はじめに|発信が「続かない」のは、あなたのせいじゃない
SNSやブログ、noteなどで情報発信を始めたものの、
「なかなか続かない」「すぐに疲れてしまう」
そんな悩みを抱えたことはありませんか?
実を言うと、私は何度もその状態に陥ってきました。
最初は勢いで始めた発信。
でも、フォロワーが伸びない、反応が少ない、モチベーションが保てない…。
そうやってだんだんと発信が「苦痛」に変わっていきました。
そのたびに、「自分には発信者としての才能がないんじゃないか」と落ち込んでいました。
ですが今なら、はっきり言えます。
発信が続かないのは「あなたの根性や努力不足」ではありません。
本当の原因は、もっと深くてシンプルなところにあるのです。
本記事でわかること
この記事では、かつて発信に挫折し、今では“自然体で継続できるスタイル”を手にした私「ねここ」が、次のような内容を体系立ててお伝えします。
発信が続かない本当の理由と、やる気に頼らない発信の仕方
発信と人生がズレていたときに起きた心の違和感とその解消法
「自己成長ログ型発信」というスタイルの効果と続け方
初心者でもできる、自然体の発信スタイルの作り方
自分にとっての“発信の原動力”を見つける質問とワーク
私自身、過去に「何を書いても反応がなくて、書くのが怖くなる」状態に陥ったことがあります。
その経験があるからこそ、あなたの発信の悩みに深く寄り添った形でお届けしたいと思っています。
発信を始めたけれど、すでに疲れてきている
毎回、数字やフォロワーの反応に振り回されている
「どうせ誰にも届かない」と感じて、発信が苦しい
無理なく自然体で発信を続けられるようになりたい
これから長く、発信者として歩んでいきたい
こんな悩みを感じている方向けに
情報発信に迷いや不安を抱えたあなたのための「地図」になることを目指して書いています。
第1章|発信が「続かない」のは、気合いや努力のせいではない
「やる気はあるのに続かない…」その悩み、私も何度も経験しました
発信を始めた頃は、目新しさもあってモチベーションが高く、毎日のようにSNSを更新したり、ブログ記事を書いたりしていました。
ですが、数週間、あるいは数ヶ月も経つと、こんな気持ちが襲ってくるんです。
「何を書けばいいのかわからなくなった」
「反応が薄くて、やる気がなくなった」
「どうせ誰にも届かないし、書く意味あるのかな…?」
そして気づけば、発信が止まっている。
もしあなたが今その状態なら、自分を責めないでください。
「発信が続かないのは、やる気がないから」
そう思い込んでいたのは、私も同じでした。
でも、何度も発信に失敗してきた私がたどり着いた結論は違いました。
原因は「気合い」ではなく「燃料切れ」だった
ここで少し、身近なたとえ話をさせていただくと
【たとえ話】アクセル全開の車も、燃料がなければ動かない
車を運転するとき、アクセルを踏めば動き出しますよね。
でもガソリンが入っていなければ、いくらアクセルを踏んでも車は走りません。
ここで、「アクセルの踏み方が悪かったからだ」とは思いませんよね?
問題は明らかに“ガソリン切れ”です。
発信もまったく同じです。
「やる気(=アクセル)」だけで走ろうとしていると、いずれエネルギーが尽きて止まってしまうんです。
多くの人が、気合いで発信を乗り切ろうとして挫折している
私も最初は、「今日は気合いで投稿する!」と自分を奮い立たせていました。
でもそれって、心のエネルギーを大量に消耗するんです。
「今日も何も書けなかった…」と自己嫌悪になり、
「書かない自分には価値がない」とさえ思ってしまったこともあります。
でも、ある日気づいたんです。
発信が続かないのは、私の「やる気の問題」ではなく、
“そもそも動機が曖昧だったから”だと。
「発信=お金のため」だけだと、続かない理由
多くの人が副業やビジネスとして情報発信を始める理由は、「お金を稼ぎたいから」だと思います。
それ自体は悪いことではありませんし、私もそうでした。
ただし、お金だけを目的にしてしまうと、以下のような問題が起きます。
「お金のための発信」と「原動力のある発信」
観点 | お金目的だけの発信 | 原動力に基づいた発信 |
---|---|---|
モチベーション | 反応や数字に左右されやすい | 自分の中から湧いてくる |
継続性 | 一時的に頑張れるが、燃え尽きやすい | 長く自然に続けられる |
発信の軸 | 流行・バズ狙いでブレやすい | 信念に基づいて一貫性がある |
心の状態 | 不安・焦り・比較 | 安心・納得・安定 |
「原動力」があると、発信は自然と続くようになる
ここで私が言う「原動力」とは、次のようなものです。
昔の自分のように悩んでいる人を助けたい
自分の内面を言語化して整理したい
自分の「変化」や「気づき」を記録として残したい
自分が体験したことに意味を与えたい
こうした内発的な動機があれば、反応が少なくても書けます。
フォロワーが増えなくても言葉を残せます。
それは、「書くこと自体に意味がある」と思えているからです。
原動力がある人の発信は、静かに、でも確実に届いていく
私の経験上、短期間で数字を追いかけて発信する人よりも、
自分の想いや体験を、地道に書き続けている人の方が、
最終的に“強い発信者”になっています。
なぜなら、その人の発信には“軸”があるからです。
一貫した価値観や世界観は、時間はかかっても、確実に共感を集めます。
今、あなたの中に「燃料」はありますか?
