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初心者必見|『モデリング』と『差別化』はどっちが正解?順番と違いを徹底解説

【はじめに】「モデリングか差別化か」で悩んでいませんか?

「売れている人を真似しろ」と言われる一方で、
「同じことをしていたら売れない」とも言われる。

マーケティングを学ぶと、多くの人が一度はこういった矛盾にぶつかります。
私も例外ではありませんでした。

しかしこの疑問には、「フェーズ」という視点を持つことで明確な答えが出せます。

本記事では、モデリングと差別化の本当の意味と、それぞれのタイミングの違い
さらに、モデリングから差別化へと進化する実践ステップを、初心者にもわかるように丁寧に解説していきます。

モデリングと差別化、いったいどっちが正解なのか?

「売れている人を真似しよう」と教わることがあります。
しかし同時に「売れている人と同じことをしても売れない」とも言われます。

この矛盾に混乱した経験、ありませんか?

実はこの二つはどちらも正しいのです。
ただし、「使うタイミング」=フェーズが違うのです。

モデリングとは何か?マーケティングにおける本当の意味

モデリングとは、成功している人の行動、思考、構成、商品構造、導線などを徹底的に研究し、模倣することです。

自己流でスタートする人ほど、早期に挫折する。

これは私自身、何度も失敗を繰り返す中で痛感した事実です。
最初は「なぜこの文章なのか」「なぜこの順番なのか」を分解して紙に書いて分析していました。

モデリングで得られるもの

項目内容
構成の流れ読者を惹きつけて、最後まで読ませるための流れ
感情の動かし方どのタイミングで何を伝えれば行動を促せるのか
成約までの導線設計読者が自然と申し込むように設計された動線構造
表現のニュアンスどのようなトーンが読者の信頼を得るかを体感的に学べる

差別化とは何か?なぜ必要なのか

差別化とは、他者との明確な違いを見せることです。

ただし、初心者は難しく商品やテーマ自体を変える必要はありません。

例えばラーメン屋が3軒並んでいたとして、味が同じでも以下のような違いで選ばれることがあります。

差別化ポイント内容
店主のキャラクター愛嬌があって話しやすい
提供スピードが速い忙しい人に選ばれる
トッピングが自由自在常連にカスタマイズされる
SNSで話題「バズってるから行く」心理が働く

差別化は、単に「他と違うことをすればいい」という話ではありません。
重要なのは、「なぜ自分から買うべきなのか?」という理由を、読者や見込み客が納得できる形で提示できているかという点です。

多くの人が勘違いしてしまうのは、「奇抜なアイデア」や「他にないジャンル」で勝負しようとして、かえって独りよがりな発信になってしまうケースです。
差別化はあくまで、相手目線で価値が伝わる形で行わなければ意味がありません。

また、最初から差別化ばかり意識しすぎると、何が正解か分からなくなり、自分の軸を見失ってしまいます。

そのため差別化は、「ある程度の反応が取れたあと」にじっくりと考えていくのがベストなタイミングです。

差別化は、“違いを作ること”ではなく、“違いを伝える技術”とも言えます。
そしてそれは、あなたの言葉や、経験、スタンスの中に、すでに眠っていることがほとんどです。

「矛盾」しているようでしていない理由

実はモデリングと差別化は順番の違いにすぎません。

  • モデリング:最初の土台作り

  • 差別化  :ある程度結果が出た後の次のステージ

この“進化の順番”を間違えると、

「誰の真似をしても売れない」
「差別化してるのに刺さらない」

といった“中途半端”な状態になります。

なので「最初はモデリング」「後から差別化」と覚えておくことが大切です。

【フェーズ別】マーケティング進化図解

下記に、マーケティングにおける発信の進化を表にまとめました。

フェーズ状態目的行動
フェーズ1完全初心者学ぶ・慣れるモデリング・スワイプ・完コピ
フェーズ2経験が出始めた段階反応を見る・検証する投稿に反応がある型を見つける
フェーズ3一部で反応が取れてきた状態自分の軸を持ち始めるモデリングを“ズラす”
フェーズ4指名買いが起こるようになってきた状態ブランド化キャラクター性・世界観を打ち出す

