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【完全版】逃げるは恥じゃない。本当に人生を変えるのは「逃げる勇気」だった話|ねここ式・人生再構築メソッド

【完全版】逃げるは恥じゃない。本当に人生を変えるのは「逃げる勇気」だった話|ねここ式・人生再構築メソッド
目次
  1. 第1章:逃げたら終わり、じゃなくて始まりだった話
  2. 第2章:どん底からしか本気は出ない
  3. 第3章:違和感は未来のヒントだった
  4. 第4章:違和感を無視してはいけない理由
  5. 第5章:逃げた先にこそ才能が眠っていた
  6. 第6章:正しい「逃げ方」のススメ
  7. 最後に|読んでくれたあなたへ

第1章:逃げたら終わり、じゃなくて始まりだった話

「逃げる=悪」だと思い込んでいた頃の私

私はずっと、「逃げることは悪いこと」だと信じて生きてきました。

途中でやめる、離れる、辞めるといった選択は、「責任感がない人のすること」だと、どこかで思い込んでいたのです。

その価値観は、学生時代の部活動や受験、社会人になってからの仕事にも影響していました。

「ここで逃げたら自分はダメな人間になる」と考え、どんなにつらくても耐えて、踏ん張って、心をすり減らしながら働いていた時期があります。

逃げずに頑張り続けることこそが正義。

そう思っていた私の中には、
たとえ消耗しても「逃げたくない」というプライドがあったのだと思います。

でも、それが限界を超えた瞬間、
「逃げることが正しかった」と180度考えが変わったのです。

「もう無理かもしれない」と思ったあの頃

当時の私は、会社員として働いていましたが、正直まったく評価されていませんでした。
頑張っても結果が出ない。

一つのミスが重なり、上司の信頼もなくし、チームに居場所がないと感じることも多かったです。

「自分って、社会不適合なのかな」
「努力してるつもりなのに、なぜ認められないんだろう」
「なんでみんなと同じようにできないんだろう」

そう思うようになり、
気づけば朝起きるのもつらくなっていました。

通勤中の電車の中で、「このままどこかに行ってしまいたい」と思ったことも一度や二度ではありません。

それでも、「ここで逃げたら終わりだ」と、ぎりぎりの心で踏ん張っていたのです。

副業を始めたのは、ただの現実逃避だった

ある日、ふとスマホで副業について調べてみたことがきっかけでした。

正直、最初は“逃げ”以外の何ものでもなかったように感じました。

「今のままではダメだ」
「他に自分に相応しい場所が欲しい」

そんな気持ちで、SNSやブログを使った副業の情報をかき集めました。

もちろん、最初からうまくいくわけではありません。
収入はゼロ、知識もスキルもなく、失敗の連続でした。

それでも、どこか心が軽くなっていたのを覚えています。

副業の世界では、誰にも否定されることなく、
自分のペースで学び、挑戦することができました。

その「自由さ」が、当時の私には
必要だったのだと思います。

小さな成功が、やがて人生の土台になった

iPadを使ってえた最初の報酬は、
ラインでスタンプを販売した数百円の利益。

それでも、自分の手で初めて得た「お金」は、
本業の給与とは違う、特別な重みがありました。

「私にもできた」

そんな小さな成功体験が、崩れかけていた自己肯定感を少しずつ立て直してくれたのです。

その後、試行錯誤を重ねるうちに、
違う副業にも挑戦し、収入は
数千円、数万円、そして数十万円へと増えていきました。

ついには、副業の収入が本業を超えるまでになり、私は会社を辞めて独立することを決めました。

逃げるように始めた副業が、結果的に今の私の生活の中心になっています。

あのとき、無理を続けていたら…。
今の私はいなかったんだなと思うんです。

「逃げる」は、別の正解を選ぶということ

思うに、逃げること自体は、
決して恥でも敗北でもありません。

それは、「ここは自分の場所ではない」と気づく力であり、
「自分をもっと活かせる場所がある」と信じて踏み出す勇気でもあります。

たとえば、一本道を歩いていて、目の前に落とし穴があったとします。
それに気づいて回れ右するのは、勇敢な判断です。

そのまま突き進む方が“正義”だという考え方は、
時として自分を傷つけるものになってしまいます。

社会は「継続は力なり」と言いますが、
それは「自分に合ったもの」に限った話です。

合わないものを続けることは、ただの消耗です。

「逃げること」は、「自分を守ること」であり、
「新しい選択肢を手にすること」に繋がっていくのです。

