はじめに:X(旧Twitter)で、売れない時代がきた
2023年まで、X(旧Twitter)は私たち個人発信者にとって、
最もローコストで、最も反応が得やすいマーケティングの場でした。
しかし2024年以降、その景色は一変します。
「リンク付きポストは届かない」
「真面目な企画は見向きもされない」
「反応があるのはイキリ系ばかり」
そんな世界で、良心的に発信してきた人たちは今どう動いているのか?
この記事では、現在のXの実態と、売上を維持・伸ばすための戦略的なこれからの動き方を、初心者でもわかりやすく解説します。
第1章:X(旧Twitter)の環境変化:2023年→2025年で何が起きたか
2023年まで、X(旧Twitter)は個人発信者にとって圧倒的にコスパの良い集客チャネルでした。
朝の投稿が拡散され、昼には新規フォロワーが増え、夜には商品が売れていく
そんな“魔法のような循環”が、確かに存在していたのです。
ところが、2024年に入ったあたりから、その空気はじわじわと変わり始めます。
投稿が伸びない、リンクが届かない、フォロワーの増加が止まる……。
シャドウバン、凍結、仮ラベル導入…。
どんどん規制が強くなっていく。
SNSに張り付いていても、売上に結びつかない現象が多くの発信者を悩ませるようになりました。
なぜ、そんな変化が起きたのか?
この変化の根底には、主に以下の2つの要因があります。
① Xのアルゴリズム改定:イーロン・マスクの構造改革
2024年、Xは大規模なルール改定を行いました。
端的に言えば、「稼ぐ系・告知系・リンク付き投稿」の表示が著しく制限されるようになったのです。
具体的な影響を挙げると:
外部リンクがついた投稿 → 表示激減&BAN対象
一方的な宣伝・ローンチ系 → フォロワーにも届かない
ハッシュタグ活用 → むしろ逆効果になることも
つまり、X側は“広告臭がする投稿”を一掃しにきたのです。
フォロワーが多くても、インプレッションが1/10以下になる現象が頻発。
かつて「個人発信の希望の星」だったXは、ローンチの墓場に変貌してしまいました。
② X上の文化の変化:プロレスとイキリの台頭
ビジネス系TLでは、以下のような空気感が支配的になります。
稼げるアピール合戦
仮想敵を作って煽る
ポジショントークの応酬
本質そっちのけの“プロレス芸”
そんなXの変わり果てた姿を見て
かつて有益な知見や誠実な発信でファンを得ていた人たちは
目立てず埋もれ、「発信をやめてしまったように見える」状態に陥っています。
たとえ話で言えば…
2023年までのXは、文化祭のステージのようなものでした。
誰でもマイクを握って、自分の熱い思いや企画を伝えることができた。
拍手も応援も届いていた。
でも今は、深夜の繁華街になってしまった。
叫んだもの勝ち。
騒いでる人しか見てもらえない。
誠実に語ってる人の声は、音にかき消されてしまうようになりました。
【環境変化の年表】
年 | 出来事 | 発信者への影響 |
---|---|---|
2023年 | 有益系投稿が伸びやすい時代 | 無料コンテンツで信頼構築 → 企画・ローンチで売上発生 |
2024年 | Xのアルゴリズム改定(イーロン体制) | ビジネス・外部リンク投稿が激減/告知が届かない |
2025年 | イキリ・プロレス文化の支配/TLの崩壊 | 良心的発信者が姿を消し、表で売ることが困難に |
LINEのBAN強化と「脱LINE・メルマガ回帰」の動き
実はXだけではありません。
もう一つの主力チャネルだった「公式LINE」も、2024年を境に大きく信用を失っています。
特に2024年中盤以降、以下のような現象が頻発しています:
「稼ぐ系」文脈を使っただけで垢BAN
外部URLを送ると停止
LINE運営から警告が届く
アカウント復活が困難に
LINEの上部に「警告表示」がデフォルト化

この影響で、数十万人のリストを抱えていた有名発信者たちが、一夜にして“顧客との接点”を失う事故やアカウントバンという経験しました。
私も1,000人のリストが一夜で吹き飛びました。
対策として選ばれたのが「メルマガ ✕ リストマーケ」
LINEの不安定性が広まるにつれ、多くのトップ発信者が
メールアドレスを主体にした“リストマーケティング”へ回帰
しはじめたのです。
なぜなら、
メールはBANリスクが限りなく低い
プラットフォーム依存度が低い
長文やストーリー性のあるセールスが可能
「仕組み化」「ステップ配信」「信頼構築」に強い
からです。
【比較表】LINE vs メルマガの現在(2025年版)
項目 | LINE公式アカウント | メルマガ |
---|---|---|
運用安定性 | 非常に不安定(BANリスク高) | 安定して運用可能 |
セールス | 表現制限あり/通報で停止 | 自由なセールス文が可能 |
リスト維持 | アカウント停止で一瞬でゼロ | 管理画面でバックアップ可能 |
集客導線 | Xや広告と連携可能 | LPと連動しやすい/ABテストも可能 |
費用 | 有料プランが高騰傾向 | 無料または低コストから運用可能 |
つまり「X ✕ LINE」はマネタイズしにくくなった?