ここで、少し立ち止まって考えてみてください。
なぜあなたは、発信を始めたのですか?
発信を通して、何を叶えたかったのですか?
お金以外に、あなたが手にしたい未来は何ですか?
この問いに答えられなければ、どれだけSNSのノウハウを学んでも、
どれだけ良い教材を買っても、継続は難しくなります。
このように「続かない発信」に足りないのは“やる気”ではなく“意味”の方なんです。
項目 | 内容 |
---|---|
発信が止まる原因 | やる気や努力の不足ではなく「燃料切れ」 |
お金目的だけだと続かない理由 | 緊急性が低く、心の動きと結びつかない |
原動力とは? | 内側から湧いてくる“自分だけの動機” |
解決策 | 自分がなぜ発信をするのか?を再定義すること |
次章では「発信と人生がズレると苦しくなる理由」を解説します
発信にエネルギーが乗らない最大の理由は、
「オンライン上の自分」と「リアルな自分」がズレていることにあります。
第2章では、なぜこのズレが発信の苦しさにつながるのか?
どうすれば“呼吸するように発信できる自分”になれるのか?
を詳しく掘り下げていきます。
第2章|発信と人生が“ズレる”と、必ず崩れる理由
「発信=演じること」になっていませんか?
発信がしんどくなる理由のひとつに、
“SNS上の自分”と“リアルな自分”が乖離していることがあります。
私も以前、こういう状態に陥っていました。
SNSでは「意識高い系」の自分
現実では「毎日疲弊している自分」
一見すると立派な発信者に見えるように装っていたけれど、
実際には、PCの前で投稿を何度も消しては書き直し、
「こんなこと書いて大丈夫かな」と不安を抱え続けていたのです。
二重生活のような発信スタイルは、必ず崩れる
もしあなたが毎日、仮面をつけて会社に通っていたらどうなるでしょう?
表では明るく元気な自分を演じ、
家に帰った途端、どっと疲れて動けなくなる。
そんな生活を何週間、何ヶ月と続けたら、心がどうなるか。
実は、多くの発信者が、まさにこの状態にあるのです。
発信で自分を“演じる”と、こんなことが起きます
「今日はちゃんと“キャラ”を保たないと…」と緊張する
自分が本当は思っていないことでも、ウケそうなら書いてしまう
だんだんと、自分が何を伝えたいのか分からなくなる
書くことそのものが怖くなる
最終的に、発信自体が止まる
これは、燃え尽きるよりも怖い「自分の言葉を失う」状態です。
私が発信と人生を一致させたとき、呼吸がラクになった
あるとき私は、こう決めました。
「発信=自分の生き様の記録」にしよう。
すると、今まで無理して背伸びしていた部分がすっと消えて、
まるで“呼吸するように”発信ができるようになったのです。
【比較表】演じる発信 vs 生き様としての発信
観点 | 演じる発信 | 生き様の発信 |
---|---|---|
目的 | 他人に良く思われるため | 自分の記録として |
継続性 | 不安定・しんどい | 安定・自然体 |
精神状態 | 緊張・疲弊・焦り | 安心・納得・落ち着き |
フォロワーとの関係 | 表面的・誤解されやすい | 共感・深い信頼関係 |
発信は、未来の自分への“記録”であるべき
私は今、「誰かのため」だけではなく、
「未来の自分が振り返ったときに意味がある発信」を意識しています。
このスタンスに変えてからは、
「今日の投稿に何いいねついたか?」と一喜一憂することも減りました。
なぜなら、それが「生き様の一部」になったからです。
なぜ“リアル”な自分を見せることが大事なのか?
