はじめに:なんだか「生きづらい」と感じているあなたへ
こんにちは。ねここです。
この記事を読んでくださっているということは、
きっとどこかで「生きづらさ」や「息苦しさ」を感じていらっしゃるのではないでしょうか。
特に、まじめで考えすぎてしまう方や、
周囲から「頭がいいね」「しっかりしてるね」と言われてきたような方ほど、
なぜか毎日が疲れてしまったり、どこか息が詰まるような感覚を持っていることがあります。
「なんで私はこんなにしんどいんだろう」
「考えれば考えるほど、わからなくなる」
そんなふうに感じてしまうことはありませんか?
実はそれ、あなたが「間違っている」からではなくて、
むしろ人一倍繊細で、感受性が豊かで、ちゃんと考えられる人だからこそ起こっていることなんです。
この記事では、そんなあなたに寄り添いながら、
「どうすれば、この息苦しさから少しずつでも抜け出せるのか」というテーマについて、
私の経験や考え方を交えながら、丁寧にお伝えしていきます。
賢い人ほど、生きづらさを感じやすい理由とは?
「賢い」とか「頭がいい」という言葉には、どこか羨ましがられるような響きがあります。
でも、その裏で実はこんなふうに感じていませんか?
ずっと頭の中が忙しくて疲れてしまう
何事にも“正解”を求めてしまう
人の気持ちを読みすぎて、自分の感情がわからなくなる
正しさと優しさの間で、葛藤する
人と深く関わるほど、自分が苦しくなる
もし、いくつかでも当てはまるものがあれば、
あなたはきっと「感じる力」が強い人なのだと思います。
そして、それはとても素晴らしいことなのですが、
その力を上手に扱うコツを知らないと、日々の中でどんどん苦しくなってしまうのです。
「思考のクセ」が生きづらさをつくる
特に賢い人に多いのが、「考えすぎるクセ」です。
「なぜ私はこう思ったのだろう?」
「もっと良いやり方があったのでは?」
「あのときの選択は間違っていたかもしれない」
そうやって、自分の感情や行動をずっと分析してしまう。
そして、その繰り返しの中で、だんだんと自分に自信が持てなくなってしまう。
でも実は、その考え方そのものが悪いのではなくて、
その使い方を少し変えてあげるだけで、気持ちはぐっと楽になるのです。
息苦しさを解消する5つのステップ
ここからは、「賢い人」が自分らしく、穏やかに幸せを感じながら生きていくための方法を、5つのステップに分けてお伝えしていきます。
ステップ | やること | 目的 |
---|---|---|
STEP1 | 正しさを一度手放す | 思考に余白をつくる |
STEP2 | 感情に素直になる | 「感じる力」を取り戻す |
STEP3 | 無能タイムをつくる | 自分を役割から解放する |
STEP4 | あえて「知らない」自分になる | 自分を許す |
STEP5 | 幸せを“設計”する | 日常の中に「快」の仕組みを入れる |
STEP1:正しさを手放してみる
賢い人ほど、「正しさ」にこだわってしまうことがあります。
それは責任感の強さでもあり、倫理観がしっかりしているからこそ、なんですよね。
ただ、ときにその「正しさ」が、自分自身を縛ってしまうこともあります。
こうあるべき
これが正解
他人に迷惑をかけてはいけない
そういった枠の中で、自分を追い込んでしまう。
「正しいこと」から一度離れてみる。
「それ、別に正しくなくてもいいかも」と自分に言ってあげる。
たったそれだけで、心に少しだけ風が通ることもあるのです。
STEP2:感情に素直になってみる
「こんなことで泣くなんて…」
「なんで私はこんなに怒ってるの?」
そうやって自分の感情に「ジャッジ」をしてしまう人はとても多いです。
でも本当は、感情に理由なんてなくて良いんです。
「悲しいから悲しい」
「悔しいから悔しい」
それで、十分なんです。
むしろ、「私はいま、悲しいと思っているんだな」と気づいてあげることで、