結論から言うと、Xだけ、LINEだけでは売上は持続的に作りにくくなりました。
X → LINE誘導 → LINE配信 → セールス
という「旧・王道モデル」は、2025年には完全に崩壊しています。
今求められているのは、
「集客力のあるプラットフォーム(YouTubeなど)でライトな集客」
→「メルマガで深い信頼構築」
→「メール内でローンチ/販売」
という“脱X依存型”の販売動線です。
第2章:なぜ良心的な発信者が姿を消したのか
読者からは、よくこんな声を耳にします。
「あの人、最近Xで投稿しなくなりましたよね?」
「大好きだった発信者がTLに全然出てこないんです…」
でも実際には、「発信をやめた」わけではないのです。
正確に言えば、「Xでの発信をやめた」というだけ。
つまり、
❌ 表では見えなくなった
⭕ 裏では静かに活動している
という状況が起きているだけなんです。
では、なぜ“表の場”から消えたのか?
それは簡単に言うと、
Xという舞台で誠実に発信しても、反応が得られなくなったから。
具体的な要因をもう少し分解してみましょう。
【理由1】有益な投稿が届かない・伸びない
アルゴリズム変更により、こうした投稿はすべてインプレッションが激減しました。
真面目な企画告知
商品のローンチ告知
ストーリー性のあるコンテンツ投稿
これらは、「ビジネス臭が強い」とみなされ、露出が激減しているのです。
たとえ話:静かなカフェで朗読していたのに…
かつてXは、静かなカフェのような空間で、
発信者たちが読者に向けて朗読するように価値ある投稿を届けていました。
でも今は、ロックフェスのど真ん中で朗読しているような状態です。
叫ばないと誰にも届かない。
マイクを握ったもの勝ち。
だから、良心的な人ほどマイクを置いて、別の場所へと去っていったのです。
【理由2】TLの“空気感”が変わった
多くの発信者が感じている変化、それは「Xの空気が荒れてきた」ということ。
ポジショントークの応酬
稼ぐアピール
マウント合戦
仮想敵批判
“プロレス芸”の連続投稿
こうした投稿がタイムラインの主流になっており、
丁寧で誠実な発信が浮いてしまう空気になっているのです。
このような状況の中で
「インプ取りたくて、あえて煽るようなこと言ってる人が増えました」
「批判されたくなくて発信が怖くなった」
「“うぉぉ系”に乗らないと見てもらえない」
こうした声は2024年後半から急増し
結果、多くの誠実な発信者は、Xをメインで「発信しない」という選択肢を取りました。
【理由3】“顧客”より“発信者同士”の承認欲求が主役に
以前は、Xで発信する目的が「お客様に価値を届けたい」だった人が多かったのに、
2025年現在では、
「他の発信者にどう見られるか」
「業界内での存在感を出したい」
という“発信者のためのSNS”になりつつあります。
その結果、こんな現象が生まれます:
顧客ではなく発信者にウケる投稿が増加
業界内の承認欲求バトルが激化
本来のお客様との距離がどんどん開いていく
結果、どんどんX市場は声の大きい人の戦場となり、コツコツ積み上げ型の静かな発信者は離脱する流れとなっていきました。
【比較表】誠実な発信者が離脱する3大理由
項目 | 内容 | 影響 |
---|---|---|
投稿が伸びない | リンク付き、長文、有益系がアルゴリズムに嫌われる | 商品や企画が届かない |
空気が荒れている | ポジショントーク・稼ぐアピールが主流に | 真面目な人が浮く・疲れる |
顧客が見えない | 読者ではなく発信者同士の競争へ | “売る”ための発信にならない |
では今、誠実な人はどこで発信しているのか?
