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DRM(ダイレクトレスポンスマーケティング)の超入門&実践ステップ【初心者が月5万売る仕組みを解説】

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目次
  1. はじめに|「売るのが怖い」あなたへ。DRMは売らずに売れる仕組み
  2. 第1章:DRMとは何か?初心者にもわかる基本の定義
  3. 第2章|よくあるDRMの誤解や間違った使い方
  4. 第3章|DRMが今の時代に必要とされる理由
  5. 第4章|DRMの3ステップを徹底解説:集客・教育・販売
  6. 第5章|DRM実践の失敗例とその回避策
  7. 第6章|DRMを資産型ビジネスに進化させる方法
  8. 最後に“売らずに売れる”をあなたの資産に変えよう

はじめに|「売るのが怖い」あなたへ。DRMは売らずに売れる仕組み

「売り込みが苦手なんです」
「いきなり商品を紹介しても、誰も買ってくれない」
「SNSやブログで発信しても反応がない」

このようなお悩みを抱えている方に、私は何度も出会ってきました。

そして、たいていの人が「そもそも売り方の順番を間違えている」ことに気づいていません。

いきなり販売ページを貼りつけたり、フォロワーに「この教材オススメです!」とだけツイートしてしまうのは、初対面の人にいきなりプロポーズするようなもの。

それでは誰も、商品を手に取ってはくれません。

そこで登場するのが、「DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)」という考え方です。

この記事では、初心者の方にもわかりやすく、たとえ話や図表を交えながら、DRMの全貌・仕組み・実践方法を丁寧に解説していきます。

第1章:DRMとは何か?初心者にもわかる基本の定義

DRMとは、Direct Response Marketing(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)の略称です。

日本語では「直接反応型マーケティング」とも訳されます。

難しそうに聞こえるかもしれませんが、やっていることは非常にシンプルです。

DRMの定義(わかりやすく言うと)

「見込み客を集め、教育して、信頼関係を築いたうえで販売する仕組み」のこと。

DRMは、「売る前に信頼を築く」という考え方に基づいています。

第2章|よくあるDRMの誤解や間違った使い方

「DRMって、なんだか難しそう」
「ステップメールを配信すればDRMってこと?」
「売り込みっぽいし、胡散臭く思われそう…」

こうした不安や誤解を、多くの初心者の方から聞いてきました。
しかし、それらの多くは「仕組みを理解していないこと」が原因です。

この章では、DRMにありがちな誤解や、よくある間違った使い方について、実例を交えてわかりやすく解説していきます。

2-1|DRM=ステップメールではない

まずもっとも多い誤解が、

DRMとは「ステップメール」のこと

というものです。

たしかに、DRMを実践する中でステップメールを使う場面は多くあります。
しかし、ステップメールはあくまで“手段”の一つであり、DRMそのものではありません。

【例】道具と戦略の違い

たとえるならば、「包丁で料理をする」ことと「レシピ全体を組み立てる」ことは別物です。

  • 包丁=ステップメール(ツール)

  • レシピ=DRM(全体戦略)

というように、ステップメールはDRMを実行するうえでの“道具”にすぎないのです。

したがって、ただステップメールを組めば売れるというわけではありません。
誰に・どんな順番で・どういう気持ちの変化を起こすかという“設計”こそがDRMの本質です。

2-2|DRMは「押し売りの仕組み」ではない

次に多いのが、

DRMって、巧妙なセールス手法でしょ?
売り込み感が強くて、相手に嫌われそう…

という誤解です。

しかし、これは完全な逆です。

DRMはむしろ、「押し売りをしないための仕組み」です。

なぜなら、DRMは「集客→教育→販売」の3ステップを通じて、購入者の納得と自発的な決断を重視しているからです。

【具体例】カフェの接客と同じ

例えば、あなたがカフェに行ったとき。

  • 店員さんが「これ美味しいですよ」と丁寧に説明してくれる

  • 口コミやレビューが見える場所に置かれている

  • メニューに「数量限定」「季節限定」と書いてある

このように、自然と買いたくなる環境が整えられていると、押し売りされたと感じることなく、気持ちよく注文できますよね。

DRMもまったく同じです。

「この人が言うなら信用できる」
「この商品なら自分の悩みを解決できそう」

こう思ってもらった上で「最後のひと押し」をするだけ。
だから、売り込み感はゼロでも成約できるのです。

2-3|DRMは一度やって終わりのものではない

DRMは、1回仕組みを作ったら終わり、というわけではありません。
見込み客の心理は、時代や環境によって変化します。
また、自分の商品の強みやUSP(独自の価値)も成長と共に進化していきます。

