はじめに:なぜ「単発」で終わってしまうのか?
副業やSNS発信で、最初の一歩を踏み出しても、継続的に売り上げが上がらない。
これ、誰もが立ち止まる悩みですよね。
私自身も、最初は
「どうやって売ればいいのかわからない」
「投稿しても反応がない」
「教材を読んでも実践に落とし込めない」
と感じていた時期がありました。
特に、ビジネスを始めたばかりの方が陥りがちなのが「単発屋」状態です。
一度は売れても、再現性がなく、次が続かない。つまり、安定収益につながらないのです。
本記事では、その「単発屋」から抜け出すための思考法と、「月収100万円を安定させるための教えるステップ」について解説していきます。
単発屋とは何か?その実態と末路
副業を始めたばかりの頃は、「初収益」や「初成約」など、ひとつひとつの成果が嬉しいものです。
しかし、多くの人が「単発」で終わってしまうのが現実です。
単発屋の特徴
項目 | 内容 |
---|---|
売上の発生頻度 | まぐれで1回だけ売れたことがある |
商品構成 | 自作教材や再販教材1つのみ |
発信の目的 | なんとなくの投稿、反応頼み |
セールス | 売る時だけ頑張る、継続フォローなし |
継続性 | 投稿が止まりやすく、1ヶ月後には姿が見えない |
単発屋は、たとえ教材やスキルがあったとしても、「売れる構造」を持っていない、というのが大きな問題点だったりします。
安定収益を作るために不可欠な「7ステップ」とは?
そこで、私が最近よく提唱しているのが、「日給3万円(月収90万円)」を実現するための7ステップです。
このステップが揃っている人だけが、月100万円という成果を「安定的」に実現できます。具体的には…
月収100万円のための7ステップ
ステップ | 内容 | 役割 |
---|---|---|
① 商品を持つこと | 教材・講座・再販商品など | 販売対象 |
② 商品を売るレターを用意すること | LP・セールス文章 | 教育・販売 |
③ 無料プレゼント記事を用意すること | 無料レポート・電子書籍 | 教育 |
④ 運用・日々の投稿 | SNS・ブログ・Xなど | 集客 |
⑤ メルマガ運用 | メールマーケティング | 信頼構築・教育 |
⑥ ステップ配信 | ストーリー型セールス | 自動教育 |
⑦ メディア構築 | ブログ・YouTube等 | 長期集客 |
①の「商品を持つ」という段階においては
こちらのメルマガ講座や
↓
「ビジネスで売れる商品を
持てるようになる方法を解説するメール講座」
こちらのメルマガ講座で
↓
「在宅ワーク始め方解説メール講座」
解決策はすでに出しているのですが
この7つのステップのうち、②〜④が「人に教えられる」ようになるかが、単発で終わるか、この先も安定して稼げるかの分かれ道になります。
なぜ②〜④のステップが教えられないと稼げなくなるのか?
実は、多くの人が②〜④でつまずきます。
理由は単純で、誰も無料で教えてくれないからです。
成約するレターの書き方が分からない
無料プレゼントの作り方がわからない
投稿しても反応がなく、自信がなくなる
メールの書き方もよくわかっていない
これらは「売れる流れ」の中でも超重要な要素です。
しかし、これを教える側に立てる人が少ないため、再現性がなかなか生まれないのが、実践者が少ない理由です。
初心者→講師への「ステージチェンジ」がすべてを変える
安定収益を生むには、「売れる人」から「教えられる人」になる必要があります。
教えるという行為は、自分の理解を深め、相手の理解も促し、結果として信頼と収益を生みます。
教える人になるメリットには、以下のようなメリットがあります。
自分のブランド価値が上がる
高単価商品の販売が可能になる
再現性が生まれ、ビジネスが楽になる
教材化・講座化など収益の多様化
サポート、コンサル生を取った時に人にちゃんと教えられるから信頼が上がる
ですが、現実は「教えられる人」は少なく
「教材に書いてあるでしょ〜はい終わり」で、済まされてしまう人がとても多いのです。
教えられる側の心得
私がこれまで数百人以上の発信者や副業家を見てきて、強く感じることがあります。
それは、教える側になるためには、教えられる側の心得もしっかり持っておく必要があるということです。
教えられる側の心得には、このようなものがあります。
項目 | 内容 |
---|---|
聞く姿勢 | 最後まで相手の話を聞く(途中で自己解釈しない) |
質問の質 | わからないをそのままにしない/抽象→具体を求める |
実践速度 | 習ったらすぐ試す/形にする前提で聞く |
素直さ | 反射的に否定しない/自分の枠を超えて受け止める |
「学ぶ姿勢」のない人は、成果が出ない
副業やビジネスで結果を出せない人の99.9999%が、“聞かない”人です。
自分のやり方に固執する
フィードバックを素直に受け取らない
人のアドバイスに対して、言い訳から入る
質問をそもそも自分からしない
特に4つ目は
- 「声をかけてくれないから、こっちも声をかけない」マインドを持っている
- そんな人が多いです。
こういう方は一見「プライドが高いだけ」ですが、もっと本質的には
「自分の価値を上げたい欲」にとらわれて、相手の意図を受け取れていないんです。
・何につまづいているのか
・どこまで進んだか
・何をするべきか
・自分の作業の進め方は合っているか
これらを自分から進んで一報入れる人だけが、うまく伸びていく人です。
教える側は一度に何人も相手をしているのは当然です。
そのことを頭に入れて「自分から今の状況や疑問点をシェアしにいく」勇気を持っている人だけが成長できます。
素直な人は伸びる。その理由は「スピード」にある
素直に「はい、やってみます」と受け止める人は、驚くほどの速さで結果を出します。
それはなぜか?というと
シンプルに、無駄な抵抗をせずに、行動に移すからです。
言い換えれば、ビジネスの成果とは
「行動までのスピード × 継続性 × 誤差修正の早さ」で決まります。
このうち、“スピード”を持つ人は、どんどん成果を積み上げていくことができます。
教えられる=自分を俯瞰できる人
教えられる側になるということは、
「自分はまだ知らない」
「自分の枠を越えてみよう」
と、素直に認める姿勢です。
これは「自己否定」ではなく「自己伸長」のために必要なマインドセットです。
「わかったつもり」が一番の成長ブレーキ
何度も学んだテーマ、聞いたことのある言葉。
「それ知ってる」と思って聞き流した瞬間に、成長は止まります。
でも、本当に理解しているなら、もうすでに「人に教えられている」はずです。
「わかってる」なら、なぜ収入が安定していないのか?