答えは明確です。
「メルマガ・LINE・YouTube」など、クローズドな空間で静かに発信している。
なぜなら、そういった場所の方が
誰にも邪魔されずに
価値を丁寧に届けられ
読者との信頼関係を深められる
からです。
しかも、そうした静かな場所でこそ、
「本当に必要としてくれている読者」だけが残っているからです。
まとめ:姿を消したのではなく、次のステージへ進んだだけ
誠実な発信者がXから消えたのは、戦略的撤退です。
売れない場所から離れ
届かない環境から卒業し
お客様と丁寧につながれる場所へ移動した
というだけの話。
あなたがXを見て「面白くないな」「疲れるな」と感じるのなら、
それは正しい感覚です。
そして、あなたもまた、次のステージに進むタイミングなのかもしれません。
次章では、こうした誠実な人たちが
どのように「表」から「裏」へ移動し、売上を作っているのか
その具体的な流れについて解説していきます。
第3章:表で売れず、裏で売れる時代の到来
ここでまず、はっきりさせておきたいのは以下のポイントです。
「表で売れないからといって、売れてないわけじゃない」
この認識を持つことが、これからのマーケティング戦略では極めて重要です。
表で騒がれているのは、売れている人ではない
今のXを見ていると、「この人たちが売れているように見える」と感じるかもしれません。
たとえば:
毎日「稼げました!」とアピールしている人
仮想敵を煽ってプロレス芸をしている人
「月商◯万円!」の実績画像を頻繁に貼っている人
でも実際は、その売上が利益なのか、再現性があるのか、持続性があるのか――
そういった本質的な部分には全く触れられていません。
逆に、売れている人は静かです
あなたが「最近、投稿してないな」と感じているあの人。
「見かけなくなった」と感じるあの発信者。
じつはその人たちこそが、裏でしっかりと売上を作っているのです。
【表と裏の違いを一言でいうなら】
表:インプレッションはあるが、信頼は薄い
裏:インプレッションは少ないが、信頼が深い
この「信頼の深さ」こそが、2025年のマーケティングで売上を生む源泉です。
表での発信と裏での発信を比較して見ましょう↓
項目 | 表のマーケ(SNS) | 裏のマーケ(リスト内) |
---|---|---|
投稿の目的 | インプ・拡散 | 信頼構築・販売 |
届け先 | フォロワー全体(不特定多数) | 興味がある人だけ |
成約率 | 低い(0.1〜1%) | 高い(10〜30%) |
構築に必要なもの | 話題性、煽り力 | 商品力、文章力、信頼構築力 |
売上の継続性 | 一時的な爆発 | 継続的に売れる土台 |
なぜ“裏”が売れるのか?3つの理由
① 見込み客の温度が高い
SNSのタイムラインは、見ている人の大半が「通りすがりの人」です。
でも、メルマガやLINEに登録してくれた人は、「あなたに興味を持っている人」です。
つまり、「すでに前のめりな状態」なんです。
この温度差が、販売時の成約率に圧倒的な違いを生みます。
② 競争がない
SNSでは、投稿を読んだあと、すぐ下に「他人の商品紹介ポスト」が並びます。
でも、メルマガ内では、他の誰にも邪魔されない空間が作れます。
たった1人の読者に対して、
あなたの言葉で、あなたの商品を、あなたのペースで届けることができる。
これはSNSにはない最大のメリットです。
③ 商品の価値を深く伝えられる
SNSの投稿には「文字数制限」「テンプレ文化」「速読されるリズム」があります。
でも、メールやLINEでは、ストーリーで商品価値を伝えられるのです。
たとえば、
自分がどんな思いでこの商品を作ったのか
読者のどんな悩みを解決するのか
過去の実例やお客様の声
こういった情報を読者と1対1で丁寧に届けられる場所。
それが裏のチャネルです。
たとえ話:「駅前のビラ配り」vs「自宅訪問」
SNSは、駅前でビラ配りをしてるようなもの。興味ない人にもチラシが届く。
メルマガは、あなたの商品に興味を持った人の家に訪問して、ゆっくり話を聞いてもらえるようなもの。
当然、売れる確率が違います。
では、どんな人が裏で売れているのか?