したがって、DRMは常に改善・最適化が求められるマーケティング戦略です。

  • ステップメールの反応率を定期的にチェック

  • 登録導線(LPやプレゼント)を見直す

  • 教育コンテンツが今の読者に合っているか検証

このように、継続的に運用しながらPDCAを回していくことが、成果の最大化に繋がります。

2-4|よくある失敗パターンとその原因

では、ここでDRMの誤解から生じる典型的な失敗例を見てみましょう。

失敗パターン原因説明
ステップメールを作っただけで満足してしまう本質理解の欠如設計なしでツールだけ動かしても成果が出ない
集客せずに教育だけしているリスト不足見込み客がいない状態では教育も販売もできない
教育ステップが長すぎて離脱されるペース配分ミスメール10通以上は初心者には重すぎることがある
販売のタイミングを逃すセールス恐怖症信頼構築後は“提案”する責任がある

このように、「DRMっぽいこと」をやっていても、本質をつかめていなければ意味がありません。

2-5|DRMに対する不安を手放す3つの考え方

最後に、DRM初心者にありがちな「不安」を解消するヒントをまとめます。

① 売ることは悪いことではない

「売る=悪」という思い込みは捨てましょう。

お客さんが“悩みを解決するきっかけ”を求めているのに、それを提供しないのはむしろ不親切です。

② DR(ダイレクト・レスポンス)は「対話」

DRMの“R(Response)”とは、「返答」「反応」のこと。
つまり、顧客と一方通行ではなく、対話をしながら信頼関係を築くことを意味します。

③ 教育とは「洗脳」ではなく「理解を助けること」

お客さんが納得して、自分の意思で決断できる状態を作る。
それがDRMにおける教育です。強引な誘導とはまったく別物です。

初心者こそ、DRMの本質を正しく理解すれば、
売り込みに頼らず、自然に“売れる流れ”を作れるようになります。

次章では、いよいよこのDRMが「なぜ今の時代に必要とされているのか」を詳しくお話しします。

第3章|DRMが今の時代に必要とされる理由

「昔はツイート一発で売れたのに…」
「広告かけてもなかなか反応がない」
「コンテンツの質は高いはずなのに、なぜか売れない…」

こうした声を、私は日常的に耳にします。
理由は簡単です。今の時代は「商品力だけでは売れない時代」だからです。

この章では、なぜ今こそDRMという手法が注目されるのか?
その背景や、時代との関係性をわかりやすくお話ししていきます。

3-1|“売り込み”に疲れたユーザーが増えている

今のネットユーザーは、常に膨大な情報にさらされています。

  • SNSでは毎日無数の商品紹介が流れてくる

  • YouTubeでも冒頭は広告から始まる

  • noteやブログでも「これがオススメ!」の連続

つまり、「またセールスか…」と感じる瞬間があまりにも多いのです。

その結果、売り込みに敏感なユーザーが増えていて、
従来の「広告 → 購入」のストレートな導線では動かなくなっているのです。

【例え話】駅前のティッシュ配り

昔は、駅前でティッシュを渡されると「ありがとう」と受け取っていました。
でも今は、避ける人の方が多い。

なぜか?