インターネットは嘘がつける場所です。
でも、だからこそ、“本当の言葉”が強く刺さるのです。
等身大の悩み
まだ解決していない葛藤
小さな気づきや揺れ
試行錯誤して得た結果やリアル
そういった「リアル」は、他人から見たら完璧ではないかもしれません。
でも、誰かの心に寄り添えるのは、そういう“弱さ”です。
【実体験】「飾らない発信」に変えてから、DMの反応が変わった
以前の私は、テンプレ的な“いいこと”ばかりを書いていました。
いわゆる「伸びる投稿」を意識しすぎていたんです。
でも、それをやめて、
「今日、発信が手につかなかった。少し自分と向き合ってみた。」
という、ただの心のつぶやきを投稿したところ、
驚くほど共感の声が届いた事があります。
あの瞬間、私は「発信で誰かと本当に繋がれた」と実感しました。
発信が「呼吸」になるには、自分と一致すること
人生と発信がズレていると、どこかで必ずひずみが起こります。
オンラインでは理想の自分
オフラインでは現実逃避の自分
このギャップが広がれば広がるほど、投稿するたびにエネルギーを消耗します。
でも、発信が人生の延長線上にあれば、
「自然に続く」だけでなく、「自分が育っていく感覚」を味わえるようになります。
「ズレを修正するだけで、発信は楽になる」という事です。
ポイント | 内容 |
---|---|
SNSで“演じる”ことの弊害 | 精神的に疲れる。継続が難しい |
自分の生き様を発信にするメリット | 無理なく続けられ、信頼も深まる |
一致させる方法 | 自分の言葉・感情・変化を偽らずに書くこと |
最初の一歩 | 誰かにウケる発信をやめて、まず“自分のため”に書く |
次章では「発信は“自己成長のログ”でいい」という考え方を解説します
「発信とは、何か新しい知識やスゴいノウハウを出すこと」
そう思っていませんか?
実は発信はもっとシンプルで、
“あなたの成長を記録するだけ”でも価値があるのです。
第3章では、「誰でも無理なく続けられる自己成長型発信」の具体的な考え方と構築方法を解説していきます。
第3章|発信は「自己成長のログ」でいいと気づいた日
「発信って、何か有益なことを書かないといけないの?」
発信を始めたばかりの頃、私はいつもこう考えていました。
ちゃんと役に立つ情報じゃないとダメなんじゃないか
他の人より詳しい知識を持っていないと価値がないんじゃないか
スゴい実績がないと信頼されないんじゃないか
この考え方が、自分の言葉をどんどん苦しくしていきました。
「有益じゃないと意味がない」という誤解
ここで、初心者の多くがハマる“落とし穴”があります。
それが、「発信=他人にとって有益な情報でなければならない」という思い込みです。
確かに、「役に立つ」情報は好まれます。
でも、それは“発信の本質”ではないと、私は気づいたんです。
先生じゃなくて、“交換日記”でいい
たとえば、毎日を綴る交換日記。
そこに書かれているのは、知識やテクニックではなく、
「今日はこんなことで悩んだ」「ちょっとだけ前に進めた」
そんな“心の記録”です。
発信も同じで、等身大の自分が感じたこと・学んだこと・変化したことを記録するだけでも、誰かの心に刺さることがあるのです。
「自己成長のログ」としての発信に切り替えてから、心が軽くなった
ある日、私はこう思いました。
無理に“教える”必要なんて、ないのかもしれない。
ただ、自分が“今どんなことを感じているか”を言葉にすれば、それで十分じゃないか。
その瞬間から、発信がガラリと変わりました。
それまでは毎回“正解”を書こうとしていたけれど、
それ以降は“私の今”をそのまま書くようにしました。
すると、不思議なことが起こり
共感されるコメントが増えた
DMで「すごくわかります」と言われることが増えた
書くことが“呼吸”のように自然になった
「教える発信」と「記録する発信」の違い
教える発信 は、記録する発信とは違います。
教える発信は上から目線になりがちです。
でも記録する発信は「横に並ぶ感覚」になれます。
すると
距離を感じやすいから
共感されやすい発信になり
「書くのが怖くなる」から「 書くのが楽しくなる」に変わります。
「学んだこと」「気づいたこと」「ちょっと成長したこと」を残すだけでいい
発信とは、必ずしも“誰かに答えを教えること”ではありません。
むしろ、まだ答えが見つかっていない途中の姿にこそ、価値があります。
だからこそ、毎日の自分の成長ログを残すことが大事です。
「自己成長ログ型発信」を始める5つのステップ
ステップ | 内容 | 意図 |
---|---|---|