次回の章では、「なぜ人は追い詰められたときにだけ本気を出せるのか?」

その心理的メカニズムと、逆境から抜け出すための考え方について、より深く掘り下げていきます。

第2章:どん底からしか本気は出ない

人は「まだ余裕があるうち」は、本気になれない

今振り返ってみると、私は長い間「まだ大丈夫」「なんとかなる」と思いながら生きていました。

仕事がつらくても、収入が少なくても、評価されなくても、「今すぐ人生が終わるわけじゃない」と、どこかで自分を誤魔化していたのだと思います。

この「まだ耐えられる」という状態こそが、実は一番危険です。
人は余力が残っているうちは、本気で環境を変えようとしません。

・もう少し頑張れば評価されるかもしれない
・もう少し我慢すれば状況は良くなるかもしれない

そうやって現状に期待し続けてしまうのです。

「もう無理だ」と心の底から思った瞬間、景色が変わった

私の中で何かが大きく変わったのは、
「頑張ればなんとかなる」という期待を完全に手放した瞬間でした。

これ以上現状にいても良くならない。
努力しても、報われない。
この環境では、私は成長できない。
レバレッジも効かない。

そう腹の底から理解したとき、
初めて「じゃあ、どう生きる?」と真剣に考え始めたのです。

この状態は、とても苦しいです。
でも同時に、生き方を切り替えることは
人生を変えるためのスタートラインでした。

逃げのエネルギーは、実は最強クラス

「逃げたい」という感情は、ネガティブに見られがちです。
でも実際には、この感情はとても強いエネルギーを持っています。

なぜなら、逃げたいと思うほど追い詰められているということは、
「現状を変えなければ生きていけない」と本能が察知している状態だからです。

人は、快適な状態では大きく変われません。
変化が起きるのは、いつも「このままじゃダメだ」と心が叫んだあとです。

私が副業に本気で向き合えたのも、
「今の人生から逃げたい」という切実な感情があったからでした。

火事場の馬鹿力が出る理由

よく「火事場の馬鹿力」という言葉があります。

普段は持ち上げられない重いものでも、命の危機に直面すると持ち上げられてしまう、という話です。

これは精神論ではなく、人間の仕組みとして説明がつきます。

人は危機に直面すると、脳が「生き残るために必要な力」を一時的に解放します。
普段は安全装置がかかっていて使えない力を、非常時には使えるようになるのです。

人生でも同じことが起きます。

「もうこの方法では無理だ」
「今のままでは詰む」

そう感じた瞬間、人は初めて本気で考え、本気で学び、本気で行動するようになります。

追い詰められること=不幸ではない

追い詰められることは、一見すると不幸に思えます。
でも、それは「これまでのやり方が通用しない」と気づくための重要なサインです。

むしろ問題なのは、

・うまくいっていないのに誤魔化し続けること
・違和感を無視して惰性で生きること

こちらの方が、長期的に見てずっと危険です。

私は、仕事がうまくいかず、
自信を失い、精神的にもかなり追い詰められました。

でもそのおかげで、「別の生き方」を本気で探し始めることができました。

「限界」は、人生を再設計するための合図

「もう限界だ」と感じる状態は、終わりではありません。

それは、これまでの人生設計を一度リセットし、新しく組み直すタイミングです。

たとえるなら、古いスマートフォンが動かなくなったとき。
アプリを消したり再起動したりしてもダメなら、機種変更を考えますよね。

人生も同じです。

小手先の努力でどうにもならなくなったときは、
環境そのものを変える必要があります。

その決断を後押ししてくれるのが、
「追い詰められた感情」なのです。

次の章では、
「この方法は合わないかもしれない」という違和感が、
なぜ人生を好転させるヒントになるのかについて、
具体的な体験を交えながら解説していきます。

第3章:違和感は未来のヒントだった

「このやり方、なんか違うかも…」が最初のサイン

私がSNSを中心に副業を始めた頃、
それなりに成果が出始めた時期がありました。

フォロワーが増えたり、収益が伸びたりすると、「このまま続けていればいいんだ」と思ってしまいがちです。

けれど、心のどこかでずっと感じていたのが、

「このやり方、本当に積み上がってるのかな?」という漠然とした不安でした。

その違和感は、具体的にはこんなかたちで表れていました。

  • 投稿がバズっても、一時的なもので終わってしまう

  • アカウントが突然凍結され、収益がゼロに戻る

  • 頑張っても「消えてしまう情報」にエネルギーを使っている感覚