表で静かにしているけど、月商7桁を安定して作っている
メルマガ配信だけで30名以上に5万円以上の商品を販売している
SNSでは見かけないのに、コアなファンを持ち、顧客対応が丁寧
こうした人たちは、例外なく「自分のフィールド」を持っている人です。
それが、メルマガであり、LINEであり、YouTubeであり、クローズドな関係性です。
まとめ:静かに売れる時代に合わせて「場所」を変えよう
Xという“駅前広場”が騒がしくなった今、
本当に売れている人たちは、静かな場所に自分の「店」を出し直しています。
少ない人数でも売れる仕組み
信頼関係に基づく販売導線
プラットフォームに依存しない収益構造
これが、「裏で売れる人」の特徴です。
あなたも今からその準備を始めることができます。
次章では、具体的にどんな準備が必要なのか/どうステップを踏むのかを解説していきます。
第4章:Xの限界と「インプレッション格差」の正体
X(旧Twitter)という場所は、いまや“平等な発信の場”ではありません。
フォロワーが多い人、声が大きい人、騒げる人には“おこぼれ”のようにインプレッションが残されていますが、
誠実に届けたい人ほど「誰にも届かない」状況に直面しています。
それこそが、インプレッション格差です。
まず、「インプレッション格差」とは?
簡単に言えば、
投稿が人によって“見られる数”がまったく違う状態
のことです。
たとえば、あなたが1万人のフォロワーを抱えていたとしても、
投稿にリンクを貼った
ハッシュタグを使った
いかにもビジネス投稿っぽい雰囲気だった
このどれか一つに当てはまるだけで、
フォロワーの5%以下にしか届かないことが普通に起きます。
事例:フォロワー1万人なのに、投稿インプ2,000以下
「え?じゃあ残り8,000人はどこ行ったの?」と思いますよね。
でもこれは、Xのアルゴリズムが“投稿を表示させる優先順位”を調整しているからです。
そしてその調整ルールは、以下のようにどんどん変わってきました。
【Xのアルゴリズム変化まとめ(2024〜2025年)】
内容 | 結果 | 解説 |
---|---|---|
外部リンク付き投稿の制限 | 投稿が届かない | LINE登録・LP誘導などが激減 |
一方的な宣伝投稿の表示制限 | ローンチ系が埋もれる | 商品や企画の投稿がほぼ無視される |
ハッシュタグの逆効果化 | 投稿が伸びない | スパム扱いされやすくなる |
投稿の“騒がしさ”にインプが集中 | 煽り・プロレスだけが伸びる | 喧嘩商法がバズりやすい状態に |
つまり、「静かな発信は表示されず、うるさい発信だけが伸びる構造」に変化したのです。
この構造の中で、「売りたい」「企画したい」「届けたい」と考えている誠実な発信者は、
“声を上げるのをやめる”という選択をせざるを得なくなったのです。
なぜ真面目な投稿が“見られなく”なったのか?
ここには、Xの根本的なビジネスモデルが関係しています。
Xは、今や広告収入と有料認証(ブルーバッジ)で収益を上げるビジネスモデルに移行しています。
つまり「投稿の品質」よりも「滞在時間」や「エンゲージメント(=議論・炎上・拡散)」を最重要視しています。
だから、「煽っている投稿」ばかりが優遇される
仮想敵を立てて炎上を誘う
稼げる系で感情を煽る
誰かを否定して論破風に見せる
こうした投稿は“感情の揺れ”を生みやすいため、長く読まれやすく、拡散もされやすい。
Xの運営としても、それが広告表示に貢献するからこそ、アルゴリズム的に「正解」になってしまっているのです。
「静かな投稿」が埋もれていく構造
かつてのXは、“知的な人が集まる小さな本屋”のような場所でした。
でも今は、“人混みの路上で大声で歌うライブ”のような場所になってしまった。
あなたがいくら良書を紹介しても、隣で路上ライブが爆音で歌っていたら、
読者の耳にも目にも届きません。
その結果、声を出しても意味がない → 発信する意味がない → 離脱という流れが生まれました。
誠実な発信者が今感じている「3つの絶望」
届かない絶望:「良い投稿が全然伸びない」
比べられる絶望:「煽り屋の方がバズってる」
誤解される絶望:「売れてないと思われる」
この3つの心理的ダメージによって、表から姿を消した発信者は数知れず。
これは単なる“疲れ”ではなく、“構造による敗北”とも言えるのです。
解決策は「構造を変える」こと
このインプレッション格差は、あなたの努力や才能ではどうにもなりません。
なぜなら、SNSという舞台装置そのものが、もはや売れる構造になっていないからです。
では、どうするか?
