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【体験談】マイスピーのドメインが「危険サイト判定」に!原因と対処法から学んだこと

アイキャッチ 155

はじめに

先日、私が利用しているメール配信システム「マイスピー」で割り当てられた専用ドメインが、突然 Google セーフブラウジングで「危険サイト」扱い されてしまいました。

(2025年9月29日)

お客様がリンクをクリックすると、赤い警告画面が出てしまい、当然ながら安心してアクセスできる状態ではありません。

今回は、この出来事を「お知らせ」として共有するとともに、私自身が学んだ教訓をまとめていきます。

メール配信やLP構築をしている方にとっては他人事ではないテーマなので、ぜひ参考にしてください。

1. 実際に起きたこと

  • 2023年、マイスピーに依頼して専用ドメイン(例:nekoko89314.com)を発行してもらった

  • 配信メールやブログ記事からのリンクに設定していた

  • ところがある日、SafariやChromeでアクセスすると「詐欺サイトの警告」が表示されるようになった

  • Google Transparency Reportで調べると、危険サイト判定 が出ていた

エラーの偽判定もうまさに発見した時は屍になりました…

 

つまり、ドメイン自体がブラックリスト入りしてしまったのです…。

私は急いで2025年9月29日の0時すぎにマイスピーに問い合わせメールを送りました。

2. なぜこうなったのか?考えられる原因

Googleの警告文を読むと、

  • 個人情報を入力させる可能性

  • ソフトウェアをダウンロードさせるような挙動
    といった内容が書かれていました。

ただ、私がそのような使い方をした覚えはありません。

そこで考えられる原因は以下の通りです。

原因の可能性内容
共有ドメインの評価低下他のユーザーがスパム的な使い方をした影響で同じドメインが巻き添えになった
リダイレクトの挙動短縮URLや転送リンクが「詐欺的挙動」と誤認された
外部リンク先の評価飛び先のサイトが低品質・危険扱いされている場合も影響する

3. すぐに取った対処法

私はすぐに以下の行動を取りました。

ステップで見る対応

  1. Google Transparency Reportで確認
    → 実際に危険サイト判定されていることを確認

  2. マイスピーに連絡
    → 「顧客がアクセスできない」「別ドメインを発行してほしい」と依頼

  3. 一時的に直接リンクを利用
    → マイスピーのリダイレクトURLではなく、LPやブログ記事の本来のURLを直接案内

4. 今後のために学んだこと

この経験から大きな学びがありました。

  • 共用ドメインはリスクがある
    → 他人の使い方次第で、自分まで影響を受ける。

  • 自分専用の独自ドメインを持つ重要性
    → 自分の管理下にあるドメインを設定すれば巻き添えを防げる。

  • 仕組みが止まるとビジネスが止まる
    → 「リンクが表示されない=売上の機会損失」に直結するため、バックアップ導線も準備しておく必要がある。

ちなみに、これ対策ってできるのかな…と思ったので、おまけとして以下の知識も載せておきます↓

原因ごとの対策

① 共有ドメインの評価低下

原因

  • マイスピーが発行する共用ドメインを複数のユーザーで使っている場合

  • 他の人がスパム配信や危険なリンクを貼った結果、同じドメイン全体がGoogleに危険判定される

対策

  • 独自ドメインを取得し、マイスピーに設定する
    → これが最も確実な対策。
    → 例:link.tearoomneko.comgo.tearoomneko.com

  • 共用ドメインは「便利だけど巻き添えリスクあり」と理解し、長期的には避ける

② リダイレクトの挙動

原因

  • マイスピーのリンクは「一度自社サーバーに飛ばしてから目的地へリダイレクト」する仕組み

  • 短縮URLと同じような挙動をとるため、Googleに「詐欺的」と誤判定されやすい

対策

  • リダイレクト用ドメインを自分の独自ドメインにする
    → 共有ドメインだと疑われやすいが、独自ドメインなら安全度が上がる

  • リンク先URLを直接案内する(一時的な回避策)

  • メール内のリンク数を必要最低限にする(スパム判定リスク軽減)

③ 外部リンク先の評価

原因

  • リダイレクトの飛び先(LP・販売ページ・外部サービス)が「低品質」や「危険サイト」と評価されている場合、元のドメインまで評価が悪化する

対策

  • 飛び先のサイトが「SSL化(https://)」されているか確認

  • スパム的・過剰な広告ページを避ける

  • 販売ページに 特商法表記・運営者情報 を必ず明記して「透明性」を示す

  • 外部サービス(note, Brain など)の場合も、信頼できるプラットフォームを選ぶ

原因対策
共有ドメインの評価低下独自ドメインを取得・設定(巻き添え防止)
リダイレクトの挙動独自ドメイン利用/リンクを直接案内/リンク数を最小化
外部リンク先の評価SSL化・透明性ある販売ページ・信頼できるプラットフォームを利用

結論

「共用ドメイン」や「リダイレクト挙動」自体を完全にコントロールするのは難しいですが、独自ドメインを持つことが一番の防御策 です。

これを設定しておけば、他人の影響を受けることはなく、万が一トラブルが起きても自分でSearch Consoleから再審査を依頼できるそうです。

まとめ

今回の件は驚きでしたが、同時に 「リスク管理の大切さ」 を身をもって学ぶ機会になりました。

  • 共用ドメインは便利だが、信頼性リスクを抱えている

  • 独自ドメインを設定すれば、信頼性と安心感が格段にアップする

  • 問題が起きたときにすぐ切り替えられる仕組みを準備しておくことが大切

マイスピーを使っていてこんなことが起きるなんて、と驚きましたが、本当に急でびっくりしました。

あと、マイスピーのリンクがすべてエラーになったことで、YouTubeにも警告がついて、1週間の投稿停止となってしまいました…。

申請は出しましたが、現在格闘中です。

現在マイスピーリンクはすべて「エラー」が出るので、ご迷惑おかけいたしますが、直しりだいまた報告しますね!

それでは!