「どうせ広告が挟まってるんでしょ?」
「渡されたら何か話しかけられそう」
「信用してないから、関わりたくない」

…つまり、相手から“売られそう”な気配がしただけで拒否反応が出る
これが、現代の消費者心理です。

DRMは、その逆を行きます。
「自分から情報を受け取りに来た」人に対して、
徐々に信頼を築き、納得の上で購入してもらうスタイルです。

3-2|“誰から買うか”が最重要視される時代

商品が飽和し、差別化が難しい今の時代。
お客様が購入を決める最大の基準は、「商品そのもの」ではなく、「誰から買うか」です。

  • 同じような教材なら、好きな発信者から買う

  • 似たようなサービスなら、信頼できる人を選ぶ

つまり、個人のブランド・人格・信頼こそが武器になります。

旧来型マーケティング vs 現代型マーケティング

特徴旧来型現代型
主軸商品力・スペック提供者の信頼・共感性
売り方広告・チラシ教育・共感型ストーリー
顧客行動スペック比較「この人だから買いたい」

だからこそ、DRMは「誰から買うか」の“誰”を育てていくマーケティング。
この構造が、今の時代に最も適した仕組みなのです。

3-3|SNSフォロワーやアクセス数では売れない理由

一昔前は、「フォロワーが多ければ売れる」と思われていました。
しかし今では、フォロワー数=売上ではありません。

  • 数万人のフォロワーがいても、売上ゼロ

  • アクセスが多くても、成約率は低い

  • バズってもリピートされない

このような現象は日常茶飯事です。

理由は、「関係性が薄い」から

表面的にコンテンツを見ているだけでは、信頼も共感も生まれていない。
だから、商品紹介をしても「関係ない話」とスルーされてしまいます。

DRMは、見込み客に段階的に価値を伝え、
「この人の話なら聞いてみよう」→「この人の商品なら買ってみよう」
という心理的距離を縮めていきます。

3-4|広告費の高騰とROIの低下

最近では、広告費が急激に上がり続けています。

  • Twitter(X)広告:クリック単価が100円超え

  • Meta広告(Instagram/FB):CPAが2倍以上

  • YouTube広告:競合過多で表示すら難しい

特に初心者や個人起業家にとっては、
広告費の回収(ROI)が合わないことが多いのが現状です。

一方で、DRMでは

  • 無料で見込み客を集め(SNS・ブログ・YouTube動画)

  • 教育で信頼を構築し(LINE配信)

  • セールスで高い成約率を生む

というように、広告に頼らず、コストを最小限に抑えながら売上を上げる導線が作れます。

3-5|個人ビジネスでこそDRMは力を発揮する

個人のビジネスにとって、リピーター・ファンの存在は命綱です。
広告に頼らず、信頼関係でつながった読者を育てる必要があります。

DRMは一度仕組みを作ってしまえば、

  • 24時間365日、自動で信頼を育てる

  • 自分の代わりに教育してくれる

  • 商品が売れる状態を自然に作る

つまり、“営業マンを雇わずに営業ができる仕組み”と言っても過言ではありません。

3章まとめ|だから今、DRMが必要

理由背景・問題DRMが解決すること
売り込みに疲れている情報過多・セールス疲れ段階的に信頼構築することで自然な販売が可能
誰から買うかが重要商品差別化が難しい提供者自身の信頼・ストーリーで選ばれる
広告の費用対効果が悪いCPC/CPAが高騰無料導線・教育コンテンツでコスト削減
個人の売上が不安定フォロワーやアクセスだけでは売れない関係性の深い見込み客を育てられる

今の時代において、
“押し売りせず、信頼を育てて、自然に売れる”という流れは、まさに理想です。

その理想を現実にするのが、DRMという手法です。

次章では、いよいよこのDRMをどのように実践するのか
「集客→教育→販売」の3ステップについて、具体的に解説していきます。

第4章|DRMの3ステップを徹底解説:集客・教育・販売

DRM(ダイレクト・レスポンス・マーケティング)を正しく活用するために欠かせないのが、「集客 → 教育 → 販売」という3ステップです。

この章では、それぞれのステップを“料理”や“恋愛”のたとえも交えながら、
初心者でも実践できる形で順を追って説明していきます。

DRMの3ステップ構造図はこんなイメージです↓

ステップ内容目的結果
① 集客見込み客を集める興味を引くLINE・メルマガに登録される
② 教育商品の価値を伝える信頼を築く「欲しい」と思ってもらう
③ 販売商品を提案する背中を押す成約・購入が生まれる

4-1|ステップ①:集客(見込み客を集める)

DRMの第一ステップは「集客」です。

ここでやること:

  • SNSやブログで「無料プレゼント」などをフックに見込み客を集める

  • LINEやメルマガに登録してもらう導線を作る

  • 自分の商品に興味がある“潜在層”を選別する

集客のイメージは「出会いのきっかけ」

たとえるなら「恋愛の初対面」です。
いきなりプロポーズする人はいませんよね。
まずは「知ってもらう」「話してもらう」ことから始めます。

見込み客も同じです。

  • 「何か良さそうな情報発信してるな」

  • 「無料プレゼント、ちょっと読んでみようかな」

  • 「この人の考え方、ちょっと好きかも」

このような、“入口としての関心”を持ってもらうことが集客フェーズのゴールです。

私がよく行っている「集客の具体的な方法」はこんなイメージです↓

方法メリット補足
Twitterで無料配布企画拡散力が高いプレゼントの質が重要
note記事の最後にLINE誘導信頼されやすい読了率を上げる工夫が必要
限定の有料レポートを無料配信無料で価値提供レポート登録後に30分限定セールス