Step1 | 今日の小さな気づきをメモする | アウトプットの第一歩 |
Step2 | なぜそれに気づいたのかを振り返る | 感情と思考を言語化 |
Step3 | どんな変化があったかを残す | 成長の軌跡を記録 |
Step4 | 昨日の自分と比較してみる | 継続モチベーションの維持 |
Step5 | 未来の自分へ一言書く | 書くことに意味を持たせる |
自己成長のログは、未来の「誰かの希望」になる
あなたが悩みながらも一歩ずつ進んだ記録は、
未来のどこかで、同じように苦しんでいる人の光になります。
たとえば私自身、過去の自分のnoteやブログを読み返して、
「あの頃の私は、こんなことを考えながら頑張ってたんだな」
「あのときは、〇〇って壁があったな」
と振り返れたことで、自分の成長を感じて
今の自分を肯定できた経験があります。
それが、発信の最大の魅力になっていくと思っています。
「誰かの役に立つ」の前に、まず“自分を救う”発信でいいのです。
過去の葛藤があるから、今の自分の「理念」「信念」が作られていき
それがやがて発信の核や世界観と変化していくからです。
「まだ何もできていない私だから、発信できない」は間違いです
完璧じゃなくてもいい。
答えが出てなくてもいい。
弱くてもいい。
むしろ、“今の等身大の自分”にしか書けない言葉がある。
あなたの発信には、今しか出せない温度と記録になって、未来の自分を作っていく軸になるので、今を残すことは、思っているよりとても重要な視点になります。
発信は「知識の提供」だけでなく「気づきの記録」でもいい
項目 | 内容 |
---|---|
自己成長ログとは | 自分の気づき・感情・変化を記録する発信 |
メリット | 無理がない/継続しやすい/共感されやすい |
始め方 | 気づきを1日1つメモすることからスタート |
大切な視点 | 誰かを救う前に、自分を救う発信をしよう |
次章では「自分に合った発信スタイル」の作り方を解説します
「自分らしく発信したいけど、どんなスタイルが合っているかわからない」
そう思っている方は多いはずなので
第4章では、ブレない軸を持った“自分だけの発信スタイル”をどう確立していくかについて、実践的なヒントとフレームワークを交えて解説します。
第4章|「発信スタイル」を確立すると、継続が苦じゃなくなる
「発信スタイルが定まらない」ことが、発信のストレスになる
情報発信を続けていると、ある時点でこんな壁にぶつかる人が多いです。
「毎回、投稿の雰囲気がバラバラになってしまう…」
「自分の伝えたいことが何なのか分からなくなってきた」
「他の人の発信を見て、どんどん迷子になる」
これは、自分に合った“発信スタイル”がまだ固まっていない状態です。
私自身もこの段階で何度もつまずきました。
気づけば、「周りに合わせた発信」「ウケそうな投稿」ばかりをしてしまい、
自分の言葉が薄まっていったのです。
発信スタイルとは「言葉の軸」と「届け方」の組み合わせ
発信スタイルを一言で表すなら、
自分の「価値観」×「見せ方」
です。
つまり、「何を伝えたいか」と「どう伝えるか」を自分の中で整理して、言語化できている状態。
これがあると、発信に一貫性が生まれ、迷わず続けられるようになります。
発信スタイルの4つの構成要素
発信スタイルの基盤になるのは、「何を大切にしているか」です。
┌────────────┐
│ ①価値観(何を大切にしているか)
└────────────┘
↓
┌────────────┐
│ ②発信テーマ(何について書くか)
└────────────┘
↓
┌────────────┐
│ ③語り口(どう伝えるか)
└────────────┘
↓
┌────────────┐
│ ④ターゲット(誰に届けるか)
└────────────┘
①価値観|発信の“根っこ”になる部分を言語化しよう
まず、あなたが発信をする理由には、何かしらの価値観が関係しているはずです。
たとえば、
「自分の変化を記録したい」
「同じ悩みを持つ誰かを励ましたい」
「学びをシェアしたい」
「同じ価値観を持つ人とつながりたい」
これらの価値観を明確にすることで、ブレない軸が生まれます。
②発信テーマ|自分が書いていて苦にならない領域を選ぶ
テーマ選びで大切なのは、「ウケるかどうか」よりも、
自分が続けられるかどうかです。
ポイントは以下の3つです。
チェックポイント | 解説 |
---|---|
好きか | 書いていて楽しい、心が動くか |
経験してきたか | 実体験があると説得力が出る |
学び続けられるか | 情熱を持って深堀りできるか |