答えはひとつ:
「届けられる構造」を、自分で用意するしかない
つまり、
メルマガを作る
ステップ配信で商品を紹介する
読者と1対1で関係性を築く
という、プラットフォームに依存しない販売導線を作ることです。
まとめ:Xは「使い方」を間違えると、売れない
Xというプラットフォームは、
今でも「集客のきっかけ」にはなります。
でも、以前のように「売る場所」として使ってはいけません。
【Xの役割:2025年版】
時期 | 役割 |
---|---|
2023年以前 | 価値提供・信頼構築・販売のすべて |
2024年以降 | 人目を引くための“導線入り口”に限定 |
2025年現在 | ブランド認知・拡散のためのサブツール |
つまり、Xで売上を作ろうとするのは、今や“構造的ミスマッチ”。
もう無難なポストをしているだけでは商品やサービスも売れなくなっています。
「見られる場」から「届く場」へ。
「数字を追うSNS」から「関係性を築くリスト」へ。
次章では、今まさに成果を出している人たちが実践している
静かな勝ち方=メルマガ✕仕組み✕商品構築のリアルを具体的に解説していきます。
第5章:静かな発信者が選ぶ、新しい勝ち筋とは
Xの表舞台が“騒がしい人の独壇場”になりつつある中で、
それでもなお静かに、粛々と、売上をつくり続けている人たちが存在します。
では、そういった人たちは、いまどんな手順で「売れる仕組み」をつくっているのか?
彼らが選んだ“新しい勝ち筋”を、わかりやすく分解していきます。
ステップで見る、静かな人たちの勝ち筋(全体像)
【勝ち筋マップ】
ステップ | やっていること | 目的 |
---|---|---|
STEP1 | 表での“露出”戦略を最低限行う(おすすめ:YouTube) | ブランドの入口をつくる |
STEP2 | プロフや投稿から“リスト”へ誘導(メルマガ・LINE) | 興味ある人を絞り込む |
STEP3 | ステップ配信・メルマガで関係構築 | 信頼を積み重ねる |
STEP4 | コンテンツや体験を通じて“教育”する | 商品の必要性を実感してもらう |
STEP5 | セールス(販売)を“裏で”行う | 商品が売れる |
これが、いま結果を出している発信者たちの“裏の販売導線”です。
Xでバズらなくても、
フォロワーが伸びていなくても
この5ステップがしっかりしていれば、
売上は安定して伸びていきます。
STEP1:表では“最低限の露出”だけ
今のXでは、インプを伸ばすために「毎日投稿する」「バズらせる」必要はありません。
実は、やるべきことはもっとシンプルです。
目的は「認知」ではなく「導線設計」
固定ポストに「メルマガ登録リンク」
プロフにも「登録URL」
ときどき、体験談や無料プレゼントを絡めてシェア
これだけでも、“反応してくれる読者だけ”がリストに少しずつ入ってきてくれます。
今のXでは「交流」がインプに影響する
ここで少し踏み込んで、現在のXアルゴリズムにおける交流の重要性について解説しておきます。
【現状】投稿を伸ばしたいなら「交流」が必須条件になった
以下のようなアクションを日頃から行っていると、
あなたの投稿は“アルゴリズム的に好まれる”ようになります。
他人の投稿に「いいね」「リプ」をする
リプがついたら必ず返信する
スペースや引用RTなど、相互関係のある行動を増やす
これをやらないとどうなるか?
✅ フォロワーが見てくれない
✅ 投稿してもインプが少インプで頭打ち
✅ 「無反応=価値がない」と判断されて更に届かなくなる
つまり今のXは、“相互コミュニケーションが活発なアカウント”を優遇して表示する構造なのです。
これは2025年に現れた兆候といえます。
これは例えるなら「教室で挙手した子だけ当ててもらえる」構造と一緒です。
あなたが真剣に話していても、
普段まったく交流していない子には先生もなかなか当てづらい。
逆に、毎日挨拶してくれて、リアクションも多い子がいれば、
自然と「見てあげよう」「反応してあげよう」と思う。
これはXでも同じことが起きています。
では、どうするか?