 モデリングから差別化へ:5つのステップ

ステップ内容
① 完コピフェーズトップ発信者のすべてを模倣(構成・導線・話し方など)
② 反応分析投稿ごとのいいね・保存・コメント数から「型」を発見
③ ズラし導入成果の出た型の中で、語り口・ストーリー・表現などを自分のトーンに調整
④ ブランド化世界観を作り始める(SNS名・プロフィール・言葉遣いに統一感を)
⑤ 屋号化「あなたから買いたい」と言われる状態へ(例:「めあり式」「ねここの〇〇」など)

この5つのステップは、「ゼロから売れる自分」になるまでの進化の道筋です。
多くの人が、モデリングの段階で「このまま真似し続けていいのかな…」と不安になりますが、焦る必要はありません。

最初は徹底的に真似て、成功パターンの型を自分の体に染み込ませることが何よりも重要です。
そこから、少しずつ「自分の感情」や「体験談」を織り交ぜていくことで、“ズレ”が生まれ、それがあなたらしさ=差別化につながっていきます。

つまり、差別化はある日突然生まれるものではなく、モデリングの先に自然と現れてくる“自分だけの色”なのです。

この5ステップを意識して進むことで、あなた自身の「屋号」とも言える唯一無二のブランドが、着実に育っていきます。

モデリングで失敗した私の体験

当時、私はインフルエンサーの投稿を完全コピーして発信していました。
初月はフォロワーが増え、PVも伸びました。

しかし…1円も売れなかったのです。

なぜなら「違い」が一切なかったから。
読者は、「似ているなら本家から買えばいい」と思うからです。

その後、「自分の体験」「自分の言葉」「自分の感情」を載せるようになってから、
ようやく「ねここさんの文章、心に残る」と言われるようになりました。

「差別化」は“ズラし”である

差別化とは、突飛なことをすることではありません
ほんの少しの“ズラし”で十分です。

  • 同じ構成でも語り口を変える

  • 同じテーマでも切り口を変える

  • 同じ商品でもストーリーで見せる

こういった工夫によって、「この人らしさ」が自然に出るのです。

よくある疑問とその答えを、ここで整理

モデリングと差別化について話すと、読者の方からよく聞かれることがあります。
まず一番多いのが、「モデリングとパクリって、どう違うんですか?」という疑問です。
この2つの間には、実は明確な違いがあります。

モデリングは学ぶための行為であり、相手の構造や意図、戦略を理解し、自分に応用するために行います。

一方、パクリは楽をするためのコピーであり、理解もせずにそのまま使う行為です。
結果的に、モデリングは成長につながり、パクリは信用を失うという違いが生まれます。

次に多いのが、「差別化ってどうやって見つければいいのか分からない」という悩みです。

差別化は“ゼロから考えるもの”ではなく、実はあなたの中にすでにあることが多いのです。

たとえば、「自分が過去に挫折した経験」や「これだけは譲れない想い」「人に褒められた表現」など、自分では当たり前だと思っている部分が、他の人にとっては魅力的に映ることがよくあります。

つまり、自分の当たり前の中に、差別化のヒントが眠っているのです。

また、「初心者の自分にも差別化は必要ですか?」という質問もよく寄せられます。
この答えは明確で、最初の段階では差別化を考える必要はありません

まずはモデリングに集中し、型を身につけ、投稿の反応を見ながら徐々にズラしていけばOKです。
経験が増えてきた頃に、“違い”ではなく“自分らしさ”を軸にしていくことが、自然な差別化の形になります。

これらの疑問は多くの人が通る道です。
だからこそ、自分の悩みや不安に焦らず、フェーズに合った行動を選ぶことが、継続と成長への鍵になります。

まとめ:今のあなたに必要なこととは?

