- 第1章|実績がない人がコンテンツ販売で止まりやすい理由
- 第2章|「売るものがない人」ほど、先に小さく稼いだほうがいい理由
- いきなりコンテンツ販売を始めると、実はやることが多い
- 「何がわからないのかわからない」が起きやすい
- まずは「自分の行動がお金に変わる」を経験する
- 最初の500円を作るまでにも、たくさんの「学び」がある
- 稼いだ「金額」より、そこまでの「過程」を残しておく
- 失敗した経験も、あとからコンテンツの材料になる
- 小さく稼ぐと「自分は何を教えられるのか」が見えてくる
- 実績を作る期間は、コンテンツ販売の「遠回り」ではない
- 「稼ぐ」と「コンテンツを作る」を最初からつなげて考える
- 1回目は「行動」で稼ぎ、2回目は「経験」で稼ぐ
- さらに「コンテンツを販売した経験」まで次の実績になる
- 最初から「自分の商品だけで稼ぐ」にこだわらなくていい
- 大切なのは「稼げそうな副業を片っ端からやる」ことではない
- 「小さく稼ぐ」の本当の目的は、お金だけではない
- 第2章のまとめ
- 第3章|小さく稼ぎながら「あとで売れる経験」を残す方法
- 実践するときは「未来の商品材料を集めている」と考える
- 一番残してほしいのは「最初につまずいたこと」
- 「失敗メモ」は必ず作っておく
- 「なぜ失敗したのか」まで残すと価値が上がる
- 感情も残しておく
- 「初心者だった自分へのアドバイス」を毎回書く
- 数字もできるだけ残しておく
- スクリーンショットも残しておく
- 「何を調べたか」も残しておく
- 「何にお金を使ったか」も記録する
- 一番使いやすい記録テンプレート
- 日記ではなく「再現できる材料」として残す
- 小さな成功は「なぜうまくいったか」まで分解する
- 読者が知りたいのは「あなたが何をしたか」だけではない
- 「自分の経験」と「誰にでも当てはまること」は分けて書く
- 記録を続けると「自分の強み」もあとから見えてくる
- 第3章のまとめ
- 第4章|小さな実績をnoteに変える具体的な考え方
- 経験をそのまま売るのではなく、「意味」に変える
- 最初に決めるのは「誰に、何を持ち帰ってほしいか」
- ひとつの経験から、複数のnoteを作れることもある
- 「私はこうしました」だけでは足りない
- コンテンツの基本は「悩み→原因→解決→手順」
- 自分の失敗は「原因説明」に使える
- できれば「読者がやること」を各章に入れる
- 具体例は「自分の体験」をそのまま使える
- 「どこまで教えるか」を決める
- 無料と有料を分けるなら、境目は「実践性」
- 価格は、実績の大きさだけで決めなくていい
- 「小さな実績」だからこそ書けることもある
- ただし、自分の実績以上のことは言わない
- 最初のnoteは「少し前の自分」に向けて書くと作りやすい
- 「自分が知っていること」ではなく「相手が必要なこと」を選ぶ
- noteの構成は「読者の順番」に並べる
- 商品にする前に「これを読んだら何ができる?」を確認する
- 第4章のまとめ
- 第5章|実績ゼロから「教えられる人」になるまでの進み方
- 最初の「教えられること」は、小さくていい
- 「少し先を歩いている人」でも価値はある
- 最初のnoteは「自分より一歩後ろの人」に向ける
- 最初の購入者から、次に教えることが見えてくる
- 購入者からの質問は「次の商品ネタ」でもある
- 「自分でできた」から「人にもできた」へ進む
- お客さんの成果は、次の改善材料になる
- 最初から大きな商品を作らない
- 小さな商品を積み重ねると、あとで大きな商品になる
- 実績は「一発で作るもの」ではなく「積み上げるもの」
- 自分の実績に合わせて、伝える範囲も広げる
- 「先生になる」より「伴走できる人」になる
- 教えることで、自分の理解も深くなる
- お客さんの言葉を、次の発信にも活かす
- 実績が増えるほど、ペルソナも具体的になる
- 「売れるものがない」から始まっても、ここまで進める
- 「売るもの」は、あとから増えていく
- 大きな実績を作るより、まず「一人に役立つ」を目指す
- 第5章のまとめ
- まとめ|「売るものがない」なら、商品ではなく経験を作るところから始めよう
- 具体的に「最初の実績」を作る方法
第1章|実績がない人がコンテンツ販売で止まりやすい理由
コンテンツ販売を始めてみたい。
noteを販売してみたい。
自分の商品を持ってみたい。
副業として、
少しずつでも売上を作っていきたい。
そう思って調べ始めたものの、
最初の段階で、
「私、売るものがないかも」
と止まってしまう人は少なくありません。