静かな発信者たちは、「交流を前提にした投稿設計」を行っています。
リプしやすい投稿をわざと混ぜる
雑談や問いかけを含めて「話しかけやすさ」を演出する
リプが来たら、できる限り即レス
こうすることで、アルゴリズム上の“信頼スコア”が向上し、
結果的にリンク付き投稿やセールス投稿の届き方が改善されるのです。
STEP2:リスト誘導が“主戦場”
インプレッションを増やすための“交流設計”をしながら、
同時に必ず設計すべきなのが「リスト誘導」です。
いくらTLで伸びても、
リストが取れていなければ売上はゼロ。
逆に、たとえ投稿が伸びなくても、
「3人だけが興味を持って登録してくれた」のであれば、
その3人の中から1〜2名に売れることも十分可能です。
リスト誘導の鉄則
LP(ランディングページ)は“商品販売”ではなく“登録特典”で作る
登録直後のステップ配信を“セールスの流れ”にしておく
メール配信は「感情×体験×ストーリー」で信頼を積み上げる
まとめ:静かに売れる人の「当たり前」を標準化せよ
Xで反応が出せなくなったことで、
「私は価値がないんじゃないか」
「もうSNSでは売れないんじゃないか」
「講師の指導方法が悪いだけなんじゃないか」
そう思ってしまう方も少なくありません。
ですが、Xはもうかつての2023年のような姿を保持していません。
なので、いま成果を出している人たちは、
プラットフォームの構造を理解して、「使い方」を変えているだけです。
表で騒ぐより、裏で確実に売る
数字より、信頼と感情を積み重ねる
拡散より、関係性に集中する
これが、2025年の勝ち筋です。
次章では、さらに踏み込んで
メルマガ・ステップ配信・販売導線の組み方など、実践的な設計術に入っていきます。
第6章:売上を作る人は、“何をどこで売っているのか”
「見かけなくなったけど、あの人今どうしてるんだろう?」
「Xでは全然投稿してないのに、売れてるっぽい…?」
そんなふうに思う人、あなたの周りにもいませんか?
それ、正解です。
彼らは“静かに売れる仕組み”を持っている人たちです。
では、その人たちは実際に何を、どこで、どうやって売っているのでしょうか?
結論:売れている人は「商品✕導線✕発信場所」の掛け算で考えている
まず大前提として、今売れている人の多くは、
「何を」✕「どこで」✕「どうやって」
をすべて設計しています。
順に解説していきます。
① 「何を」=売れている商品タイプ
【売れている商品タイプ:TOP3】
商品タイプ | 特徴 | 単価帯 |
---|---|---|
ステップ解説講座 | 自動化・教育・販売がセットで組める | 1教材:3万〜5万円前後 |
個別サポート付き教材 | 個別対応・個別質問・個別添削受付 | 1年:30万円〜90万円前後(講師の時給による) |
動画講座・テンプレ販売 | 作り切りで販売可/仕組みに乗せやすい | 1教材:3万〜5万円前後 |
これらの商品に共通しているのは、
「信頼性と教育性」をセットで提供できることです。
ポイントは“教育設計”
つまり、「なぜその商品が必要なのか?」を段階的に伝えられる仕組みがあること。
だからこそ、メルマガ✕ステップ配信と相性が良くなるわけです。
② 「どこで」=売っているチャネル
【売れている販売チャネル】
チャネル | 特徴 | 目的 |
---|---|---|
メルマガ | 長文OK/ストーリー性/教育的 | 販売&信頼構築の主軸 |
クローズドLINE | 短文で即反応/講座案内など | フォローアップ・即レス用 |
オンライン説明会 | 対面信頼構築 | 高単価商品の成約導線 |
セールスページ(LP) | 記事形式で説得・共感 | クロージング/購入決断の補助 |
「売れてる人ほど、売ってないように見える」のは、
これらの導線が表から見えない場所で機能しているからです。
昔の販売は「駅前で呼び込みして、その場で売る」スタイルでしたが
今は、「裏口から入ってもらって、静かな部屋でじっくり商品を見てもらう」スタイルに変わっています。
だから、Xで見かけない=売ってない ではない。
むしろ、静かに準備していた人が圧倒的に売っているんです。
③ 「どうやって」=売るための設計思考
【売るためにやっている設計】
設計項目 | 内容 | 効果 |
---|---|---|
ステップ配信 | 見込み客の理解を深める | 教育と信頼を自動化 |
セールスメール | ストーリー・比較・権威性 | 成約率アップ |
期間限定・個数限定 | 緊急性と希少性を演出 | 即決を後押し |
成果事例・証言 | 商品の信頼性を強化 | 購入の障壁を下げる |
このように、売れている人は「ただ商品を見せる」だけでなく、
買いたくなる“心理導線”まで設計済みなのです。
今は“商品の良さ”だけでは売れない時代
昔は、
「コンテンツが良ければ勝手に売れる」
「届ければ売れる」
そんな時代がありました。
でも今は、
どんなに良い商品でも、届かない
どんなにすごい実績でも、埋もれる
どんなに情熱があっても、反応がない
これが現実です。
だからこそ、
✅ 届ける場所を選ぶ
✅ 教育のステップを設ける
✅ 信頼を積み上げる導線を用意する
という“売る前の準備”が、2025年のマーケティングでは欠かせないのです。
まとめ:静かに売れる人は「見せ方」ではなく「届け方」を磨いている
繰り返しになりますが、今の時代に売上をつくっている人は、
声を張り上げて商品を売っているわけではありません。
表では「関係性構築」の最低限の露出
裏では「教育→信頼→販売」の導線を整備
商品は“今買う理由”と“必要性”まで組み込まれている
ここまでがワンセットで設計されているからこそ、
見かけずとも売れている。
静かでも結果が出ている。
これが、静かに売れている人たちのリアルです。
次章では、こうした仕組みを持っていない人が、ゼロから始めるにはどうしたらいいか?