いわゆる「ストックにならない」という感覚。

この時点では、まだ表面的な成果もありましたし、誰かに相談しても「気にしすぎじゃない?」で終わる話でした。

でも、その違和感は、やがて確信に変わっていきました。

違和感は「向いてないこと」のサインだった

SNS運用に必死になるうちに、ある日ふと気づきました。

自分が「これだけは守ろう」と思っていた時間、
たとえば睡眠や家族との時間までもが削られていたことにハッとしたんです。

バズを狙った投稿を続けることで、
常に「受け」を気にしなければいけない状態。

言いたいことではなく、
「ウケること」を優先していた自分がいたのです。

ここでようやく、「私にはこのやり方、合ってないかもしれない」と素直に認められました。

「違和感」は、
「これを続けていても、自分らしくいられない」
「積み上がらない気がする」

という未来の自分からのメッセージだったのだと、後になって気づきました。

履きづらい靴は、そのうち歩けなくなる

違和感の正体を説明するとき、
私はよく「靴」にたとえて話します。

たとえば、買ったばかりの靴が、
ちょっとキツいけれど
「履けないわけじゃない」という状態だったとします。

最初は我慢できます。

でもそのまま無理して歩き続けると、靴擦れになり、足が痛くなり、やがて歩くことすらつらくなります。

ここで「この靴、私の足に合ってない」と気づくことができれば、履き替える選択ができます。

でも、「慣れれば大丈夫」と思い込んで履き続けると、傷口は広がり、行動の範囲自体が狭くなってしまうのです。

たかが靴擦れ、たかが傷と思っていると
傷口から菌が入り、敗血病になって
人は死に至ることだってあるのです。

副業や働き方も、まったく同じだと思います。

小さな違和感を見逃さないことが、自分の未来を守る判断力につながっていきます。

自分の内側から湧いてくる「合わなさ感」を無視しない

当時の私は、「これは向いてないかも」「なんだか消耗してる気がする」という感覚に、うっすら気づいてはいました。

でも、
「せっかくここまで来たんだから」
「みんな同じように頑張ってるし」
と、自分に言い聞かせて続けてしまったんです。

でも、違和感というのは心のアラームです。

たとえば、部屋にガス漏れのニオイが漂っていたとき、「気のせいかも」で済ませてしまったら大変なことになります。

同じように、仕事や副業でも「心が不快感を感じている」というのは、明確なサインです。

気づいた時点で対処すれば、大きなダメージにはなりません。
でも、無視し続けると、心の方が先に壊れてしまう可能性もあるのです。

違和感から「本当に向いている方向」が見えてくる

私がSNS中心の働き方に限界を感じたとき、次に考えたのが「ストック型の仕組みを作る」という方向性でした。

ブログやnote、商品コンテンツ、
YouTubeやメルマガなど

一度作れば長く残るものを「資産」として育てていく
そんな働き方に2025年からシフトしていったのです。

この決断が、私にとって大きなターニングポイントになりました。

・自分のペースで働ける
・発信のたびに消耗しなくていい
・積み上がっていく安心感がある

違和感の先にあったのは、「自分に本当に合っているやり方」でした。

違和感を感じたときにやってほしいこと

小さな違和感を感じたら、
放置せずに次のような手順で向き合うのが大事です。

ステップ 行動例
① 違和感を言語化する どこがつらい? 何がしんどい? 具体的にメモする
② なぜ違和感があるのか探る 価値観とズレている? エネルギーの無駄?
③ どう変えたら楽になるか考える 環境を変える? 方法を変える? 一部だけでも見直す
④ 試しに少し変えてみる やめてみる、減らしてみる、新しい手法を試す
⑤ 変化後の気分を記録する 軽くなった?楽になった?逆に不安になった?感じたまま書く

この繰り返しが、自分にフィットした働き方や生き方を見つける習慣になっていきます。

次章では、「違和感を無視していると、どんな代償があるのか?」

そして、「なぜ多くの人が、合わないものに執着してしまうのか?」について、さらに掘り下げていきます。

第4章:違和感を無視してはいけない理由

小さな違和感は、やがて大きな“ひずみ”になる

違和感というのは、最初は本当に小さなサインです。
ちょっと疲れるな、気が進まないな、毎回モヤっとするな。
そんな言葉にするのも難しい、でも確実に「何かが引っかかってる」感覚です。

この段階では、多くの人がこう考えます。

  • まぁこのくらいの不快感は、みんなあるでしょ

  • そのうち慣れるかもしれない

  • これが大人になるってことだよね?