実績がない。
人に教えられるほど詳しいこともない。
資格もない。
フォロワーも多くない。
自分の経験を振り返ってみても、
「これを商品にできます」
と自信を持って言えるものが見つからない。
すると、
コンテンツ販売を始める前から、
「やっぱり私には向いていないのかな」
と感じてしまいます。
でも、
ここで一度、
考え方を整理してみてほしいんです。
なぜなら、
「今、売るものがない」という状態と、「コンテンツ販売ができない」という状態は同じではないからです。
ここを一緒にしてしまうと、
本当はこれから経験を作れば進める人まで、
スタート地点で諦めることになってしまいます。
コンテンツ販売初心者は「何を売るか」で止まりやすい
コンテンツ販売を始めるとき、
多くの初心者が最初に考えるのは、
「何を売ればいいんだろう?」
だと思います。
これは当然です。
商品がなければ、
販売はできません。
そこで、
自分の強みを探す。
得意なことを書き出す。
過去の経験を棚卸しする。
資格を確認する。
仕事でやってきたことを振り返る。
人から褒められたことを思い出す。
こういった作業をして、
「自分がコンテンツにできるもの」を探していきます。
ここで何か見つかる人は、
そのまま進めます。
たとえば、
ずっと経理の仕事をしてきた。
転職経験が多い。
子育てをしながら資格を取った。
ダイエットに成功した。
ブログを長年運営してきた。
副業で売上を作った。
こうした経験がある人なら、
その経験をもとに、
「誰に、何を教えられるだろう?」
と考えやすいですよね。
問題は、
いくら自分の過去を振り返っても、
「これといった経験がない」
と感じてしまう人です。
「私には何もない」と感じると、商品設計が進まなくなる
たとえば、
これまで普通に会社員として働いてきた。
特別な資格はない。
副業経験もほとんどない。
SNSもこれから。
人に話せるような大きな成果を出したこともない。
そんな状態で、
「あなたの経験を商品にしましょう」
と言われても、
困ってしまいますよね。
「いや、その商品にできる経験がないんだけど……」
となります。
そして、
コンテンツ販売について調べれば調べるほど、
周りには実績がある人ばかり見えてきます。
「副業で月収100万円」
「フォロワー1万人」
「note○部販売」
「会社員から独立」
「半年で売上○百万円」
こういった実績を見ると、
ますます、
「それに比べて、私には何もない」
と感じやすくなります。
でも、
ここで知っておいてほしいことがあります。
それは、
初心者ほど「実績」という言葉を大きく考えすぎてしまう
ということです。
実績は「大きな数字」だけではない
実績というと、
どうしても、
人に自慢できるくらいの大きな成果を想像してしまいます。
月100万円稼いだ。
フォロワーが1万人になった。
高額商品を販売した。
副業から独立した。
大きな案件を獲得した。
もちろん、
これらも立派な実績です。
でも、
コンテンツを作るために必要な経験は、
必ずしもそこまで大きなものである必要はありません。
たとえば、
副業で初めて500円稼いだ。
初めてクラウドソーシングで案件を取った。
初めてnoteを1部販売した。
初めてアフィリエイトで1件成約した。
初めて自分で商品を出品して売れた。
こうした経験も、
すべて「0から1へ進んだ経験」です。
ここで重要なのは、
金額の大きさだけではありません。
「何もわからなかった状態から、何をして最初の結果までたどり着いたのか」
という過程です。
実は、
この過程にこそ、
同じ初心者に渡せる情報がたくさんあります。
初心者が本当に知りたいのは「0から1にするまで」
たとえば、
これから副業を始めたい人がいるとします。
その人は、
月100万円稼ぐ方法を知るより前に、
もっと手前のところで困っています。
何から始めればいいのか。
どんな副業を選べばいいのか。
どこに登録すればいいのか。
最初の案件はどうやって取るのか。
本当に自分にもできるのか。
会社員をしながら時間を作れるのか。
最初の1円が発生するまで、
何をすればいいのか。
つまり、
その人が今知りたいのは、
「大きく稼ぐ方法」ではなく、「0の状態から最初の一歩をどう進めるか」
だったりするんです。
だから、
大きな実績がないからといって、
すべてのコンテンツを作れないわけではありません。
むしろ、
自分自身も少し前まで0だったからこそ、
「最初のここで困るよね」
「私はここがわからなかった」
「ここで一度やめそうになった」
という、
初心者に近い目線を持っていることがあります。
これは、