“仕組み構築”の最初のステップを超具体的に解説していきます。
第7章:なぜ今、私は「Xを使わずに稼げている」のか?
かつては「Xで価値提供→企画→ローンチ」という流れが王道でした。
いわゆる、“TLで信頼を得て、そのまま売る”スタイルです。
でも、2024年以降、この流れが完全に崩れました。
2024年以降の変化:「表で稼ぐ」時代の終焉
イーロン・マスク氏の登場以降、
X(旧Twitter)のビジネス運用は、以下のように一変しました。
【Xを取り巻く3つの大きな変化】
項目 | 内容 | 結果 |
---|---|---|
アカウント凍結 | 通報・スパム判定の基準が不明確に | 表での安定運用が困難に |
仮ラベル制度の増加 | 「誤情報」「詐欺の可能性」など自動ラベル付け | ブランド毀損リスクの増加 |
シャドウバンの常態化 | 投稿がフォロワーにさえ届かなくなる | 売上が激減/影響力消失 |
これらの影響で、
✅ せっかくの投稿が無反応
✅ 正常な投稿でも制限を受ける
✅ プロモーション時だけ表示激減
…という、もはやビジネスチャネルとして成立しない状態が常態化しています。
「X以外をメイン収益化導線にする」という選択肢
そういう中で、私は決断しました。
「安定して稼ぎたいなら、“Xを使わずに売る仕組み”を作るしかない」
そして、現在私は、
Xなしでも、毎月安定して収益が出るビジネスモデルを持っています。
現在の主流:「企画→リスト→ローンチ」
いま、誠実な発信者たちが移行しているのは、
次のような“静かな勝ち筋”です。
【表から裏へ:販売導線の変化】
以前 | 現在 |
---|---|
Xで企画を告知 | 少数の投稿に絞る or 投稿ゼロ |
TLで関係構築 | メルマガ・LINEで丁寧に構築 |
TLで販売(ローンチ) | メール内で完結(見えない販売) |
もはや、表で信頼を積むのはリスクが高すぎる時代になったのです。
その代わりに、裏でリストを持ち、1対1の関係性で売る手法が勝ち筋となっています。
私が今、やっていること
私はいま、
表ではほとんど投稿せず
地道にメルマガで信頼を積み
商品設計と仕組み構築に集中する
というシンプルな働き方で、
騒がず、煽らず、安定して売上をつくっています。
なぜ“静かなビジネス”が最強なのか?これからの時代の働き方指針
結論:「騒がない人」が、最終的に生き残る
SNSが普及し、「声が大きい人」が目立つ時代になった今。
今のXを見ていると
イキリ合戦
ポジショントーク
謎のマウント投稿
仮想敵を作っての叩き合い
仲間うちだけで分かる会話
そんな“燃えやすくて、疲れやすい世界”になってしまっています。
一時的に目立てたとしても、
疲弊して燃え尽きる未来が待っている。
それに対して、“静かな人”たちは違います。
第8章:静かなビジネスのメリットと特徴
X市場がルールチェンジが頻繁に起こる市場だからこそ
静かに、淡々と、
少ない発信で“深い信頼”を築き、少人数でも高単価・高満足で喜ばれていく。
それが、いま成功している人たちの“共通点”です。
項目 | 静かなビジネス | 騒がしいビジネス |
---|---|---|
発信頻度 | 少なめ | 毎日投稿、複数アカ運用 |
表現手法 | 丁寧・本音 | 強めの言葉・煽り |
収益構造 | 裏で仕組みで売れる | 表で反応勝負 |
顧客との関係性 | 長期・濃い | 短期・流動的 |
継続性 | 安定しやすい | 持続しにくい |
精神状態 | 穏やか | 疲弊しやすい |
「熱量」よりも「設計」が勝敗を分ける時代
以前は、「熱量がある人」や「努力してる人」が報われる時代でした。
でも2025年現在は、それだけでは難しくなっています。
なぜなら、熱量よりも“届け方の設計”が問われるようになったから。
どんなに良い投稿でも、届かなければ意味がない
どれだけ素晴らしい商品でも、見せ方がズレていれば売れない
どれだけ情熱があっても、仕組みがなければ再現性がない
つまり、「努力すれば売れる」ではなく、