でも、ここが本当に危険なんです。

違和感は、「慣れる」ものではなく「積もる」ものだからです。

慣れではなく、鈍感になるだけ

私もかつて、「SNSで毎日発信するのがしんどい」と感じていました。

でも、「成功している人はみんなやってる」「続けないのは恥ずかしいこと」と思い込み、我慢して続けていたんです。

最初のうちは、「なんとか慣れよう」と努力しました。
でも、それは「感覚が麻痺していった」だけでした。

本当はしんどいのに、無理に「大丈夫」と思い込む。
そのうち、心の中にあるはずの違和感すら認識できなくなってくる。

それが進行すると、ある日突然、何もやる気が起きなくなるんです。

・スマホを開くのさえ違和感を感じつ
・通知が鳴るだけでストレスになる
・何をしていても気持ちが落ち着かない

これはまさに、心のアラームを無視し続けた結果でした。

「このままじゃいずれ大変なことになる」

私の中のアラームはずっと鳴りっぱなしでした。

違和感を放置した先にある“3つのリスク”

小さな違和感を無視し続けると、
人間、次の3つの問題がほぼ確実に起きてきます。

リスク 内容
① 心身の不調 倦怠感、不眠、慢性的な疲労感、気分の落ち込みなど
② モチベーションの喪失 「なぜこれをやっているのか」がわからなくなり、行動できなくなる
③ 自己否定のループ 結果が出ない自分を責めて、さらに違和感を無視して頑張ろうとしてしまう

このループにハマると、どんどん自分を追い込んでしまいます。

私自身、SNSの発信で結果が出なかったとき、

「発信力がない自分が悪い」
「もっと努力しなきゃダメだ」

と自分を責め続けていました。

でも本当は、やり方が合っていなかっただけなんです。

頑張っても報われないのは、方向性がズレているから

自転車を全力で漕いでいるのに、
目的地にたどり着かないとしたら
それは「向かっている方向が違う」からです。

努力が無駄になってしまう人の多くは、
「方向のズレ」に気づけていません。

違和感を放置することで、そのズレに気づく機会を失ってしまうのです。

たとえ今のやり方が「正解」に見えていても、
それが自分に合っていなければ、成果は出づらいし、何より長くは続きません。

違和感は、方向修正のためのヒントです。

そのサインを無視してしまうと、
努力が全く違う場所に積み上がってしまう危険性があるのです。

目的地のないランニングは疲れるだけ

違和感を無視して頑張り続けることは、
「どこに向かうか決めずに、ひたすら走り続けている状態」と似ています。

たとえば、健康のためにランニングを始めたけれど、

・どこを走るのか決まっていない
・目的地がないから、終わりが見えない
・疲れた頃には、どこにいるのかもわからない

そんなランニング、楽しめるでしょうか?

方向性が見えていない努力は、ただの消耗になります。
違和感は、「ちょっと道がズレてますよ」と教えてくれるナビのようなものです。

違和感は、自分だけが感じられる“感性”