4-2|ステップ②:教育(信頼と価値を届ける)

次は、集まった見込み客に対して、
商品やサービスの「価値」や「必要性」を伝える段階です。

教育の目的:

  • 商品の良さを理解してもらう

  • 「自分に必要だ」と感じてもらう

  • 読者との信頼関係を築く

ここでは「売る」ことはしません。

代わりに「なぜこの商品があなたに必要なのか?」を感情と論理の両面から伝える必要があります。

教育のイメージは「デートで相性を確認する時間」

集客が出会いなら、教育は「相手と深く話す時間」です。
お互いの価値観を伝えたり、過去の経験を共有したりすることで、
「この人ともっと一緒にいたい」と感じてもらう段階です。

教育コンテンツの構成例(3通構成)のイメージで言えばこんな感じです↓

感情→ロジックの順に提示していきます。

通数内容目的
1通目共感ストーリー+失敗談「この人、私と似てる」と感じてもらう
2通目具体的な解決策+メリット「なるほど、これが必要かも」と納得
3通目変化の実例+自己投資の価値「私にもできるかも」と勇気を与える

4-3|ステップ③:販売(提案・成約)

最後に、「必要だと感じた人にだけ、商品を提案する」ステップがいよいよ販売段階です。

DRMでは、この時点ですでに信頼と共感が形成されているため、
押し売りする必要はまったくありません。

読者は「この人からなら買いたい」「今なら欲しい」と感じており、
販売はあくまで「ご案内」「最後のひと押し」にすぎません。

販売のイメージは「タイミングの合った告白」

ここまで好感を持ってもらい、価値観も共有して、信頼も得た。
あとは「私はあなたと付き合いたい」と正直に、誠実に伝えるだけ

恋愛でも、信頼関係ができたうえでの告白なら、スムーズですよね。
DRMもまったく同じ構造なのです。

セールス配信で押さえるべきポイントはこんなイメージ↓

最後にそっと背中を押すイメージですね。

ポイント解説
ベネフィットを明確にする読者に「得られる未来」を想像させる
限定性・希少性を設ける決断を後押しする仕掛け
ストーリーベースで伝える感情を動かし「共感」から行動へ導く

つまり、DRMとは「育てて、届ける」マーケティングなのです。

ステップキーワード結果
集客出会い・興味見込み客が集まる
教育信頼・共感商品の必要性を理解してもらう
販売案内・背中を押す自然と成約・売上に繋がる

DRMは、「売る」ためのテクニックではありません。
「信頼を育て、価値を届けるための設計図」です。

それぞれのステップを丁寧に構築することで、
あなたのコンテンツは“売り込みゼロ”でも売れるようになります。

第5章|DRM実践の失敗例とその回避策

DRMは、「売らずに売れる」理想的なマーケティング手法です。
しかし、やり方を間違えると、逆に売れない原因になってしまうこともあります。

私はこれまで多くの方がDRMに取り組む姿を見てきましたが、
その中でよくある失敗パターンには“明確な共通点”がありました。

この章では、DRM初心者がつまずきやすい失敗例と、その具体的な回避方法を解説していきます。

ありがちな失敗パターン一覧と原因分析

失敗パターン原因解説
① ステップメールを組んだだけで売れない設計不足ゴール設計・導線設計がないまま配信だけしている
② 教育が長すぎて読者が離脱するコンテンツ過多「伝えたい」気持ちが強すぎて押しつけになっている
③ 商品紹介のタイミングが早すぎる信頼不足教育が十分でないままセールスしてしまう
④ 無料プレゼントだけで終わってしまう教育設計の欠如プレゼント後に何も提供されず、関係性が深まらない
⑤ 売るのが怖くて販売を避けてしまうセールスブロック売ること=悪という無意識のブレーキ

失敗①:配信だけして“売れる気”になってしまう

最も多いのが、「ステップメールさえ流せば売れる」という思い込みです。
これは、「料理せずに食材を並べただけで満足している」状態に似ています。

原因:

  • ゴール(商品や導線)が明確に設計されていない

  • 読者をどこに連れて行くのか、ストーリーが設計されていない

回避策:

  • ステップメールを作る前に「販売ページ→LINE登録ページ→SNS投稿」までの流れを一枚の紙に書いて可視化する

  • 各ステップの目的を明文化する(共感 → 教育 → 提案)