「売れる設計図を持ってる人が売れる」時代に入っているのです。
「売らないのに売れる」世界がある
Xで騒がない、毎日投稿しない、DMも送らない。
でも、商品は売れる。
そんなことが本当に可能なのか?と思うかもしれませんが
それでも、売上が上がる方法はちゃんと存在しているのです。
それはすべて、
「仕組み」があるから。
そして、「感情を動かす設計」があるからです。
今こそ「静かに、でも確実に売れる方法」を持とう
もしあなたが今、
発信に疲れた
TLがうるさくて見たくない
発信しても何も反応がない
誰かの顔色を伺って投稿している
そんな状態なら、無理にSNSで戦う必要はありません。
私のように、
静かに、裏で、でもしっかり稼ぐ方法があります。
今後の指針:「投稿しないでも売れる」働き方へ
これからの時代に合った働き方は、こうです:
【これからの働き方5原則】
原則 | 内容 |
---|---|
① 投稿は“戦略的に必要最小限”でOK | 頻度ではなく「設計」がカギ |
② 世界観が伝わる導線設計 | LP・ステップ配信・オファーの一貫性 |
③ 信頼の積み上げは“裏で” | メール講座・動画・音声で深く届ける |
④ 商品は“変化”を売る | ノウハウより「人生の変化」 |
⑤ 顧客とは“継続的関係” | 1回売って終わりではなく、長期的信頼へ |
表で戦わずとも、
裏でしっかり信頼を構築し、感情に寄り添い、変化を提供する。
そんな働き方が、これからの時代のスタンダードになっていくことを、ぜひあなたにも知って欲しいです。
まとめ:表では目立たず、裏では勝つ。それが最強の形。
私は、静かなビジネスを選びました。
煽らず、焦らず、疲れず、その代わり、深く、濃く、継続的に信頼を積み上げる方法を選びました。
結果として、以前よりもずっと安定して、自由で、顧客からも喜ばれるビジネスになりました。
もしあなたが、
表の世界で疲れたなら、裏の世界へぜひ踏み入れて見てください。
私が実践している「静かに売れる仕組み」をご紹介します。
これからの時代、
“派手さ”ではなく、“信頼”と“仕組み”が強さになります。
ぜひ一緒に、「静かに、でも確実に売れるビジネス」を作っていきましょう。
SNSをメインにしない「静かな仕組み」へのご案内
こうした仕組みの作り方を、「メール講座」の中でだけこっそり公開しています。
✅ Xが不安定すぎて、もう頼れない
✅ フォロワーはいるけど売れない
✅ 毎回の企画やローンチで疲弊している
✅ 安定した導線を“裏で”持ちたい
そんな方に向けて、
私が実際にやっている【仕組みづくり】を、ステップ形式で丁寧に解説しています。
コンテンツ販売 × 仕組み化 の無料メール講座はこちら
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ぜひ、一緒にコンテンツ販売を「仕組み化」して、自由な時間をどんどん増やしていきましょう。
「あの人、最近あまり見かけないよね」
「でも裏で稼いでるのかもしれないよね」
そう思われるような存在になるために。
表から消えても、裏ではしっかり売れている。
静かに積み上げる資産型ストック収入のコンテンツ販売をメインの戦い方に。
そんな【仕組みのある働き方】を、今から一緒に始めていきませんか?
著者プロフィール:ねここ
在宅ワーカー歴4年。
月収0円から副業スタートし、現在はコンテンツ販売×ステップ配信で仕組み収益を確立。(noteも執筆中!)
未経験から1年でコンテンツ販売を教える側になった元薬剤師
ブログ/Instagram/X/スレッズ/YouTube/メルマガ/noteを使った
資産コンテンツ積み上げ術を日々共有中。
「半径1mの幸福の永続化」を目標にネットビジネスを始め2年で起業。
在宅ワークで生きられるための知識を毎日発信中。
ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!
記事でお会いしましょう!



このブログが、あなたの新しい一歩のきっかけになりますように。