もし今、あなたが「真似してるのに売れない」「自分らしさがわからない」と悩んでいるなら、
あなたはフェーズの狭間にいます。

  • モデリングだけでは限界を感じ、

  • 差別化しようにも自信がない

そうしたタイミングこそ、「成長の証」です。
今は焦らず、自分の投稿の“反応”を見ながら、“ズラし”を意識してみてください。

私も、差別化で昔はよく悩んでいました。

・モデリングが大事、最初は模倣から、ロールモデルを探せ、自己流はだめ

これと

・売れてる人と売るものも導線もジャンルも被ってたら売れないから差別化が必要!

この2つって結構、矛盾があるじゃんと。

「モデリングって大事!模倣から始めよう!」って言われる一方で、
「売れてる人と被ったら売れないから差別化が必要だよ!」と強者はいうわけです。

「どっちやねん!!!!」ってなりますよね?笑

でもね、実はこれ、矛盾してるようで「フェーズが違うだけ」なんだってことに気づいて私も救われたんです。

なので、ステップ1→2→3と進むことを意識してください。

フェーズ①:まずは「模倣」や「モデリング」で“基本設計”を学ぶ

最初の段階では、自己流で突っ走るのはただの事故。これはわたしも本当に痛感しました。

わたしがまだ駆け出しだったころ、うまくいってる方のやり方をとにかくスワイプして、ベンチマークして、「なぜこの一文をこう書いてるのか?」を紙に書いてました。

ここで学ぶのは、

  • 見せ方の流れ

  • 提案の仕方

  • 感情の動かし方

  • 成約までの構成

つまり「商売の骨格」のようなもの。

このフェーズでは”差別化”なんて考えなくていい。むしろ考えない方が伸びるわけです。

フェーズ②:「ある程度の経験と実績がついたら差別化を考える」

そしてある程度売れるようになったら、差別化が必要になります。

「商店街の中で自分のラーメン屋を出す」ってイメージが大事。

有名店と全く同じラーメン出しても行列には勝てないけど…

  • 愛嬌ある店主

  • めちゃくちゃ早く出てくる

  • 店主がラーメンのトッピングに全力

みたいな「ちょっとズラし」や「店主の人柄」が差別化になるんだよね🍜

だから「モデリングは入口」で「差別化は中級者以降に必要な出口」って感じです。

わたしのおすすめの発信方法(実体験ベース)

  1. 最初は”徹底的に模倣”でOK

    • トップ発信者の「構成・話し方・導線・商品」をモデリングしよう。

    • ただし、自分の体験や感情は”自分の言葉で”語ってね!

  2. 「経験と反応」をためてから、差別化を意識していく

    • 「あ、こういう投稿が反応いいんだ!」ってのが見えてきたら、それを軸にオリジナル化。

    • 差別化って「ゼロ→イチ」じゃなくて「イチ→ニ」の感覚。

  3. 差別化は“違い”じゃなくて“らしさ”で見せる

    • 被っててもいい。「〇〇さんっぽさ」で買ってもらうのが、理想の差別化。

「最初は“完コピの職人”でいい。そこから“自分の屋号”を出すことで、職人から店主に昇格するんだよ。」

「矛盾してる」って思って悩んでるあなたは、すでに“考える力”がある証拠です。

たぶん今、フェーズの狭間にいるからこそ生まれてる違和感なんです。

焦らなくて大丈夫。どっちも必要で、順番があるだけ。

わたしも4年間、そうやってコンテンツ販売業から始めてきたからこそ今があります。

だから、あなたも「模倣から学び、やがて差別化へ」という“進化の順番”を意識してみてくださいね🐾

 

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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ちびねこ
ちびねこ

ここまで読んでくれて
感謝だにゃ〜!

ねここ
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それでは、また次回の
記事でお会いしましょう!

著者プロフィール:ねここ(noteも執筆中!


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