③語り口|自分らしい「言葉の温度」を大切にする
そして、発信は、「何を言うか」だけでなく「どう言うか」が非常に大事です。
同じテーマでも、
論理的に解説するタイプ
寄り添いながら優しく語るタイプ
感情をそのまま伝える日記タイプ
など、語り口が変わると届く層も変わります。
私自身は、「等身大で弱さも出す語り口」を意識することで、
自分と似た感性を持つフォロワーが集まってくれるようになりました。
④ターゲット|「誰に届けたいのか?」を具体化する
あと、誰に向けて発信するかを明確にすると、言葉の選び方が変わります。
例えば:
昔の自分に届けるつもりで書く
1人の具体的な知人をイメージして書く
悩んでいる相手の表情や生活を思い浮かべながら書く
ここでのポイントは、「1万人にウケる発信」ではなく、
「1人に深く届く発信」を目指すことです。
「あなたの発信スタイルを言語化する4ステップ」も記載しておきますね。
ステップ | 質問 | 書き出しのヒント |
---|---|---|
Step1 | 私が大切にしている価値観は? | 例:素直さ、変化、つながり |
Step2 | 発信したいテーマは? | 例:働き方、感情整理、自己表現 |
Step3 | どう語りたい? | 例:優しく、リアルに、正直に |
Step4 | 誰に届けたい? | 例:数年前の自分、同じ悩みを持つ人 |
発信スタイルが決まると、継続がラクになります。
それは
投稿前に「どう書こう?」と迷わなくなる
他人と比較してブレなくなる
反応が少なくても気にならなくなる
「何を投稿しても、私らしい」と思えるようになる
つまり、発信に「自信」と「自由さ」が生まれるのです。
以前の私は、「誰かに刺さるにはどうすれば…?」と、毎回試行錯誤していました。
でも、「私は“変化を記録する人”なんだ」と定義できてからは、
毎日のように自然と投稿ができるようになったんです。
それは、無理やり発信するのではなく、
「日々を生きていれば、勝手に発信ネタが生まれる」状態になったからです。
自分に合った発信スタイルは、継続の土台になります。
要素 | 意味 | 例 |
---|---|---|
価値観 | 発信の動機 | 「誰かの心を少しでも軽くしたい」 |
テーマ | 扱う内容 | 「自分の感情・気づき・変化」 |
語り口 | 言葉の雰囲気 | 「等身大」「寄り添う」「誠実」 |
ターゲット | 誰に届けるか | 「3年前の私と同じ悩みを持つ人」 |
次章では「数字を追う発信」ではなく「意味を積む発信」へのシフトを解説します
発信スタイルが固まっても、ついつい私たちは「数字」を追ってしまいます。
いいね数、フォロワー数、PV…。
でも本当に大切なのは、
「なぜこれを発信するのか?」という“意味”の積み重ねです。
第5章では、数字にとらわれない心の整え方、意味のある発信の見つけ方を深掘りしていきます。
第5章|「数字を追う発信」ではなく「意味を積む発信」へ
数字が伸びないと、心が折れそうになることがある
発信を始めたばかりの頃は、誰しも数字に敏感になります。
「いいねが少ない…」
「全然フォロワーが増えない…」
「他の人は毎日バズってるのに、私は…」
特に真面目な人ほど、「反応がない=価値がない」と感じてしまい、
だんだんと言葉を出すのが怖くなっていくんですよね。
私もその気持ち、痛いほど分かります。
実際、何度も数字に一喜一憂して、「今日は投稿やめておこう…」と諦めそうになったこともありました。
数字を追いすぎると、発信の“本質”が崩れる
もちろん、数字は大切です。
ビジネスとして発信をするなら、成果の指標としてチェックすべきでしょう。
でも、数字“だけ”を追い始めたとき、発信は苦しくなるのです。
なぜなら、投稿のすべてが「ウケるか」「伸びるか」基準になってしまうから。
数字を追う発信が招く悪循環
はこんなかんじです↓
① 数字を意識するようになる
↓
② 数字を伸ばすことが目的化
↓
③ 本音を隠し、ウケ狙いの投稿が増える
↓
④ 共感されにくくなる
↓
⑤ 数字がさらに落ち、焦りが増す
↓
⑥ 発信が嫌になる or やめてしまう
「なぜこれを発信したいのか?」という“意味”があると、折れにくくなる
私が転機を迎えたのは、あるDMをもらったときでした。
「ねここさんの投稿に、今すごく救われました」
「何者でもない自分でも、何かを発信していいんだって思えました」
この言葉を読んで、私はハッとしたんです。
「たった一人でも、誰かに届いている。
だったら、この発信には“意味”がある。」
数字がなくても、目に見える反応がなくても、
“意味のある発信”は、ちゃんと誰かの心に残っている。