大切なのは、「違和感を感じたら、自分を責めるのではなく、見つめ直す」ということです。

「このやり方、なんか合わない気がする」
「もっと自分にフィットする道がある気がする」

こういった感覚は、他人には見えません。
でも、それが自分にとっての真実です。

私がSNS運用からストック型にシフトしたのも、
周りの誰かがアドバイスしてくれたわけではありません。

“私だけが感じていた違和感”がきっかけだったのです。

そしてその直感を信じて行動したからこそ、
今の働き方と生き方を手に入れることができました。

次章では、「では実際に逃げた先には何があるのか?」「逃げることがどんな未来を連れてくるのか?」について、私自身の変化とともにお話ししていきます。

第5章:逃げた先にこそ才能が眠っていた

「逃げた」というより、「ちゃんと自分を選んだ」

「逃げる」という言葉は、
どうしてもネガティブに聞こえがちですよね。

日本人はみんな「逃げる」という言葉を嫌う傾向にあります。

でも私にとっては、むしろ一旦引いて考え直すことは
“ちゃんと自分の人生を選び直した瞬間”だったと、今でははっきり言えます。

世間体、常識、他人の目、職場の期待。

それまでの私は、そうした“外側”の声に従って生きていました。

でも、何度も自分をすり減らしながら働くうちに、ふと思ったんです。

「これ、私の人生だったよね?」

誰かの期待に応えるために、自分のエネルギーを全て消耗してしまうような生き方。
そこから距離を取った瞬間に、「逃げた」と言われたって、私は構わなかった。

その決断が、すべての転機になったんです。

SNSを離れたら、アイデアが止まらなくなった

SNSでの発信中心だった頃、
私は「発信するネタがない」といつも悩んでいました。

トレンドを追い、人の目を気にし、「ウケる言葉」を探す日々。

でもストック型の働き方に切り替えてから、不思議な変化が起きたんです。

  • じっくり考える時間が持てるようになった

  • 無理に更新しなくていいという安心感ができた

  • 発信の目的が「数字」ではなく「価値提供」になった

その結果、逆にアイデアがどんどん湧いてくるようになったんです。

そしてブログもメルマガも
毎日書けるようになりました。

自分の中にあった想いや体験を、丁寧に言葉にすることが、
まるで泉のように、次の企画・発信・商品へとつながっていきました。

これが、「私ってこういうことが得意だったんだ」と気づいた瞬間でもありました。

才能は、“安心感”の中でしか花開かない

ここで大事なことを一つ、お伝えしたいんです。

それは、才能というのは、
追い詰められている状態では絶対に見つからない
ということ。

たとえば、火事場でバイオリンを演奏できる人はいませんよね?

パニックの中で創造的なことはできないのと同じで、
自分の本当の力というのは、
安心して自分らしくいられる場所でしか発揮されません。

私にとって、SNSから距離を置き、
ストック型の仕組みを作っていく過程は、

「自分にとって安心できる土壌」を整えることでもありました。

そしてその土壌が整ったとき
ようやく、自分の中に眠っていた才能や強みに気づけたのです。

自分が何者かは、外ではなく内側にあった

ずっと「SNSで目立たなきゃ」「数字を出さなきゃ」と思っていた私が、
ブログやコンテンツ制作に切り替えて気づいたこと。

それは、自分の価値は外に探すものじゃなかったという事実です。

フォロワー数、いいね、コメント、売上。

そういった「他人の反応」で自分を測っていた頃は、
成果が出ても出なくても、心はいつも不安定でした。

でも、逃げた先で見つけた働き方は違ったんです。

  • 自分の言葉で、自分の考えを発信する

  • 必要な人にだけ、届けばいい

  • 数字じゃなく、「ありがとう」の言葉で満たされる

そのとき私は初めて、外側の評価に頼らない“自己価値”を感じることができました。

逃げてよかったと思える瞬間が必ず来る

今でこそ「逃げて正解だった」と胸を張って言えますが、
もちろんそのときは怖かったです。

  • このまま収入が止まったらどうしよう

  • 誰にも見てもらえなかったらどうしよう

  • 本当にこの道で大丈夫かな?

  • 今まで積み上げたものはどうなる?

