はじめに:スラッグという存在を見直してみませんか?
ブログを書いていると、タイトル・見出し・内容には力を入れているのに、「スラッグ」はなんとなくそのまま…という方は多いのではないでしょうか?
スラッグとは、ブログURLの一部にあたる「短く・簡潔な英単語」で構成された、検索エンジンと読者の“ナビゲーター”のような存在です。
しかし、正しく使わなければSEOにも悪影響を与える、まさにブログ運営の地味だけど超重要な部分でもあります。
本記事では、私・ねここが「初心者でも理解できて、実際に成果が出せるようになる」スラッグの使い方を、ステップごとに解説していきます。
第1章:スラッグとは何か?その本質と役割を理解しよう
1-1. スラッグの定義とは?
スラッグとは、記事URLの末尾にあたる部分です。
WordPressでは、記事投稿時にURLを設定できますが、この「記事個別URL部分」をスラッグと呼びます。
例えば:
https://nekoko-blog.com/how-to-blog/
この「how-to-blog」の部分がスラッグです。
✔「URLの住所表示」であり、Googleにも読者にも記事内容を一瞬で伝える“看板”のような役割を果たします。
1-2. なぜスラッグが重要なのか?
理由 | 説明 |
---|---|
SEO対策 | GoogleはURLも評価要素に含めています。スラッグが意味のある単語だと、検索意図と合致しやすくなります。 |
ユーザビリティ向上 | 読者がURLを見ただけで内容をイメージできると、安心感・信頼感につながります。 |
管理がしやすい | 自分自身が記事管理をする際、わかりやすいスラッグは非常に便利です。 |
第2章:スラッグ設定でやってはいけないNG例とその理由
多くの初心者がやってしまう、間違ったスラッグ設定の例を見てみましょう。
私もつい最近までやらかしてました。
ビジネス4年もやってて知らなかったんかいっていう無知さですw
知ったのはつい最近なんですが、知ったとき全記事やり直したい気持ちになりました。
「NGスラッグ例」をぜひ知っておいてください↓
NGスラッグ | 問題点 |
---|---|
123 | 意味が伝わらない |
ブログ記事 | 日本語URLになり、エンコードが発生するため読みにくくなる |
a や post-1 | 管理が困難、重複リスクが高い |
how-to-write-a-good-blog-article-for-beginners-in-2025 | 長すぎる、SEO評価が分散される可能性 |
第3章:初心者でもできる!正しいスラッグ設定のステップ
【ステップ表】を作りましたので、以下の流れでスラッグ設定をしていきましょう。
今なら、記事の内容を見せて「AI」に「スラッグ作って」でもいいと思います。
ステップ | 内容 |
---|---|
Step 1 | 記事の主題・キーワードを明確にする |
Step 2 | 英語で短く要約する |
Step 3 | ハイフン(-)で区切ってわかりやすく |
Step 4 | 日本語は使用しない |
Step 5 | 記事ごとにユニークなスラッグを設定する |
第4章:具体例で学ぶスラッグの実用パターン
ここでは「初心者ブロガー」の目線で、よくある記事テーマに対して、OK・NGのスラッグ例を提示しますね。
例1:「ブログで稼ぐ方法」
スラッグ | 評価 | 理由 |
---|---|---|
blog1 | ✕ | 意味不明でSEO評価が低い |
make-money-blog | ○ | 短くて意味が明確、検索意図にも合う |
例2:「子育てストレスの対処法」
スラッグ | 評価 | 理由 |
---|---|---|
article-1234 | ✕ | 誰も内容を想像できない |
parenting-stress-care | ○ | 内容が明確、検索に強い |
第5章:SEO上位表示のためのスラッグ設定テクニック5選
テクニックを知っていると、スラッグ作成がしやすくなるので、ここでは5つのテクニックをお伝えします。
5-1. SEOに強いキーワードを含める
GoogleはURL構造からもコンテンツを理解しようとします。
記事のキーワード(例:make-money、seo-tips)を含めると高評価につながります。
5-2. カテゴリ名と合わせるルールを持つ
例:
seo/slug-settings
のように、カテゴリに応じてスラッグを整えると、サイト全体が整理されます。
5-3. 過去記事との重複は避ける
重複スラッグはWordPressでは「-2」「-3」と勝手に付けられることがあり、SEO的に非常にマイナスです。
5-4. 短くシンプルにする
最適な長さは「2〜4単語程度」。
あまり長いとURL全体の評価が分散し、シェア時にも不便です。
5-5. 記事公開前に必ずチェックする
スラッグの変更は「リダイレクト設定」が必要になります。公開後はできるだけ変更しないのが理想です。
第6章:スラッグ設定のよくある質問
スラッグの概念や設定方法について理解しても、実際に自分のブログ運営に取り入れようとすると、多くの方がつまずくポイントがあります。
この章では、特に初心者の方からよく寄せられる質問をもとに、具体的な不安や疑問を一つずつ解消していきます。
Q1. 英語が苦手です。スラッグ設定に支障がありますか?
答え:全く問題ありません。
現代ではGoogle翻訳やDeepL翻訳など、高性能な翻訳ツールが無料で使えます。スラッグで求められるのは正確な長文翻訳ではなく、記事の内容を示す短く意味のある単語です。
例えば:
「記事の書き方」→
how-to-write-article
「SEOの基礎」→
seo-basics
このように、ご自身の理解できる範囲で、簡単な英単語に置き換える習慣をつけましょう。
Q2. スラッグを日本語で設定してもいいですか?