「知ってる」なら、なぜ売上が継続しないのか?
その問いから目を背ける人は、
いつまでも“学んでる風”で終わってしまいます。
教える側になるには、教えられる側として“吸収する姿勢”が絶対条件
これまで数々の成功者を見てきましたが、彼らに共通しているのは、
「ずっと誰かに教えられ続けている」ということです。
一流の人ほど、学ぶ姿勢を持ち続けています。
つまり、「学ぶ⇔教える」の循環の中にいない人は、必ずどこかで止まります。
だからこそ、あなたが今後「教える側」を目指すのであれば、
まずは“教えられる側”としての在り方を、見直すことも忘れないでください。
それが、「単発屋で終わらない」未来のスタート地点になります。
単発屋と安定収益者の違いまとめ
項目 | 単発屋 | 安定収益者 |
---|---|---|
売上の発生 | 突発的・偶発的 | 構造的に継続 |
教える力 | なし | 体系的に指導可能 |
ビジネスの再現性 | 低い | 高い |
顧客の満足度 | 一過性 | 長期的な信頼構築 |
収益の形 | 小売りのみ | 教材化・コンサル・講座展開 |
まとめと今やるべきアクション
単発屋から抜け出し、安定収益を得たいなら、
「教えられる力」を育てることが最優先です。
今はまだ、うまく言語化できないこともあるかもしれません。
でも、自分が実践したステップを誰かに伝えられるようになったとき、
あなた自身のビジネスにも、まったく新しいステージが訪れます。
「でも私なんかが教えるなんて…」
そう感じるのは当然です。私もそうでした。
けれど、伝えることで自分の理解が深まり、
相手に喜ばれることで自信が生まれ、
「必要とされる喜び」と「収入の安定」がセットで手に入るようになるのです。
これは、誰かに勝つための戦いではありません。
これは、大切な人を守るための、静かな決意の積み重ねでしかないのです。
【行動チェックリスト】
今、自分はどのステップまでできているかを明確にする
②〜④のステップを「人に説明できるか?」自問する
教えるための「自分の教材」や「指導メモ」を作ってみる
教える力がなければ、単発の売上に終始し、
思うように時間もお金も自由になりません。
そしてそれは、
「大切な家族を守る力を、手放す選択をしている」ことにも繋がります。
安定した収入の作り方を知らなければ、
突発的な出費や、将来の不安に、ずっと振り回され続けることになります。
そうならないためにも、
“教えられる人”になるという選択が、
これからの自分と家族の未来を守る大きな一歩になるはずです。
あとがき ― 成功に「いつか」はない
私がいつも作業をするときに
自分に自問自答している言葉があります。
それは
あなたの大事な人は、
あなたが成功するその日まで、のんびり待っていてくれるでしょうか?
という言葉です。
いつか、うまくいったら。
いつか、まとまった時間がとれたら。
いつか、やる気が出たら。
その「いつか」が来る日まで、
明日も変わらずに、自分の大切な人が
笑顔で隣にいてくれるという保証は、どこにもありません。
人生は、あまりにも不確かです。
だからこそ、本当に大切なものを守りたければ、悠長なことは言っていられないのです。
「今日も疲れたから」
「今はモチベーションが上がらないから」
そうして一日を流してしまったその代償が、
もし“二度と取り返しのつかない喪失”だったとしても、
あなたは本当に、笑ってそれを受け入れられるのでしょうか?
私は、できません。
だからこそ、私は思うのです。
「1秒でも早く、叶えなければならない」と。
夢でも、成功でも、収入でもない。
守りたい人を守れる力を、手に入れるために。
「学ぶ」のではなく、「動く」ために。
「準備する」のではなく、「作る」ために。
あなたの成功は、あなた自身のためだけじゃない。
誰かの未来を、今日守るために必要な行動です。
どうか、その一歩を、今この瞬間から踏み出してみてください。