そんな不安を抱えながらも、違和感をごまかすことをやめて、
「一歩だけでもいいから、自分の正直な方へ進もう」と決めました。

結果的にその選択が、私の人生の流れを変えてくれたのです。

今、あのときの私に声をかけるなら

「場所を変えて本当によかったよ。むしろ、そこから本当の人生が始まったよ。」と。

次の章では、「じゃあ、逃げたくなったとき、どう逃げるのが正解なのか?」
具体的なステップや選択の指針をねここ式で解説していきます。

第6章:正しい「逃げ方」のススメ

「逃げる=後退」じゃない。むしろ“戦略的撤退”です

まず最初に声を大にして伝えたいこと。
それは、「逃げること=悪いこと」じゃないということ。

もっと言えば、逃げることは「次に勝つための戦略」でもあります。

実際、歴史上の偉人や経営者、トップアスリートも、「戦わずに勝つ道」を選んでいます。

勝てない相手に正面からぶつかって負けるくらいなら、
一歩下がって、戦える場所や方法を見つけ直す。

それができる人が、人生を長く生き残っていくのです。

間違った「逃げ方」が人生をこじらせる

ただし。
なんでもかんでも逃げればいい、というわけではありません。

逃げ方を間違えると、人生は余計に苦しくなります。

たとえば…

間違った逃げ方 その後どうなるか
感情のまま会社を辞める 金銭面で不安定になり、焦ってまた同じ環境に戻ってしまう
SNSから突然姿を消す ファンも信頼も失ってしまい、ゼロからの再スタートになる
人間関係を全切りする 支えてくれる人まで遠ざけてしまい、孤立してしまう
とにかく楽な方に逃げる 結局、自分が何を大切にしたいのかがわからなくなる

「逃げる=ゼロに戻すこと」ではなく、
「逃げる=“軸”を守りながら環境を変えること」だと考えてください。

逃げるときの判断軸は「疲労」ではなく「違和感」

多くの人は、「疲れたから辞めたい」「嫌になったからやめたい」と考えます。
でも、これは“感情ベース”の逃げになりやすく、あとで後悔する可能性が高いです。

本当に見極めるべきは、“違和感”なんです。

  • 「この働き方だと、どう頑張っても未来が見えない」

  • 「成果が出てるのに、心がまったく満たされない」

  • 「この方法じゃ、私の本当の力が発揮できない気がする」

これらは単なる疲れや一時的な感情とは違い、
自分の人生設計レベルでのズレを示しています。

違和感が出てきたら、
それは「方向を変えるべきサイン」です。

このときに逃げるのは、むしろ“正しい選択”なのです。

正しい逃げ方の「5ステップ」

ここで、私が実践してきた「ちゃんと人生を進めるための逃げ方」をご紹介します。

ステップ 内容
① 言語化 何がどう辛いのか? 何に違和感を感じているのか? メモに書き出す
② 構造分析 それは環境が悪い?方法が合わない?人間関係?原因の“構造”を探る
③ 逃げ先を用意する 別の収入源・活動場所・相談相手など、逃げる“先”を作っておく
④ 小さく抜ける 一気に全部やめるのではなく、一部から距離を置いてみる
⑤ 軸を言語化 「私はこう生きたい」「この価値観を大切にしたい」と自分軸を明確にしておく