答え:SEO・ユーザビリティの観点から、できる限り避けましょう。
日本語でスラッグを設定すると、URLが自動でエンコード(%E3%…のような文字列)されてしまいます。これにより以下の問題が起こります。
URLが長く、読みにくい
SNSでシェアしにくい
Googleのインデックスに悪影響を及ぼす可能性がある
検索エンジンと読者、両方の視点で考えても、英語表記で簡潔にまとめることが望ましいです。
Q3. 記事公開後にスラッグを変更しても大丈夫ですか?
答え:基本的には変更を避けるべきです。
スラッグはURLの一部であり、Googleにとっては「その記事の住所」です。
記事公開後にスラッグを変更すると、Googleが「新しい記事」と認識してしまい、これまで蓄積されたSEO評価が失われるリスクがあります。
もし変更する場合は、リダイレクト(301転送)の設定が必須となりますが、初心者には少々ハードルが高いため、公開前にしっかりと決めておくことをおすすめします。
第7章:初心者ブロガーにありがちな落とし穴とその回避方法
スラッグの概念は理解していても、実際に運用する際には、多くの初心者が「意識が向かない」「面倒だから後回し」と感じがちなポイントでもあります。
この章では、初心者がやりがちな落とし穴と、それに対する対処法をご紹介します。
「スラッグはどうでもいい」と思っている
多くの方が「内容が大事でしょ?URLなんて誰も見ないよ」と思いがちですが、これは非常に危険です。
スラッグは、検索エンジンが記事内容を理解するための構造的なヒントであり、読者にとっては信頼性やわかりやすさに直結する要素でもあります。
回避策:
「記事タイトルを英単語で一言にまとめる」といった形で、投稿前のルーティン化をおすすめします。
「毎回考えるのが面倒で適当にしている」
スラッグを設定するたびに悩んでいては、作業効率が落ちるだけでなく、設定ミスの原因にもなります。
回避策:
あらかじめルール化・テンプレート化しておくことで、迷うことなく設定できるようになります。
(→詳しくは次章でテンプレートを紹介します)
第8章:ねここ式・スラッグ設定テンプレート【初心者向け】
「スラッグ設定の型」をあらかじめ持っておくと、ブログ運営が格段にスムーズになります。
ここでは、ねここが実際に使っている記事タイプ別のテンプレートをご紹介します。
スラッグ設定テンプレート一覧
記事タイプ | スラッグ例 | 説明 |
---|---|---|
ノウハウ系 | how-to-write-blog | 方法を紹介する記事 |
初心者解説系 | what-is-seo | 概念を丁寧に説明する記事 |
比較記事 | comparison-wordpress-vs-wix | 2つの商品やサービスの比較 |
レビュー記事 | review-affinger6 | 商品・サービスのレビュー記事 |
トラブル解決系 | fix-wordpress-login-error | エラーや不具合の対処法 |
使い方:
記事を書く前に、「この記事は何の目的で誰に向けて書くのか」を明確にし、そのままスラッグに落とし込むことで、一貫性のある運用ができます。
第9章:まとめ|スラッグは“見えないSEO資産”
これまでの内容をまとめると、スラッグは単なるURLの一部ではなく、検索エンジンにも読者にも効果的に働きかける“見えないSEO資産”と言えます。
【要点まとめ表】
要素 | 推奨ポイント |
---|---|
使用言語 | 英語(小文字) |
長さ | 2〜4単語が理想 |
単語の区切り | ハイフン(-) |
キーワード含有 | 可能な限り含める |
公開後の変更 | 原則NG(要リダイレクト) |
テンプレ活用 | 管理効率が向上しミスが減る |
しっかりとルールを決めてスラッグを扱うことは、ブログ全体のSEO力を底上げするだけでなく、運営者自身の成長にもつながります。
第10章:ねここが届けたい最後のメッセージ
私も今までは全くスラッグなんて気にしたことがありませんでした。
でも、コンテンツ販売で本格的に収益化を目指す中で、細部への意識こそが成果を分けるという事実に気づいたのです。
「どうせ誰も見てないから…」
「考えるのが面倒だから…」
そんな“スルーしてしまいがちなポイント”を丁寧に拾い上げられるようになるからこそ
必要なお客さんに検索してもらえるようになします。
ぜひ私の失敗談を生かして、ブログ運営に役立てていってください。
そして最後に。
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最後に
成果を出すためには、記事内容だけでなく「見えない設計」にも心を配ることが大切です。
スラッグという一見地味な要素にこそ、差がつく伸びしろがあります。
一緒に、今すぐ“整える”習慣を始めましょう。
ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!
記事でお会いしましょう!
著者プロフィール:ねここ(noteも執筆中!)
発信テーマ:未経験から1年でコンテンツ販売を教える側になった元薬剤師
ブログ/Instagram/X/スレッズ/YouTube/メルマガ/noteを使った
資産コンテンツ積み上げ術を日々共有中。
「半径1mの幸福の永続化」を目標に
ネットビジネスを始め2年で起業。
在宅ワークで生きられるための知識を毎日発信中。