失敗②:教育フェーズが長すぎて離脱される

「まだ売っちゃいけない」と考えるあまり、
メールを10通以上送って、結果的に読者が興味を失ってしまう…というケース。

原因:

  • 読者の集中力・信頼のピークを過ぎてしまう

  • 内容が重く、読む側にとって「負担」になっている

回避策:

  • 教育は3〜5通程度が目安(特に初心者相手なら3通以内が理想)

  • 各通のテーマを明確にし、「読む理由」が伝わる構成にする

失敗③:販売のタイミングが早すぎる/遅すぎる

「タイミング」を間違えると、売れないだけでなく、
「売り込み感が強い」と思われたり、逆に「売る気がない人」だと思われたりします。

原因:

  • 教育の質が低いのに、すぐにセールス

  • 逆に、価値は伝えきったのに、販売をためらってしまう

回避策:

  • 教育で「ベネフィット・変化・実例」を提示したあとは、自然に販売ページを案内

  • 「私にはこの商品をおすすめする責任がある」というマインドを持つ

失敗④:無料プレゼントだけで終わる

プレゼントを渡して「終わり」になってしまうのも非常に多いです。
これは、読者にとっては「一度きりのキャンペーン」で終わってしまうパターン。

原因:

  • プレゼント後のステップ設計がない

  • 継続的な関係性構築ができていない

回避策:

  • プレゼント後に「ステップ配信が始まる」ことを事前に告知する

  • 継続的なLINE配信(週1〜2)で信頼を維持する

失敗⑤:売るのが怖くて販売ができない

「価値はあると思う。でも、売るのが怖い…」
この心理ブロックは、ほとんどの初心者が一度は通る壁です。

原因:

  • 「売る=押し売り」だと思い込んでいる

  • 拒否されることへの恐怖

回避策:

  • 「必要な人にだけ提案する」のが販売だと捉え直す

  • 教育ステップで信頼を築いているからこそ、“ご案内する権利”がある

実際のケーススタディ:売れなかった教材が売れた理由

実例を1つ紹介します。

状況:

  • 教材(19,800円)がまったく売れなかったAさん

  • フォロワーは2,000人以上、毎日発信していた

  • セールスはツイートで終わり

問題点:

  • 教育がなく、読者の理解と共感がない

  • 信頼の蓄積がないまま商品だけ出していた

改善点:

  • 無料プレゼント→メルマガ・LINE登録→ステップ配信を設計

  • 3通のLINEで共感ストーリー→変化→ベネフィットを構成

  • 4通目で商品を案内し、5通目で背中を押す配信に変更

結果:

→ 初月で目標の月50万の販売達成
→その後もコンスタントに売れ続けるようになった

失敗の多くは「設計」と「マインド」に原因がある

DRMの失敗は、テクニックよりも「仕組みの未設計」「売ることへの思い込み」に起因することがほとんどです。

失敗パターンひとことで言うと
配信だけして満足設計してない
教育が長すぎる引き算できてない
売るのが早い・遅い見極めてない
プレゼントで終わる続きを設計してない
売れないのが怖いマインドが整ってない

これらを防ぐためにも、「読者視点に立った設計」を大前提として、
1通1通、届ける目的を明確にして書くことが非常に大切です。

DRMは、完成された仕組みから始めるものではありません。
「まずは1つ無料プレゼントを作って、配ってみる」これが最初の一歩です。

初心者であればあるほど、

  • 「整っていないと始められない」

  • 「完璧にしてから配信しよう」
    と考えがちですが、それこそがDRM実践の最大の落とし穴です。

DRMは、動きながら育てていくものです。
たった1つのプレゼントから、信頼が生まれ、教育が生まれ、販売へとつながっていきます。

第6章|DRMを資産型ビジネスに進化させる方法

「売れても、毎回セールスを作り直している…」
「仕組み化したいのに、なんだか忙しいだけ…」
「収入が“その月限り”で終わってしまう…」

そんな悩みを持つ方は少なくありません。

実はDRMは、やり方次第で「仕組み」から「資産」に変えることができます。
この章では、一度作ったDRMを何度も使える資産にする方法と、再現性を高めるステップをお伝えします。

DRMの資産化とは?仕組みと資産の違い

まず最初に、「仕組み」と「資産」の違いを明確にしておきましょう。

項目仕組み資産
定義一連の流れが整っている状態作った仕組みが“放置でも”稼ぎ続ける状態
動力源自分の発信・手動運用自動化+集客ルートの確立
持続性短期的に売上が出る長期的に収益が積み上がる

DRMが資産になるとは?