この5ステップを踏むことで、「ただの逃避」ではなく、
自分をより良い方向へ導く“選択的撤退”が可能になります。

将棋は“王手飛車取り”から逃げるのが勝ち筋になる

将棋を例に出すと、とてもわかりやすいです。

相手が“王手飛車取り”を仕掛けてきたとき、
こちらが意地を張って攻め続ければ、飛車も王も取られて一気に負けます。

でも、「一旦逃げる」を選択できる人は、そこから盤面を立て直し、
最終的に勝ち筋を見つけていける。

人生も同じで、「今は攻めるときじゃない」と判断できる力が、
長期的に見て勝ち残る人の条件なのです。

逃げることは「自分の人生を守る」という最大の自己責任

逃げるという行為は、誰かに決められるものではありません。

「自分の心と未来を守るために、自分で選び取る」

その意味で、ものすごく責任のある行為です。

・今の働き方が合っていない
・環境が自分を殺している
・頑張っても報われない構造になっている

そんなとき、逃げることを選べるのは、自分しかいません。
逆に言えば、「逃げないことを選ぶ」のも自由。

でも、「逃げる=失敗」とは思わないでほしいんです。

逃げることは、ちゃんと未来を守ろうとしている“行動”なんですから。

最後に|読んでくれたあなたへ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございました。

おそらくあなたは、今、人生のどこかに「違和感」や「限界」を感じていて、
それでもなんとか、前に進もうとしているのだと思います。

その気持ち、すごくよくわかります。

私も、何度も何度も「逃げたら負けかもしれない」「諦めたら終わりかも」って思ってました。

でも実際には、本当に終わっていたのは、
無理して続けていたあの頃の自分
でした。

自分の心の声を無視して、
「頑張るのが正解」
「我慢するのが大人」
「努力こそ正義」
と思い込んでいたあの頃。

あの時の私は、頑張っている“ふり”をして、
自分をすり減らしていただけだったんです。

違和感に気づけたあなたは、もう次のステージにいます。

“違和感”に気づいた時点で、あなたの人生はもう変わり始めている、ということです。

多くの人は、その違和感を無視したまま、日々の忙しさに流されていきます。

でも、あなたはこうして、立ち止まって自分の気持ちを見つめ直した。
そのこと自体が、すでに「変化への一歩」なんです。

そして、たとえ小さな一歩でも、
一旦立ち止まって考えられる人は、ちゃんと
人生を変える力を持っています。

「逃げる」は、過去を否定することじゃない

「逃げる」という選択は、
決して、これまで頑張ってきた自分を否定することじゃありません。

むしろ、ここまで我慢してきた自分に対して、
「よく頑張ったね」「そろそろ、ちゃんと自分を大切にしよう」って、
声をかけてあげることだと思います。

どんな道を通ってきたとしても、
今ここで「自分の人生を生きたい」と思ったなら、
その気持ちこそが、これからを変えていくスタートになります。

あなたの人生に「逃げる」という選択肢を

「逃げるのもアリかもしれない」
「戦略的撤退は理性的な判断だ」

そう思えたなら、このブログの目的はほぼ達成です。

あとは、あなたのペースで、
自分の人生を取り戻していってください。

今すぐ全部変えなくていいんです。

過去、4年間やっていたSNS投稿を
ふとストック型コンテンツに切り替えた私のように。

まずは小さく、
「なんか合わないな」「違和感を感じるな」
と思うその場所から、一歩だけ離れてみてください。

きっとその一歩の先に、
今のあなたにはまだ想像できない未来が待っているはずですから。

人生、こじらせなくていい

「逃げるは恥だが役に立つ」というドラマのタイトルがあるように、
恥でもなんでもないので

逃げるは、ちゃんと意味のある行動だと
脳の端っこに置いておいてください。

今のままじゃ違和感がある…
そう思ったその時こそ、
人生を再設計する最大のチャンスが巡ってきています。

それを、身をもって体験したひとりとして、
ここに記録を残しました。

あなたのこれからが、あなたらしい方向に進んでいきますように。

そして、逃げれなくて苦しんでいる人たちが

「あの時逃げたから、うまくいきました!」

そう笑顔で言えるようになったらいいなと思います。

「逃げる」ことは「心のアラーム」
いわゆる「危険因子からの警告」なので。

私は社畜人生から逃げたおかげで
コンテンツ執筆で生計を立てられるようになりました。

SNS1本勝負から逃げたおかげで
ストック型資産コンテンツの積み上げで勝てるようになりました。

あなたも今あなたが感じている違和感から逃げて
本当に積み上がる世界に来ませんか。

あなたが進みたい方向を
しっかり見据えながら
進んでいけるようになりましょう。

焦らず、比べず、マイペースに。
一緒に、静かにやることだけ淡々とやって勝ちにいきましょう。

私がおすすめしているストック型コンテンツの始め方は
ぜひメルマガで解説しています。

・私が実際に1ヶ月で100フォロワー未満で月20万達成できた方法
・おすすめのストック型コンテンツ販売の始め方

など、メルマガ限定コンテンツを配布中です。

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著者プロフィール:ねここ|在宅ワーク×ストック型コンテンツ販売


夫と2人暮らし。
仕組み化の力で、自由なライフスタイルを手に入れた在宅ワーカー。

SNSのスピードに疲れた30代が、
在宅ワーク×ストック型の仕組みで

“穏やかな自由”を取り戻す働き方を発信しています。

元薬剤師ですが、
家族の笑顔を守りたくて在宅ワークに挑戦し、
コンテンツ販売と仕組み化で
家族全員で脱サラを叶えました。

がむしゃらに動く働き方に限界を感じ、
SNS中心の働き方から完全に離れて、
いまは ストック型×エバー構築に切り替えて生活しています。

穏やかに働くことは、逃げではなく、
“自分と家族を大切にする最高の戦略”です。

“確実に積み上がる働き方”を、
これからも静かに発信していきます。
noteも執筆中!

ブログ/Instagram/X/スレッズ/YouTube/メルマガ/noteを使った
資産コンテンツ積み上げ術を日々共有中。

ちびねこ
ちびねこ

ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!

ねここ
ねここ
それでは、また次回の
記事でお会いしましょう!
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