その実感が、私の発信の軸を変えました。
「数字よりも意味を積む」発信のあり方
意味を積む発信と、数字を追う発信の違いは大体こんなイメージです。
私も最初こそ数字重視でしたが、今は「意味をつむ」発信に切り替えています。
投稿内容 | 数字重視の投稿 | 意味を積む投稿 |
---|---|---|
テーマ | 今話題のトピック | 最近感じた心の変化 |
意図 | バズを狙う | 同じ悩みの人を励ます |
結果 | 拡散されたが心に残らない | 数は少ないが感謝の声が届く |
継続性 | 反応が減ると続かない | 反応がなくても続けられる |
「誰のために、何のために、この言葉を届けたいのか?」
この問いに正直に向き合うことが、発信を“作業”から“生き方”へと昇華させる鍵になります。
私も数字を追っていた頃は、短期間でいいねが増えたり減ったりと不安定で、
それに合わせて自分のメンタルも上下していました。
でも「誰か一人の心に届けばそれでいい」と思えるようになってから、
フォロワー数やエンゲージメントに振り回されなくなりました。
そして気づけば、少しずつ、
定期的に読んでくれる人
コメントを丁寧にくれる人
講座に申し込んでくれる人が増えていったんです。
それはきっと、“伝えたい意味”がブレずに発信できていたからだと感じています。
発信に「意味」を持たせると、数字に振り回されなくなるのでとても楽に運用できるようになります。
数字に依存しすぎず、「内的な」意志を持ち発信し続ける強さが大切です。
観点 | 数字を追う発信 | 意味を積む発信 |
---|---|---|
モチベーション | 反応・数字に依存 | 内的な意志に支えられている |
継続力 | 上がったり下がったり | 安定して長く続けられる |
つながる相手 | 不特定多数 | 共感性の高い“本当のファン” |
心の状態 | 焦り・比較・疲労 | 納得・安心・充実 |
次章では「自分の原動力を見つける問いとワーク」を紹介します
ここまでで、発信の本質が「続けること」ではなく、
「意味を持って続けること」だと気づいた方も多いと思います。
ではその“意味”を見つけるには、どうすればいいのか?
第6章では、自分の内面と向き合い、“発信の原動力”を掘り起こす質問とワークを詳しくお届けしていきます。
第6章|自分の中の“原動力”を見つける3つの問い
原動力がないと、発信は“義務”になる
これまでの章で、「発信を続けるためには、気合いではなく“意味”が必要」だという話をしてきました。
そしてその“意味”を日々の発信に与えてくれるものこそが、
あなたの中にある【原動力】です。
逆に、この原動力が曖昧なままだと、発信は次のようになりがちです。
「やらなきゃ」と義務感で投稿
「数字が悪いから意味ない」と自分を責める
「何のためにやってるんだっけ…」と迷子になる
私もこれを何度も経験しました。
だからこそ断言できます。
原動力を言語化すれば、発信は「義務」ではなく「選択」になります。
原動力とは、“自分の人生を動かすもの”
ここでいう原動力とは、次のようなものです。
「こんな未来を叶えたい」
「これだけは伝えたい」
「こんな人を助けたい」
「あの頃の自分を救ってあげたい」
つまり、「発信を通して自分がどう生きていきたいか」という根っこの部分です。
【ワーク】原動力を見つけるための3つの問い
それでは、自分の中の原動力を掘り起こすための“内省ワーク”を始めてみましょう。
問い①:あなたが「本当に伝えたいこと」は何ですか?
もし、誰にも遠慮せずに発信できるとしたら何を語りたいですか?
あなたの中で、何度も繰り返し考えてしまうテーマは何ですか?
どんなときに「これは書きたい!」と思いますか?
例:私の場合
私がどうしても伝えたかったのは、「悩みながらでも発信していい」ということでした。
自分が変化する過程を見せることで、「自分も発信していいんだ」と思ってほしいんです。
問い②:なぜ、それを伝えたいのですか?
それを伝えたいと思ったきっかけは何ですか?
過去のどんな経験が、今のあなたの発信を支えていますか?
それを書かないと、どんな気持ちになりますか?
例:私の場合
過去に、「誰にも届かない」「何者でもない」と思い悩んだ時期がありました。
でも、ある人のnoteで救われた経験があり
今度は私が“誰かにとっての救い”になりたいと強く思ったんです。
問い③:その発信を続けることで、どんな未来を実現したいですか?
3年後、あなたはどんな発信をしていたいですか?
読者にどんな変化をもたらしたいですか?
発信を通して、あなた自身はどう成長したいですか?