  • ステップ配信が何度でも使い回せる

  • 読者が自動で入ってきて、自動で商品が売れる

  • セールスのたびに「作り直す」必要がない

  • 過去のコンテンツが“売り子”になって働いてくれる

→ つまり、“仕組み”から“働く資産”へと進化させるのがDRMの理想形なのです。

資産化ステップ:集客ルートを複数に広げる

DRMの資産化には、「安定した流入」が欠かせません。
つまり、見込み客が常に自動で入ってくる状態を作ることが必要です。

初心者でもできる集客ルート構築法

媒体特徴活用方法
Twitter(X)拡散性◎無料プレゼントをピン留め+週1で再掲
noteSEO◎記事末にLINE誘導リンクを設置
Instagramストーリー活用◎プレゼント配布の導線として活用
YouTube教育性◎動画説明欄にプレゼントURLを設置

→ 各媒体をプレゼント→LINE登録に繋げるだけでOK。

資産化ステップ:商品を複数ラインナップにする

商品が1つだけだと、1回売ったら終わり=フロー型の収益になります。

そこで、ステップ配信の後に別商品へとつなげる仕組みを作ることで、
読者1人あたりのLTV(顧客生涯価値)を上げていくことが可能です。

商品の作り方・増やし方

商品タイプ価格帯位置づけ
無料プレゼント0円集客・教育の入り口
入門教材3,000〜9,800円DRMの基本や導線作りなど
中級講座19,800〜49,800円導線設計+販売ページ設計など
個別コンサル・継続塾10万円以上長期サポート・伴走型支援

→ DRMを使えば、このような“商品ライン”を自然な流れで案内できます。

「販売→再教育→販売」のループを作る

DRMの真の資産化とは、1回の販売で終わらない仕組みです。
販売後の読者に対して再び価値提供を行い、次の商品へと案内していくループを構築します。

LTVを最大化する再教育ステップ

  1. 商品購入後:フォローメールやLINEで変化を確認

  2. 購入者限定の無料レクチャー、追記コンテンツを配信

  3. アップセル・次の商品への導線を設計

  4. コミュニティや個人指導塾に移行

→ このループがあることで、“売って終わり”から“育てて続く”ビジネスへ進化します。

最後に“売らずに売れる”をあなたの資産に変えよう

DRMは、売ることをゴールにしません。

「価値を届けること」「信頼を育てること」を大切にしながら、
結果として「自然に売れてしまう」流れを作っていく手法です。

その仕組みを、使い捨てではなく“使い回せる資産”にしていくことで、
あなたのビジネスは時間にも収入にも縛られない、自由で再現性のあるモデルへと変わっていきます。

最後に|「あなたの未来は、あなたが設計できる」

ここまで読んでくれたあなたは、
もうDRMの価値を十分に理解している人です。

でも、大事なのはここから。
学んだことを、あなたの世界に落とし込んでいくことです。

もしあなたが、

  • 自分も売れ続ける仕組みを作りたい

  • 売り込まずに売れる導線を作りたい

  • “型”に沿って、仕組みをちゃんと作っていきたい

そう感じてくださったなら、
私が10日間でお届けする無料メール講座に、ぜひご参加ください。

この講座では、今回ブログでお伝えした内容を
さらに深く、具体的に、あなた自身に落とし込めるように構成しています。

【特別メールマガジン】

ねここの「仕組み化」道場|売れる型を学べる10日間

https://nekoko89314.com/p/r/gS0judaX

ぜひ、一緒にコンテンツ販売×仕組み化をマスターして、自由な時間をどんどん増やしていきましょう!

著者プロフィール:ねここ

在宅ワーカー歴4年。

月収0円から副業スタートし、現在はコンテンツ販売×ステップ配信で仕組み収益を確立。(noteも執筆中!

未経験から1年でコンテンツ販売を教える側になった元薬剤師
ブログ/Instagram/X/スレッズ/YouTube/メルマガ/noteを使った
資産コンテンツ積み上げ術を日々共有中。

「半径1mの幸福の永続化」を目標にネットビジネスを始め2年で起業。
在宅ワークで生きられるための知識を毎日発信中。

ちびねこ
ちびねこ

ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!

ねここ
ねここ
それでは、また次回の
記事でお会いしましょう!
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