少しずつ心が落ち着いていくこともあります。
STEP3:無能タイムを予定に入れてみる
これはとても大切な習慣で
「無能タイム」とは、何の役にも立たないことを、あえてする時間のことです。
推しのYouTubeを見続ける
昼寝をする
くだらない落書きをする
何もしない
役に立たないことを許す。
それは、自分の心と脳に「おやすみしてもいいよ」と伝える行為でもあります。
完璧な自分でいる必要なんてない。
ときどきは「どうでもいい私」でいられる時間があると、ふと気持ちが軽くなるんです。
STEP4:「知らない自分」を認める
完璧を目指す人ほど、「知らない自分」を許せなくなるものです。
でも、知らないことって、実はすごく楽しいんです。
わからないことを聞いてみる
知らない分野の本を読んでみる
初めての場所に行ってみる
そうやって、「わからない自分」を楽しむことができたとき、
人は驚くほど、自然体でいられるようになります。
STEP5:幸せを設計してみる
「いつか幸せになれたらいいな」ではなくて、
今日、今この瞬間から、少しずつ“幸せの習慣”を仕込んでいくことがとても大切です。
日常に取り入れたい“幸せ設計テンプレ”
時間帯 | やること | 目的 |
---|---|---|
朝 | 好きな飲み物をゆっくり味わう | 「今日も悪くないかも」と思えるスタートを切る |
昼 | あえて「無知」になる行動をしてみる | 自分に余白をつくる |
夜 | 推し活や読書など、自分の“快”に集中する | 心と体を整えて一日を終える |
賢さは“幸せの道具”にもなる
賢い人ほど、「考える力」があるからこそ、自分を追い詰めやすくなります。
けれど、その力を「自分を幸せにするための方向」に使うことができれば、
誰よりも自分を満たす生き方ができるようになります。
最後に、あなたに伝えたいこと
つらいと感じるのは、あなたの感受性が豊かな証です
息苦しさは、変えられます
幸せは、作れます
「完璧じゃない自分」を許せたとき、ふっと心が軽くなります
今までずっと頑張ってきたあなたへ。
これからは、頑張らなくても満たされる日常を、少しずつ一緒に見つけていきませんか。
あなたの中にある“やわらかさ”が、きっと幸せを運んできてくれるはずです。
まとめ
私もこれまで、
「賢い人、頭のいい人 は息苦しいことが多いよな。そういう賢い人が、幸せになる方法ってどんな方法があるんだろう?」
そんなふうに思っていました。
賢い人というのは、
複雑なことを深く考えられる
客観的に自己を分析できる
他者との違いに気づきやすい
社会の理不尽さや人間の矛盾に敏感である
といった特徴を持っている方が多いです。
しかし、それらは裏を返すと、
気づきすぎる
感じすぎる
期待しすぎる
正しすぎる
という状態にもつながりやすく、
結果として「感じすぎる人ほど、生きづらくなる」という現象が起きやすくなります。
賢い人が「幸せ」になるために必要なこと
結論から申し上げると、
賢い人が幸せになるためには、思考の使い方を再設計することがとても重要です。
いくら考え抜いても息苦しいままだとしたら、
それは「考え方そのもの」を見直す時期に来ているのかもしれません。
そのために必要なステップは以下のとおりです。
正しさを一度、手放してみる
「正しいことを考えているのに、生きづらい」と感じる方は、
このステップでつまずいてしまうことが多いように感じます。
正しさというのは、ときに幸福の敵になってしまうことがあります。
正しさを重視しすぎると「強者目線」に立ちすぎてしまい、
他者との感覚のズレや、自分への厳しさにつながってしまうのです。
💡解決のヒント
あえて「無知を楽しむ」という姿勢を持ってみることです。
意識的に“情弱”になってみることで、
知らないことへの柔軟さや、学ぶ楽しさが戻ってきます。
「考える」から「感じる」へと切り替える