例:私の場合
「ねここさんの言葉があったから前に進めました」と言ってもらえるような発信者になりたい。
そして、私自身も発信を通じて自立したライフスタイルを築いていたい。
【テンプレ】あなたの原動力を一文にまとめてみよう
問い①〜③をベースに、自分の発信の原動力を次のテンプレートに落とし込んでみてください。
▼原動力テンプレ
私は、【伝えたいこと】を発信することで、
【過去の自分や届けたい相手】の悩みに寄り添い、
【実現したい未来】を目指していきたい。
ねここの原動力テンプレ例
私は、「変化を恐れなくていい」というメッセージを発信することで、
昔の自分のように悩んでいる人の孤独に寄り添い、
発信で自分らしい人生を生きる人を増やしていきたい。
こうして少しずつワークを進めると
「原動力」を見つけることであなたにも3つの変化が起き始めます。
効果 | 内容 |
---|---|
①ブレなくなる | 他人の発信を見ても、自分の軸があるから迷わない |
②続けられる | 誰にどう届くかが明確なので、反応が薄くても書ける |
③信頼が生まれる | 一貫した発信は、深い共感と信頼につながる |
それではまとめます。
「なぜ発信するのか?」に答えられる人は、強く発信を続けることができます。
要素 | 解説 |
---|---|
原動力とは | 発信の“内なる理由”。自分の人生とつながっている |
見つけ方 | 「何を伝えたい?」「なぜ?」「どんな未来?」の3つの問い |
書く意味 | 意味のある発信は、数字に左右されずに続けられる |
未来像 | 「発信=自分の生き方」になることで、継続力と信頼が高まる |
次章では「誰かのために書く前に、自分を救う発信をしよう」という視点を解説します
発信者の多くは「誰かの役に立たなきゃ」と思い込んで苦しみます。
でも、まずは“自分を救う発信”でいいんです。
第7章では、「発信=自己表現であり、自己セラピーでもある」という視点から、
“自分を整えるための発信”について掘り下げていきます。
第7章|誰かのために書く前に「自分を救う発信」をしよう
「誰かのために書く」が、自分を苦しめることもある
「発信をするからには、誰かの役に立たなきゃ」
「読む人にとって価値ある内容にしないと…」
そう思って、毎回投稿に全力を注いでいた時期がありました。
でも、ある日、ふと気づいたんです。
「これって、全部“誰かのため”ばかりになってない?」
「私は、自分自身のことを置き去りにしてない?」
発信者である前に、人間です。
感情があって、日々揺れ動いていて、弱さもある。
だからこそ、“自分の心”を一番最初に救える発信が、本当は一番大切なんです。
“自己セラピーとしての発信”という考え方
私は、「書くことは心を整えること」だと思っています。
心の中にあるモヤモヤや、まだ言葉にならない感情を、
丁寧にひとつずつ言語化していく作業。
嬉しかったこと
悔しかったこと
誰にも言えなかったこと
言葉にして初めて気づいたこと
これらを発信として残すことが、
結果的に“誰かのため”にもなっていくんです。
発信の優先順位:まず「自分」の言語化、そのあと「誰か」に届くことだと思っています。
┌────────────┐
│ ① 自分の心を整え言語化する(内面)
└────────────┘
↓
┌────────────┐
│ ② 同じように悩む人に届く(外側)
└────────────┘
自分を整える発信が、結果的に「深い共感」を生む
たとえば、私は過去にこんな投稿をしたことがあります。
「今日はこんなことに悩んで時間を使った。でも、こういう事があったことを忘れたくない。書き残しておきたい。」
いいねも少なかったし、バズったわけでもないです。
でも、何人かの方からメッセージをいただきました。
「私もまさにこれで悩んでました。気持ち、すごくわかります」
「こういう投稿をしてくれて、ありがとうございます!」
それはまさに、“自分を救うための発信”が、誰かの救いにもなった瞬間でした。
「人のため」は、時にプレッシャーになる
もちろん、「誰かのために」という気持ちは素晴らしい。
でも、それがプレッシャーや義務感になってしまっては、本末転倒です。
「書かなきゃ…」と感じてしまう
「今日はネタがない」と焦る
「また反応が少なかった」と落ち込む
こんな状態では、発信は続きません。
だからこそ、“自分のために書いていい”という許可を、自分に与えてあげてほしいんです。
書くことに迷ったときは、次の問いに答えてみてください。
自分を救う発信の入口になる5つの問いの【ワーク】です。
問い | 書き出しのヒント |
---|---|
今、心がザワついていることは? | 今日あったモヤモヤ/不安/迷い |
最近、嬉しかった出来事は? | 小さな出来事でもOK |
今、何を我慢している? | 感情/行動/言葉…なんでも |
昨日と比べて、今日の自分はどう? | 微細な変化に気づいてみる |