コンテンツを作るうえで大切な材料になります。
ただし「何も経験していない状態」で無理に教える必要はない
ここは、
かなり大切なところです。
「実績がなくてもコンテンツ販売はできる」
という話をすると、
何も経験していなくても、
調べた情報だけで商品を作ればいい、
という意味に受け取られることがあります。
でも、
私はそういう意味では考えていません。
むしろ、
本当にまだ経験がないのであれば、無理に先生側へ回らなくてもいい
と思っています。
なぜなら、
自分が一度もやったことがないことは、
どうしても細かい部分が見えにくいからです。
たとえば、
「会社員がスキマ時間で副業を始める方法」
というコンテンツを作りたいとします。
自分ではまだ、
会社員をしながら副業に取り組んだ経験がない。
すると、
頭の中では簡単に、
「毎日30分の時間を確保しましょう」
と書けます。
間違ってはいません。
でも、
実際にやってみると、
仕事が終わったあとの30分って、
思っているより重いんですよね。
今日はやろうと思っていたのに、
疲れて何もできなかった。
スマホを少し見たら、
30分経っていた。
最初の登録だけで面倒になった。
数日やっても結果が出ないから、
「これ、本当に続けて意味あるのかな」
と思った。
SNSを開いたら、
別の副業で稼いでいる人が出てきて、
「こっちをやったほうがいいんじゃない?」
と乗り換えたくなった。
こういうことって、
実際に自分がやってみるからわかります。
そして、
この細かい部分こそ、
これから始める初心者が知りたいことでもあります。
お客さんが欲しいのは「正しい答え」だけではない
コンテンツを買う人は、
正しい知識だけが欲しいわけではありません。
もちろん、
情報が正確であることは大前提です。
でも、
初心者にとって同じくらい大切なのが、
「これなら私にもできそう」
と思えることです。
たとえば、
副業初心者に、
「継続することが大切です」
と伝える。
これは正しいです。
でも、
これだけでは、
なかなか行動できません。
だって、
本人だって、
継続が大切なことくらいは知っているからです。
その人が本当に困っているのは、
「続けることが大事なのはわかってる。でも私は3日で止まっちゃう」
というところです。
ここで、
自分にも同じ経験があれば、
もっと具体的な話ができます。
「私も最初は3日で止まりました」
「毎日30分やろうとしたことが、逆に負担になっていました」
「そこで私は、毎日やるのを一度やめました」
「週3回、10分だけでもOKというルールに変えました」
「そうしたら、以前より続けられるようになりました」
こういう話ができる。
すると、
読んでいる人は、
「この人も最初からできたわけじゃないんだ」
「私が止まっている理由も、これかもしれない」
「それなら私も試せそう」
と思えます。
これが、
自分で実践した人だから書ける具体性
です。
ペルソナが見えない原因も「経験不足」にあることがある
コンテンツ販売を勉強すると、
多くの場合、
「ペルソナを設定しましょう」
と言われます。
誰に売るのか。
その人は何歳なのか。
何に悩んでいるのか。
何を求めているのか。
どんな不安があるのか。
普段どんな言葉を使っているのか。
こういったことを考えていきます。
でも、
ここで手が止まる人も多いです。
「お客さんが何に悩んでいるのかわからない」
「どんな言葉をかければいいのかわからない」
「自分が何を教えればいいのかわからない」
となってしまう。
もちろん、
ペルソナを理解するためには、
SNSや口コミを調べたり、
実際のお客さんに話を聞いたりするリサーチも必要です。
ただ、
それとは別に、
自分自身にその経験がほとんどないため、相手の状態を具体的に想像できない
というケースもあります。
たとえば、
副業初心者向けの商品を作りたい。
でも、
自分自身は副業初心者として何かに挑戦した経験がほとんどない。
そうすると、
「副業初心者は何に困るんだろう?」
を、
頭の中だけで考えることになります。
これだと、
どうしても言葉が抽象的になりやすいんです。
「時間がない」
「自信がない」
「継続できない」
くらいまでは出てきても、
具体的に、いつ、どんな状況で、何を考えて手が止まるのか
までは見えにくい。
だから、
ペルソナワークの項目を前にして、
何を書けばいいかわからなくなります。
自分が一度通った道なら、初心者のつまずきが見えてくる
では、
実際に自分が、
会社員をしながらスキマ時間で副業に取り組んだらどうでしょう。
「平日の30分を確保するだけでも難しい」
「最初の登録が面倒で止まりそうになる」