賢い方ほど、どうしても「考える」ことが得意ですし、そこに安心感を持っています。
しかし、私たちは本来、感情のある生き物です。
感情に蓋をしていると、だんだんと幸せを感じづらくなってしまいます。
💡解決のヒント
小さな「快」に素直になることです。
朝、コーヒーを飲んで「美味しいな」と感じる
推しの配信を見て「尊い」と感じる
朝日を浴びて「今日はなんだかいけそう」と思える
こうした感情を、素直に大事にしてみてください。
“感じることに価値を置く練習”をすることで、
思考の緊張が少しずつ緩んでいきます。
「役割」を脱ぐ時間をつくる
「頭がいいね」「賢いね」と言われてきた人ほど、
無意識に“期待される役割”をずっと演じていることがあります。
知らず知らずのうちに、
「できる自分」「失敗しない自分」でいなければいけないと、
自分を縛ってしまうのです。
💡解決のヒント
あえて「無能タイム」を予定に入れてみてください。
何の生産性もない時間をつくる
お絵描きや落書きなど、くだらないことをする
推し活を思いきり楽しむ
「役に立たないこと」を許すことは、心の自由を取り戻すことにつながります。
賢い人におすすめしたい「幸せ設計テンプレート」
では、どうすれば“幸せになる思考習慣”を日常に落とし込めるのでしょうか。
私がおすすめしているのは、以下のような3つの時間の設計です。
フェーズ | やること | 説明 |
---|---|---|
朝 | “快”を拾う時間 | 朝日、コーヒー、深呼吸など、気持ちよさに素直になる |
昼 | 情弱になる時間 | あえて新しいことに初心者で触れてみる |
夜 | 思考を止める儀式 | 紙に書き出したり、瞑想や推し活などで心を整える |
この流れを意識するだけでも、
思考のループから少しずつ抜け出せるようになります。
頭の良い人ほど、
「幸せになる」というシンプルなことにも、説明や理屈を求めてしまいます。
でも、実は幸せって、
説明された時点で、少しだけ遠のいてしまうものなのです。
私が本当に伝えたいのは、
「幸せになる方法」を探す前に、
「幸せを感じる許可」を、自分に出しているかどうか?
ということです。
だって、考える力があるのに、
自分の幸せには鈍感になってしまうなんて……
少し、もったいないと思いませんか?
私の周りにも、「とても頭が良くて、でも心から幸せそうな人」が何人かいます。
彼ら・彼女らには、いくつかの共通点がありました。
人に頼るのがうまい
わからないフリができる
モラルや正論より、推しや快感覚を大事にしている
つまり、「賢い人」というフィルターを外して、
素の自分でいられる“場所”や“関係性”を持っているのです。
ここまでを、あらためて整理してみます。
✅ 賢い人ほど、生きづらくなりやすいのは自然なこと
✅ でも、その賢さは「幸せをつくる道具」にもなる
✅ 大切なのは、思考を“ゆるめる”習慣を持つこと
✅ “感じる力”を取り戻すことで、生きることが軽くなる
✅ 正しさより、楽しさや快に素直になることで、毎日が少し変わる
もし今、「なんだか苦しいな」と感じているなら、
それはあなたの「感受性」がまだちゃんと生きている証です。
つまり、幸せになれる素質を、すでにしっかりと持っているということなんです。
自分を責める必要はありません。
焦らなくて大丈夫。
ほんの少しずつでいいので、
「感じる練習」を、今日からはじめてみませんか。
私も、昔は頑張りすぎて心も体も限界を超えたことがあります。
でも、そのとき気づいたのは、
「やめること」が、幸せへの最初の一歩だったということでした。
今の日本はたいへん生きづらい世の中です。
どうか、あなたもご自分の感性を、やさしく解放してあげてくださいね。
これからも、あなたが自分らしく幸せになれる、そんな生き方を一緒に追求していきましょう。

ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!