誰にも言っていないことは? | 自分の本音に触れてみる勇気 |
「弱さを出すこと」は、決して“ダメなこと”じゃない
多くの人は「強く見せよう」「立派に見せよう」としてしまいます。
でも、実際に共感され、信頼を集める人というのは、“弱さを出せる人”です。
正直な感情を言葉にできる
悩みや葛藤を隠さずシェアできる
完璧じゃない姿を見せられる
これこそが、発信における「信頼の源泉」になります。
自分の記録は、未来の自分の財産になる
そして何より、「自分を救う発信」は、未来のあなた自身の支えになります。
数ヶ月後、数年後に読み返したときに、
「あのときの自分、よく頑張ってたな」
「こんなことで悩んでたんだな」
「ここから少しずつ変われたんだ」
そんな風に、あなた自身を肯定できる材料になっていきます。
発信は、まず“自分のため”にしていい
ポイント | 内容 |
---|---|
自分を救う発信とは | 内面を整える・弱さに触れる発信 |
メリット | 続けやすい/共感されやすい/プレッシャーが減る |
実践方法 | 書く前に自分の感情に問いを立てる |
長期的な効果 | 信頼される・記録が自分を励ます |
次章では「自然体で発信を続けるために、今日からできること」を総まとめします
ここまでで、
発信が続かない理由
自分と一致した発信の必要性
自己成長ログという視点
発信スタイルの確立
意味を持って発信すること
原動力を明確にすること
自分を救う発信というアプローチ
…をお伝えしてきました。
次の最終章では、これらを総括し、
「自然に、でも確実に、発信を続けられる人になるための実践ステップ」をお届けします。
まとめ|自然に発信が続く人になるために、今日からできること
発信が苦しくなるのは、「合ってない方法」を選んでいるから
これまでの章で何度もお伝えしてきたように、
発信が続かない理由は、あなたの根性や努力不足のせいではありません。
原因はむしろ、
発信と人生が“ズレている”
無理に「教えるモード」になっている
数字にばかりフォーカスしている
自分の原動力が言語化されていない
自分を置き去りにして「誰かのため」に頑張りすぎている
といった、内側と外側のバランスが崩れていることにあります。
「自然に続く発信」の5原則
私自身の体験をふまえて、
発信が“無理なく”続く人に共通する要素をまとめると、以下の5つになります。
原則 | 内容 | チェックポイント |
---|---|---|
原則① | 発信と人生が一致している | 発信で嘘をついていないか? |
原則② | 自己成長を記録する姿勢 | 教えるより、記録を意識しているか? |
原則③ | 自分のスタイルを知っている | 他人に流されず、自分の型があるか? |
原則④ | 数字より“意味”を積んでいる | バズより「なぜ書くのか」が明確か? |
原則⑤ | 自分の心を先に整えている | 誰かのために書く前に、自分の声を聞いているか? |
これは、【自然体で発信を続けるための5原則】です。
軸がブレると、相手にもあなたの良さは伝わりません。
原則を守って、発信をしていきましょう。
最後に|あなたの発信には、今しかない“温度”がある
「何を書けばいいかわからない」
「反応がなくて不安になる」
「このまま続けて意味があるのかな…」
そんな時こそ、思い出してほしいんです。
あなたの言葉には、今のあなたにしか出せない“温度”があることを
それは、たとえ誰かに届いていないように見えても、
未来のあなた自身を支える“記録”になります。
そしてそれが、いつか誰かの希望になるかもしれないんです。
そう思いながら私もこのブログを書いてます。
でも、ここまでの記事を読んでも
自分らしい発信がわからない
すぐ疲れてしまい、継続できない
自己開示が怖くて投稿が止まる
無理せず自然体で発信したい
そんなお悩みを払拭できない方もたくさんいると思います。
そんなときは
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著者プロフィール:ねここ
在宅ワーカー歴4年。
月収0円から副業スタートし、現在はコンテンツ販売×ステップ配信で仕組み収益を確立。(noteも執筆中!)
未経験から1年でコンテンツ販売を教える側になった元薬剤師
ブログ/Instagram/X/スレッズ/YouTube/メルマガ/noteを使った
資産コンテンツ積み上げ術を日々共有中。
「半径1mの幸福の永続化」を目標にネットビジネスを始め2年で起業。
在宅ワークで生きられるための知識を毎日発信中。
ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!
記事でお会いしましょう!



あなたの発信が、誰かにとっての救いになりますように。
そして何より、あなた自身を救う発信でありますように。
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ねここより