「1週間やって結果が出ないと、別の副業がよく見える」
「100円しか稼げないと、思っていた以上に自信をなくす」
「SNSで成果報告を見ると、自分だけ遅れている気がする」
「本当は作業すべきなのに、もっと良いノウハウを探したくなる」
こうしたことが、
想像ではなく、
自分の経験としてわかるようになります。
すると、
商品を作るときにも、
「初心者には、最初にここを説明したほうがいい」
「この段階で不安になるから、ここに補足を入れよう」
「ここで別の副業へ行きたくなるから、続けるための仕組みも必要だな」
と考えられるようになります。
つまり、
自分で実践することは、
単に実績を作るだけではありません。
お客さんの悩みを理解するためのリサーチにもなる
ということです。
「教えられることがない」は、才能がないという意味ではない
コンテンツ販売を始めたいのに、
「私には教えられることがない」
となると、
自分には才能がない。
自分には価値がない。
コンテンツ販売には向いていない。
そう考えてしまう人もいます。
でも、
ここはもっとシンプルに考えて大丈夫です。
教えられることがないなら、
まだ教えられるだけの経験をしていないだけ
かもしれません。
だったら、
やることは決まります。
経験を作る。
小さく実践する。
小さく結果を出す。
その過程を記録する。
失敗したことも残す。
そして、
同じ場所にいる人に、
「私はこうやりました」
と渡せる状態にしていく。
これでいいんです。
最初から「先生」になろうとしなくていい
私は、
ここで初心者が必要以上に難しく考えてしまう理由のひとつが、
最初から先生になろうとしてしまうこと
だと思っています。
誰よりも詳しくないといけない。
どんな質問にも答えられないといけない。
大きな実績がないといけない。
お客さんより圧倒的に先を走っていないといけない。
そう考えたら、
始められなくなるのも当然です。
でも、
最初から完璧な先生になる必要はありません。
まず、
自分が一歩進む。
そして、
その一歩を、
まだそこに来ていない人が進みやすい形にして渡す。
最初は、
それでいいと思っています。
たとえば、
自分が0円から1,000円を作れたなら、
まだ0円の人に、
「私はここから始めました」
と伝えられます。
自分が初めてnoteを1部販売できたなら、
まだ一度も販売したことがない人に、
「私は最初ここで止まりました」
「ここを変えたら初めて購入してもらえました」
と伝えられます。
自分より少し後ろにいる人に、
自分が通ってきた道を渡す。
そして、
また自分が一歩先へ進む。
すると、
次に教えられることが増えます。
この積み重ねでいいんです。
「売るものがない」は、コンテンツ販売を諦める理由ではない
ここまで読んで、
もし今、
「やっぱり私には実績がない」
と思っていたとしても、
そこで止まらなくて大丈夫です。
今、
売るものがない。
なら、
これから作ればいい。
今、
語れる経験がない。
なら、
これから経験すればいい。
今、
お客さんの気持ちがわからない。
なら、
まず自分自身が、
その人と同じ道を少し歩いてみる。
つまり、
「売るものがない」という悩みは、コンテンツ販売を諦める理由ではなく、最初に何をすればいいのかがわかった状態
とも考えられます。
ここで、
無理やり商品をひねり出さなくていいんです。
まずは、
商品になる経験を作る。
そのほうが、
あとから商品設計をするときも、
ペルソナを考えるときも、
発信するときも、
ずっと言葉が出てきやすくなります。
第1章のまとめ
この章で覚えておいてほしいのは、
ひとつです。
実績がないからコンテンツ販売ができないのではなく、実績がないなら、まず実績を作るところから始めればいい。
そして、
最初から大きな実績である必要もありません。
まずは、
0から1。
自分の力で、
小さくお金を作ってみる。
そのとき、
「稼げた」という結果だけを見るのではなく、
そこへたどり着くまでの過程も残しておく。
何がわからなかったのか。
何に迷ったのか。
どこで失敗したのか。
どうやって解決したのか。
どこでやめそうになったのか。
こうした経験が、
あとからコンテンツの材料になります。
次の第2章では、
なぜ「売るものがない人」ほど、いきなり商品を考えるより、先に小さく稼いだほうがコンテンツ販売につながりやすいのか
を、さらに具体的に解説していきます。
一見すると、
「小さく稼ぐ副業」と「コンテンツ販売」は、
別のものに見えるかもしれません。
でも、
この2つを最初からつなげて考えると、
実績ゼロの初心者でも進みやすいルートが作れるようになります。


