その状態でも構いません。
ただ、
もし少し気になるなら、
最初から
「私には関係ない」
と閉じなくてもいい。
まず、
知ってみる。
それだけでいいと思っています。
最初の一歩は、「売ること」じゃなくていい
コンテンツ販売に興味を持つと、
いきなり、
「何を売ればいいんだろう」
と考えてしまう人がいます。
でも、
私は初心者の方ほど、
いきなり売ることから考えなくてもいいと思っています。
まず、
自分がこれまで経験してきたことを
振り返ってみる。
そして、
少し前の自分が困っていたことを
ひとつ書き出してみる。
たとえば、
副業を始めたかったけれど、
何から調べればいいかわからなかった。
ブログを始めたけれど、
最初の記事が書けなかった。
SNSで発信したかったけれど、
何を投稿すればいいかわからなかった。
家事と仕事の両立で悩んで、
自分なりの時間の使い方を見つけた。
資格の勉強が続かなかったけれど、
ある方法で続けられるようになった。
こういうことでいいんです。
そして、
昔の自分に説明するつもりで、
「私はこうやって解決したよ」
と書いてみる。
最初は、
それだけでも十分です。
ひとつだけ、今日考えてみてほしいこと
もし、
文章やコンテンツ販売という世界に
少しでも興味を持ったなら、
今日ひとつだけ、
考えてみてください。
「3年前の私が今の私に会ったら、何を教えてほしいと思うだろう?」
これです。
特別な実績を探さなくて大丈夫です。
すごい成功体験もいりません。
3年前にはわからなかったけれど、
今はわかること。
昔は時間がかかったけれど、
今なら簡単にできること。
以前は悩んでいたけれど、
今はそれほど悩まなくなったこと。
それを、
いくつか書き出してみてください。
もしかすると、
あなたが
「こんなの誰でも知っている」
と思っていることの中に、
少し前のあなたと同じ場所にいる人が、
「それが知りたかった」
と思うものがあるかもしれません。
あなたが今いる場所も、誰かにとっては少し先かもしれない
私たちは、
上ばかり見てしまいます。
もっと実績がある人。
もっと文章がうまい人。
もっと売れている人。
もっと詳しい人。
そういう人を見ていると、
自分には何もないように感じます。
でも、
少し後ろを振り返ってみてください。
今のあなたが当たり前にできていることを、
まだ知らない人がいるかもしれません。
あなたが乗り越えたことで、
今まさに悩んでいる人がいるかもしれません。
あなたが一度経験した失敗を、
これから経験する人がいるかもしれません。
その人にとっては、
あなたは、
ほんの少し先を歩いている人です。
私は、
それでいいと思っています。
私があの日もらったものを、今度は私が渡したい
私は、
この世界を教えてもらった側でした。
文章で生きられる世界がある。
自分の経験を、
誰かに届けられる。
自分の言葉が、
誰かの役に立つことがある。
そんなことを、
私は誰かから教えてもらいました。
あのとき、
私がもらったものは、
ノウハウだけではなかったと思っています。
もっと大きかったのは、
「こんな世界もあるよ」
と、
今まで知らなかった扉を
見せてもらえたことです。
入るかどうかは、
私が決めればいい。
でも、
扉があることを知らなければ、
私は選ぶことすらできなかった。
だから今でも、
この世界を教えてくれた人に感謝しています。
そして、
今度は私が、
誰かにとっての
「そんな世界もあるんだ」
を渡せたらいいなと思っています。
ここから先は、「知りたい」と思った人だけで大丈夫です
だから、
無理におすすめはしません。
今のあなたに必要がないなら、
ここでこの記事を閉じても大丈夫です。
今日、
「知らないものを、知らないという理由だけで否定しなくてもいいんだ」
ということだけ持ち帰ってもらえたなら、
私はそれで十分です。
でも、
もし、
ここまで読んで、
文章で仕事をすること。
自分の経験をコンテンツにすること。
自分の言葉を必要としてくれる人に届けること。
そんな世界について、
「もう少しだけ知ってみたい」
と思ったなら。
その気持ちは、
大事にしてみてください。
最初から、
人生を変えようとしなくていい。
最初から、
稼ごうとしなくていい。
最初から、
自分に向いていると信じなくてもいい。
まずは、
知ってみる。
そして、
自分の目で見てみる。
そのあとで、
「やってみたい」
と思ったなら、
小さく始めればいい。
違うと思ったなら、
選ばなくてもいいんです。
選ぶためには、
まず知らないと選べません。
だから私は、
あの日、
この世界を知ることができてよかった。
心からそう思っています。
もしあなたの中にも今、
ほんの少しだけ、
「なにそれ、おもしろそう」
が生まれているなら。
その気持ちまで、
急いで消さなくて大丈夫です。
その小さなワクワクが、
どこにつながっていくのかは、
今はまだ、
誰にもわからないのですから。
ここから先は、
「文章で仕事をすることについて、もう少し具体的に知りたい」
「コンテンツ販売って、結局何をするの?」
「自分にはどんな経験がコンテンツになるの?」
そんな疑問を持った初心者の方に向けて、
もう少し具体的な話をしています。
興味がある方だけ、
続けて読んでみてください。
著者プロフィール:ねここ
在宅ワーカー歴4年。
月収0円から副業スタートし、現在はコンテンツ販売×ステップ配信で仕組み収益を確立。(noteも執筆中!)
未経験から1年でコンテンツ販売を教える側になった元薬剤師
ブログ/Instagram/X/スレッズ/YouTube/メルマガ/noteを使った
資産コンテンツ積み上げ術を日々共有中。
「半径1mの幸福の永続化」を目標にネットビジネスを始め2年で起業。
在宅ワークで生きられるための知識を毎日発信中。
ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!
記事でお会いしましょう!
このブログ記事が、あなたの最初の一歩になれば嬉しいです。
「信用を少しずつ積み上げて、静かに売れていく」
そんな未来を一緒につくっていきましょう。
ねここ


